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シュヴァルツェスマーケン みんなのレビュー

  • 原作:吉宗 鋼紀, 文:内田 弘樹, イラスト:木菟 あうる, キャラクター原案:CARNELIAN
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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
7 件中 1 件~ 7 件を表示

シュヴァルツェスマーケン 3 縹渺たる煉獄の彼方に

2015/09/16 09:49

義妹によるハニートラップ発動か?

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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

BETAに包囲された要塞により残された国家人民軍第666戦術機中隊「黒の宣告<シュバルツェスマーケン>」のファム・ティ・ラン中尉とカティア・ヴァルトハイム少尉を救出し、テオドール・エーヴェルバッハ少尉は中隊長アイリスティーナ・ベルンハルト大尉の描く未来像に賭けることを選択した。
 そんな彼らのもとに、かつてテオドールと共に西ドイツに亡命しようとし、国家保安省により殺されたはずの義妹リィズ・ホーエンシュタイン少尉が、中隊への補充要員としてやってくる。実は彼女は死んでいなかったのだ。

 だが、タイミングといい、都合の良さといい、そこに国家保安省の思惑が絡んでいないとは思えない。ひょっとすると彼女は、情報提供者どころか、国家保安省により教育されたスパイになっているのかも知れない。義妹によるハニートラップの可能性を考慮しなければならない状況になったテオドールだったが、アイリスティーナという希望を見いだした彼に、逃げるという選択はあり得ない。
 一方、アイリスティーナに見とれるテオドールを見て、カティアはモヤモヤするものを感じていた。そんなとき、第666戦術機中隊に、ワルシャワ条約機構軍として、国連統合軍、欧州統合軍、アメリカ軍との共同による、ポーランドにおけるBETA漸減作戦への参加が命じられることになる。

 強固な軍人としての側面だけでなくプライベートな側面も見せるようになったことで、テオドールはアイリスティーナに好意を持つようになる。だがそれが、カティアにはなにやら面白くない。それに加え、彼らの関係に飛び込んでくる義妹という存在は、絶望的な戦場に一服の清涼剤をもたらしてくれるだろう。

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シュヴァルツェスマーケン 5 紅蓮なる弔鐘の中で

2013/05/05 22:30

光が見えない

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テクノ坊 - この投稿者のレビュー一覧を見る

4巻から続く絶望が更なる絶望となって読者の脳髄を直撃。
BETAという人外の敵との戦争において、人間の本性が見え隠れしてドキドキハラハラしながらページをめくってしまう。
次の巻では少しでも人類に希望が持てる展開であって欲しい。
死なないで、どうかみんな死なないで。

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シュヴァルツェスマーケン 4 許されざる契りのために

2015/09/30 15:04

崩壊の序曲

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

国連統合軍、欧州統合軍、ワルシャワ条約機構軍、アメリカ軍共同による、ポーランドBETA漸減作戦「海王星作戦」を辛くも完遂させ、東西両陣営に国家人民軍第666戦術機中隊「黒の宣告<シュバルツェスマーケン>」ありと知らしめたことによって、その政治的地位も上昇した。特に、東西の架け橋となったカティア・ヴァルトハイム少尉や、中隊長アイリスティーナ・ベルンハルト大尉、テオドール・エーヴェルバッハ少尉の発言権は増したかに見えた。
 だが、間髪を入れずに国家保安省武装警察軍のハインツ・アスクマン中佐が駐屯地を訪れ、リィズ・ホーエンシュタイン少尉に情報提供者としての疑いを増させるような、不和の種をばらまいていく。

 中隊付き政治将校のグレーテル・イエッケルン中尉がついにデレた。でも、死亡フラグとしか思えない。そしてリィズはいよいよ孤立し、唯一の楔としてテオドールへの傾倒を深めていく。彼女の過去エピソードを短編にしたら、たいそう鬱なものになるだろうな。
 いよいよ、東ドイツ崩壊の序曲が聞こえてきた。

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シュヴァルツェスマーケン Requiem #1 祈り

2015/09/25 09:20

つながる過去と現在

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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

戦場に生きる兵士の現在を形作った日々のエピソード集だ。

「死の都にて」
 BETAに包囲され補給も途絶えがちになったポーランドの基地で、シルヴィア・クシャシンスカ少尉はまだ希望を失っていなかった。戦時任官の中隊長となったイレナ・マリノフスキー少尉が、凍死や餓死の危機に直面している逃げ遅れた市民たちを助けるという理想を掲げ、戦線を立て直したワルシャワ条約機構軍が救援に駆けつけてくれると説いていたからだ。
 しかし目の前の戦況は圧倒的に不利で、彼女たちには包囲網を突破する手段、戦術機がある。その誘惑に耐えられるものは少ない。それは彼女たちの友人であるはずのカーヤ・ザヨンツ少尉も例外ではなかった。そして、正論は多数の暴論の前に蹂躙される。

 第666戦術機中隊のシルヴィア・クシャシンスカ少尉の現在を形作った事件が語られる。


「焦土の花、幸せの理由」
 アネット・ホーゼンフェルト少尉は歯がゆかった。地主貴族(ユンカー)の血をひくイングヒルト・ブロニコフスキー少尉が、自らの出自が虐げられるままに、自分自身すらも卑下して生きていることが。そんなとき、イングヒルトの幼なじみの少年が彼女の前に現れ、彼女に告白をしてくる。
 即座に断ろうとするイングヒルトに対し、アネットは半ば強引に、彼女たちのデートの約束を取り付ける。


「鋼鉄の墓標 シュルトヴェンベルク 一九八一」
 戦車兵クルト・グリーベル二等兵の搭乗する戦車に、補充兵がやってくる。その補充兵、アンナ・タルコフスキー二等兵は、周囲の兵士たちが第666戦術機中隊を死神と揶揄するのを聞いても、彼らの心境を慮る配慮を見せることができる、不思議な少女だった。
 はじめは彼女を理解できなかったクルトだったが、アンナの抱く思いを知り、徐々に彼女に惹かれる自分を自覚するようになる。しかし戦況は、彼らに甘い時間を許すものではなかった。最前線の象徴である第666戦術機中隊が飛来し、彼らの戦車大隊も過酷な戦場に投入されることとなる。

 カティアの救いとなった一人の兵士を作り上げた日々の物語。


「アネットの憂鬱」
 合同作戦を何とか生き残ったカティア・ヴァルトハイム少尉、リィズ・ホーエンシュタイン少尉、アネット・ホーゼンフェルト少尉は、負傷したテオドール・エーヴェルバッハ少尉のお見舞いをしていた。今日こそは素直に感謝を伝えようと思うアネットだが、口を開けば衝いて出てくるのは悪態ばかり。
 そんな彼女に、リィズは調達してきたコスプレ衣装を渡す。それはナース服だった。気の迷いから着用してしまったアネットは、本物の看護兵と間違えられ、テオドールのお世話をすることになってしまう。

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シュヴァルツェスマーケン 2 無垢なる願いの果てに

2015/09/16 09:30

言葉では変えられない現実の重み

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

西ドイツから亡命してきたはずのカティア・ヴァルトハイム少尉は、実は5年前に東ドイツで起こされたクーデター「月光の夜」事件の首謀者アルフレート・シュトラハヴィッツ中将の忘れ形見だった。彼女を助けたテオドール・エーヴェルバッハ少尉は、国家人民軍第666戦術機中隊「黒の宣告<シュバルツェスマーケン>」中隊長アイリスティーナ・ベルンハルト大尉の命令もあり、そんな危険人物の身の安全を図れなければならない。
 しかし彼にとっても、それは贖罪の機会でもあった。かつて、妹や両親を拷問に負けて国家保安省武装警察軍に売ったも同然のテオドールは、カティアに妹の影を重ねていたのだ。同時に、再び密告され、拷問にかけられるかも知れない恐怖も感じながら…。

 そんなとき、ベアトリクス・ブレーメ少佐を擁するモスクワ派と、ハインツ・アクスマン中佐を擁するベルリン派の派閥抗争に巻き込まれ、BETA侵攻のまっただ中で、カティアは地上戦のど真ん中にたった一人で置き去りにされることになる。そこで彼女は、理想と現実のギャップをこれ以上ない形で思い知ることになるのだった。

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シュヴァルツェスマーケン Requiem #1 祈り

2012/08/16 14:54

安定の面白さ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:zest - この投稿者のレビュー一覧を見る

「CROSS OPERATION」に収録された短編が3つと3巻の後日談の書き下ろしが1つの計4つの短編が収録されています。私は「CROSS OPERATION」を読んでいなかったので、楽しめましたが、読まれている方には少し物足りないかもしれません。 書き下ろしはアネットの●●●姿が!?何故挿絵がない・・・
シュヴァルツェスマーケン面白いので本編も是非

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シュヴァルツェスマーケン 1 神亡き屍戚の大地に

2015/09/15 16:17

助けた少女の握る秘密

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

東西冷戦という人類同士の政治対立に加え、人々は新たな脅威に直面することとなった。その存在は、異星起源種BETA。突如地球に襲来したそれは、人類を滅亡の際に追い込みつつあった。
 戦線を後退させながらも各地で抵抗を続ける拠点のひとつ、東ドイツの国家人民軍第666戦術機中隊「黒の宣告<シュバルツェスマーケン>」に所属するテオドール・エーヴェルバッハ少尉は、過去への後悔と恐怖が、彼に他人と親しく関わらせない生き方を選ばせていた。そしてその経験が、中隊長であるアイリスティーナ・ベルンハルト大尉に対して嫌悪を抱かせる理由ともなっている。

 いつもの様に地上の味方を見捨てながらも戦略的目的を達成し、帰還した彼らに下った命令は、BETAに襲われる国連軍の救援だ。アイリスティーナと共に向かったテオドールは、そこで唯一の生き残りだった、西ドイツに所属するカティア・ヴァルトハイム少尉を助け出す。
 損耗した中隊戦力を回復させるため、アイリスティーナは彼女を中隊に組み込み、テオドールに指導を任せるのだが、カティアの言動は、東ドイツでは許容されないものだった。

 結果、国家保安省武装警察軍のベアトリクス・ブレーメ少佐の介入を招く。それはあまりにも大仰な対応に思われたのだが、実際、カティアにはある秘密があった。

 世界観を知っている前提でストーリー構成されているので、初見で読む場合には出来事を追っていくことくらいしか出来ないだろう。

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