司法の男【イラスト入り】 みんなのレビュー
- 水原とほる, 兼守美行
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紙の本司法の男
2021/10/20 07:24
言葉で伝えるのは大切
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
「防人の男」の続編です。
(「防人の男」を読んでから読んでください)
前作のレビューでラブな感じは薄いって書きましたが、
今作は礼一の仕事とラブの割合が適度融合を見せてました。
ラブというか「気持ちを言葉にせずに(できずに)ぐるぐるする男達」って
ところでしょうか。
礼一視点なので大守の心の葛藤は礼一が見える部分でしか描かれてませんが
しっかり伝わってくる。
いや、お互いぐるぐるしてないではっきり言えば良いのにーって感じです。
蟻地獄のようなぐるぐる感です。
礼一の左遷直後に別れた男も出てきたり、
(礼一とやり直す気まんまんだし)
登場したときからこの人やばいと思った新城はやっぱりだし
(思ったより積極的でびっくり・・・
でもこの人はこの人で別作品として読んでみたいキャラ)
礼一はちょっと脇が甘いし・・・。
大守の苦悩は想像に難くないです。
言葉にする大切さや
お互いの大切さを考えたみたいです。
まあ、雨降って地固まるってところでしょうかね。
大守の祖母の火箸ネタくるよねーってずっと思ってましたが
やっぱりきたーってひそかにぐっと手を握りました。
(大守祖母は素敵でチャーミングな女性だと思う)
☆3.5評価の4
紙の本司法の男
2018/05/07 07:46
防人の男の続編
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投稿者:tix - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作では恋人とは言えないような曖昧な関係で終わった二人。
本作では礼一が本庁に返り咲いたことで二人の間に物理的な距離ができます。
礼一が二人の関係を不安に思いながらも特捜で防衛省の捜査に励み、
仕事に対する思い、大切な人に対する思いを見つめ直していくという話。
今回は検事の仕事がメインなので、前作より分かりやすかったです。
ただ、T市から都内に戻って、礼一が
昔の男(嫌いで別れた訳ではないいい男)やら
尊敬できる上司(ゲイでプライベートもカッコイイ)やらに
もてまくっていて、ちょっと少女漫画チック・・・。
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