SYNC なぜ自然はシンクロしたがるのか みんなのレビュー
- スティーヴン・ストロガッツ (著), 蔵本由紀 (監修), 長尾力 (訳)
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2020/01/23 08:59
数学のもつ驚くべき力を絶妙の比喩を駆使して紹介した、まさに現代数理科学の最前線をいく一冊です!
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、楽しみながら理数分野の教養が身に付くと大人気の「ハヤカワ文庫ノンフィクション<数理を愉しむ>」シリーズの一冊で、同書は自然界における「シンクロ」というメカニズム現象について書かれたものです。例えば、私が日常見かけるものとして、無数のホタルの光やミツバチのダンスなでは、どこかにそれをコントロールしているものがいるわけではありません。しかし、自然とシンクロして、調和を保っています。何と不思議なことでしょう。同書によれば、これは数学の「非線形科学」という概念で説明できるのだそうです。数学のもつ驚くべき力を絶妙の比喩を駆使して紹介した、まさに現代数理科学の最前線をいく一冊です!
2018/04/07 21:40
シンク
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投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本の題名からは同調性の本とは思わず購入しましたが、自然界から人体、宇宙、原子までもがシンクロしているカオス理論により非線形問題に支配されていることに驚きを感じさせてくれる本でした。超電導の世界も原子同士がシンクロすることからはじまるとは今回読んでみて感銘を受けました。
2015/09/16 23:50
複雑系科学の話題たくさん
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投稿者:ryota82819 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホタルの発光、睡眠周期、脳のニューロンの発火、がん細胞の増殖から、交通渋滞、観衆の拍手、スモールワールドネットワークなど社会と関わる分野までを、同期現象を扱う最先端の非線形科学で繋げようという著者の研究の解説書。イメージしやすい比喩が多用されてて親切だし、500ページと長いけど事例は興味深いものばかり。
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