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遙かなる地球の歌 みんなのレビュー

  • アーサー・C・クラーク (著), 山高昭 (訳)
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みんなのレビュー4件

みんなの評価3.6

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本遙かなる地球の歌

2020/08/19 19:31

起伏がなさ過ぎると思った

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のび太君 - この投稿者のレビュー一覧を見る

クラークの作品の中では、「幼年期の終わり」や「楽園の泉」が好きなのだが、この作品には名前を挙げた2作のような力が感じられなかった。

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紙の本遙かなる地球の歌

2001/08/24 03:06

遠い宇宙の彼方で、失われた地球を想う……

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トリフィド - この投稿者のレビュー一覧を見る

 遠い宇宙の彼方で、失われた地球を想う……。

 ほとんど感傷的といっても良いシチュエーションだ。しかしやっぱりホロリと来てしまう。

 太陽の爆発により地球が失われて久しい遥かな未来、牧歌的な暮らしを謳歌する楽園の植民星サラッサに、地球から最後に脱出した巨大な宇宙船マゼラン号が補給のため立ち寄る。しばしの滞在ののち、補給を終えたマゼラン号は、過酷な任務が待つ目的地へと旅立つ。マゼラン号とサラッサの人々の出会いと交流、そして別れが描かれる。

 例によって驚天動地の展開などはない地味な作品ではあるが、なぜかときどき手に取って適当なページを開き、そこから読みはじめてしまう本である。

 淡々とした語り口の中に深く静かな感動を呼び起こすクラーク節が好きな人は、ぜひ読まれたい。

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紙の本遙かなる地球の歌

2000/11/01 13:50

ファンならわかる盛りだくさんな内容、でも情感たっぷり

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あつぼん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 滅亡する地球から遥か彼方の植民星を目指す宇宙船が立ち寄った星には、以前に地球から遺伝子の形で「播種」された人類が文化を築いていた。相手に与える影響を気遣いながらも友好的な遭遇を果たすが…、という話。
 さして分量のある作品ではない(長編ではあるが1冊)のに中身は盛りだくさんな印象。しかし書き込みが足りないということは全くない。
 著者のファンであればわかる色々なネタが盛り込んであるそうなのだが、そこまではフォローできなかった。とはいえいくつかの主要な作品は読んでいるので、あまり書き込まれていなくてもすんなり受け入れられたのかもしれない。
 血湧き肉踊ることは全くない淡々とした語り口(話は結構劇的に展開する)だが、ストーリー・情感(詩情)ともにたっぷりと魅力をたたえた作品。

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紙の本遙かなる地球の歌

2011/03/06 22:20

再会と別れ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Tucker - この投稿者のレビュー一覧を見る

太陽のニュートリノ観測により、太陽の寿命が考えられていたよりはるかに短い事が判明。

人類は胚やDNA情報を載せた播種用宇宙船を建造し、次々と新天地へ送り出す。
その新天地の一つである惑星サラッサでは、新しい人類が誕生し、安定した社会が作られていた。

そして、長い平和が続いた後、サラッサの軌道上に一隻の宇宙船が現れる。

それは地球に残った最後の人々を載せた宇宙船マゼラン号だった・・・

「ファースト・コンタクト」というより、大航海時代の西洋人と南洋の島々に住む人々との出会いに近い。
惑星サラッサは、ほとんどが海、陸地は島が2,3つほど、という設定で、その島も実際の南洋の島々をモデルにしていると思わせる。

マゼラン号が惑星サラッサに立ち寄った目的は、光速の数%という速度で移動する宇宙船を守るための「バリア」の材料を補給すること。
ちなみにその「バリア」というのは「氷」

幸いマゼラン号の乗組員は、サラッサ人と友好的に出会い、補給作業も手伝ってもらえることになった。
ただし、必要とする氷は、10万トン。

さすがに作業には、チョイチョイと終わるようなものではなく、2年ほどかかってしまう。
これだけの期間があれば、何が起きるかは容易に想像がつくだろう。

マゼラン号の乗組員とサラッサ人の色恋沙汰等のトラブル、乗組員の反乱・・・

しかも宇宙船の名前からして「マゼラン号」であるし、反乱を企てる人物の名前は「フレッチャー」(バウンティ号の反乱者のリーダー)だったりする。
(この事は、物語中で触れられている)
ちなみに「マゼラン号」の目的地の惑星の名前は「セーガン2」は、天文学者のカール・セーガンが由来。その他、人の名前などでは、いろいろ「遊び」が感じられる。

そして、人間同士の問題だけでなく、サラッサの海の中にも謎めいた先住生物がいる事が判明する。
ただ、この件は、あってもなくても物語上、あまり影響はないので、どうも取って付けたような感じがする。
本作はもともと短編から何度か書き直されているので、その辺りが影響しているのかもしれない。

全体として「ドロドロ」というより「サラリ」とした感じで終わってしまうのだが、だからと言って「つまらない」というわけではない。
特にタイトルと同じ名前の章は、さすがは大御所、という感じだった。

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