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黄色い部屋の秘密〔新訳版〕 みんなのレビュー

  • ガストン・ルルー, 高野 優, 竹若 理衣
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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.4

評価内訳

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4 件中 1 件~ 4 件を表示

電子書籍黄色い部屋の秘密〔新訳版〕

2022/10/23 20:30

推理小説の王道

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る

江戸川乱歩の少年探偵団の小林少年を思い出してしまう。主人公。犯人との対決は怪人20面相との対決を彷彿させる、のは私だけだろうか。

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紙の本黄色い部屋の秘密 新訳版

2019/09/20 10:42

最高すぎる!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あいく - この投稿者のレビュー一覧を見る

古ーい感じの雰囲気を感じてゾクゾクしながらどんどん読み進められます。
不思議な空気と怪しげな感覚を兼ね備える前半と、スピーディに展開する後半。
割と厚めの本ですが、気が付くと終盤、という印象でした。
私のベストミステリー1位、2位を争う作品となりました!
必ずまた読みますね、これは!
ルールタビーユにまた会いたい!

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電子書籍黄色い部屋の秘密〔新訳版〕

2019/01/16 07:53

文句なしに面白かった

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

中井英夫の『虚無への供物』を始めとする様々な推理小説で言及されている作品なのでずっと気になっていたのですが、これは文句なしに面白かったです。

あらすじ:1892年10月24日、パリ郊外、エピネー・シュル・オルジュ近郊、サント・ジュニュヴィエーヴの森の中にあるグランディエ城の離れで、スタンガーソン博士の令嬢マチルドが襲われる事件が発生。令嬢は真夜中に博士が実験室で仕事中に、その隣の「黄色い部屋」で就寝中に襲われた模様だが、令嬢の寝室から助けを求める悲鳴と銃声が響き、博士、老僕、門番夫妻らがただ一つの扉を打ち破って部屋に入ると、令嬢は昏倒し、部屋は荒らされ、黄色の壁紙には大きな血染めの手形が残されていた。窓は外壁にあるため鉄格子がはまっており、しかも閉まっていたので、部屋は完全な密室だった。捜査のためにパリの警視総監は有名なフレデリック・ラルサン刑事をロンドンから呼び戻して現場へ派遣した。一方18歳の若き新聞記者ジョゼフ・ルールタビーユも友人の弁護士サンクレールを伴って現地に向かい、サンクレールが被害者の婚約者であるロベール・ダルザックと知り合いであることを利用し、独自に操作できるように段取りをする。ラルサン刑事はダルザックを犯人と見なすが、ルールタビーユは彼の無罪を主張し、真っ向から対立することになる。マチルドとダルザックは犯人を知っているようだが、マチルドが秘密を握られているらしく、その秘密が暴露されるくらいならば殺されるのも厭わないほど固く口を閉ざしていた。

そんな中、一命をとりとめたマチルド嬢がグランディエ城館で使用していた寝室に再び犯人が忍び込み、手紙を書いているところをルールタビーユが目撃し、彼を捕まえようと老僕・ジャック爺さん、スタンガーソン博士、ラルサン刑事に協力を仰いで廊下で追い詰めようとするも、三方の衝突地点で犯人は忽然と消えた!?

そして第三の襲撃の際には城館と城壁の袋小路に犯人を追い詰めて銃殺したはずなのに、そこに倒れていたのはナイフで刺された森番だった!?

とまあ、最初の密室殺人未遂ばかりでなく、次々と謎の出来事が起こるので、ワクワクします。それでいて殺されるのは無関係の森番のみで、狙われていた令嬢は無事に生き残るというのも面白いですね。そして令嬢の秘密を守るため、ルールタビーユが犯人をわざと逃がし、ダルザックの裁判で「犯人を捕まえて有罪にするのは警察や裁判官の仕事であって新聞記者の仕事ではない」というようなことをぶちまけるのも粋です。

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紙の本黄色い部屋の秘密 新訳版

2018/12/22 14:55

推理小説黎明期の「完全密室」ものの傑作

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:KTYM - この投稿者のレビュー一覧を見る

かの「オペラ座の怪人」の原作者ガストン・ルルーによる1907年の作品。クロフツ「樽」、クリスティ「スタイルズ荘の怪事件」に先立つこと13年、世界初の本格長編推理小説と言っても良いかと思われます。そしてまた、「密室ミステリ」の古典でもあります。そう、「金庫のように固く閉ざされていた」「黄色い部屋」にて惨劇は起きるのです。作者自身も余程自信があったのでしょう、作品中でも先行するポオ「モルグ街の殺人」やドイル「まだらの紐」への言及があります。
この「完全密室」の謎に挑むのは、18歳の駆け出しの新聞記者ルールタビーユとパリ警視庁の名刑事フレデリック・ラルサン。この二人の知恵比べが、物語の一つの興趣ともなっています。
さて、本書のメイントリック(黄色い部屋の完全密室)については、ミステリの世界ではいろいろと議論があるようで、確かに大筋としては「成程、これしかないなっ」という見事なものなのですが、一点、読者には示されていなかった重要な手掛かりが、ルールタビーユによる最後の謎解きの場面で提示されるので、「これは、ちょっとずるいなあ」という印象を持ってしまいます。本作が「読者への挑戦状」、(作者と読者の知恵比べを前提として)真相解明に必要な手掛かりは読者にも公平に提示されていなくてはならない、という「フェアネス」等の概念がまだ十分に発展しきっていない推理小説黎明期の作品であるが故の、(現代のミステリ読者の視点から見た時の)些細な欠点なのかもしれません。いずれにしてもゴシック小説や、怪盗対名探偵(ルブランのアルセーヌ・ルパンものと同時期の作品)ものの要素を取り込んだ本書の面白さは抜群ですし、(前述の欠点を考慮しても)本格推理小説としての出来栄えも見事なものだと思います。

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