アンドロイドは電気羊の夢を見るか? みんなのレビュー
- フィリップ・K・ディック (著), 浅倉久志 (訳)
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2023/10/11 11:01
現代の抱える病への先見性が光る
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投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る
不朽の名作に名を連ねる一冊は読まねばと思い、思い出したら手に取るようにしている。
正直、終始のシーンがどう繋がっているのかわっかんねえなあ、と思いながら読み終えたが、作中に散りばめられた要素は光るものを感じた。心理状態を調節するマシン、他者との共感性に浸れるマシン、荒廃した地上では動物が激減していて人間性を維持するために動物を飼うのがステータスになっている社会。放射能汚染による後天的な障碍者たち。パッと思いつくだけで、現代の病巣が満載だ。
火星から脱走したアンドロイドたちは、共感性に乏しいとされる。身体構造的にも明確な違いがあるとされるが、それもいずれ克服されると作中で示唆された。そのとき、生命と機械の境界は一体どうなるのだろう。両者の見分けがつかなくなったとき、人は安らげる時代に至れるのだろうか。
2020/06/20 23:11
映画とはかなり異なる
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投稿者:のび太君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画とはかなり異なる。私は映画版の方が好きだった。技術がどうなっているかと言うことよりも精神的な方をかなり重要視していると思った。
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