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火星の人類学者 みんなのレビュー

  • オリヴァー・サックス, 吉田 利子
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みんなのレビュー2件

みんなの評価4.7

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (1件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本

欠けた能力が新しい能力を生む

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投稿者:雪風 - この投稿者のレビュー一覧を見る

イギリスの医師でありサイエンスライターであるオリヴァー・サックスの1995年のルポです。
登場するのは7人の人物。
1突然全盲になってしまった画家
2脳腫瘍のために視覚と記憶能力を失った青年
3トゥレット症候群の外科医
4中年になって視力を取り戻した男性
5写真以上の驚異的な記憶で故郷を描き続ける画家
6サヴァン症候群の天才少年画家
7自閉症の動物学者
これらの登場人物を通して、疾病によって新たに獲得された能力や、疾病を克服したことにより失われてしまった能力が描かれます。
総じて感じるのは、疾病による障害はあるものの、彼らにとっては疾病そのものがアイデンティティになっているということです。登場人物はみな魅力的で、著者も彼らに偏見や前提なしで、あるがままを受け入れようとする姿に共感を得られます。

タイトルの火星の人類学者とは7の動物学者の言葉です。彼女は視覚的思考や論理的思考は非常に優れていますが、一般の「普通の人」の情緒的な関係や抽象的な思考は全く理解できません。そこで彼女は自らが「火星の人類学者」になって、周りの人々の行動・思考パターンを脳に蓄積し、TPOに応じてそのデータを取り出し、それに従って行動することによって、社会生活を営んでいるのです。自閉症って興味深いものですね。

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紙の本

知覚の不思議

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投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る

ものを見て、それが何か分かる。不思議でも何でもないようなことが、実はとても不思議なことだと教えてくれる本。相手の知覚や認知が自分と同じであるという間違った前提を皆が共有しているために、人間関係がこじれたり芸術に感動したりするのかもしれないと思った。

私は人付き合いが下手だけど、治そうと思って治せるもんじゃない。無理して自分を変えることはない、と思う勇気をもらった!

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