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滅亡へのカウントダウン みんなのレビュー

  • アラン・ワイズマン (著), 鬼澤忍 (訳)
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紙の本

世界各地域の、現在進行形の問題をリアルに描写。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たまがわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この下巻は、書き方に慣れたせいか、読みやすく面白く読めた。

第十一章がパキスタン。第十二章がイラン、十三章が日本、
十四章がネパールとインド、十五章がタイの、それぞれの地域の
現在進行形の問題や、人口抑制策や環境などについての話題。
第十六章以降が、総論のような感じ。
日本に関する部分では、「草食系」などという言葉も記されている。

著者によれば、
『われわれ人間は、現在の人口である七〇億人すら養えない。
われわれのうち一〇億人は慢性的に栄養不足で、毎日、
われわれの子供たちのうち一万六〇〇〇人が餓死している。
名誉教皇ベネディクト一六世などが力説するように、
食糧を平等に分け合いさえすればすべての人を養えるという理論は、
絵にかいた餅にすぎない。』
という。

まして、今後予測されているとおり、地球の人口が一〇〇億人を超えるようになれば
悲劇的な事態が起こりかねないと、著者は危惧する。
それに対する最も穏やかで効果的な対策は、人口抑制策なのだと、数々の事例を元に主張する。
もちろんそれは一人っ子政策のようなものではなく、妊娠を望まない人たちに避妊具を普及させるとか
そういった類の話である。
そのような政策への反発やその効果などは、世界各地域の実情を記した部分で、色々と紹介されている。


色々な材料を読者に示して、読者自身に考えさせるような本。
人口云々の話は別としても、世界各地域の現在進行形の実情がリアルに描かれていて、
その部分だけでも読み応えがある。

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紙の本

話題豊富だけど、海外のドキュメンタリー番組のような書き方

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たまがわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

まだ上巻しか読んでいないけど、
読む前に想像していた本とは全然違った。
これは科学の本というより、政治の本で、もっと言えば人々の物語の本だと思う。

全体のテーマが、地球上の人口が増えすぎているから、どうするのか?といった感じなんだけど、
それに関するデータの提示や解決策の考察は、まだこの上巻ではあまり出てこない。
世界各地域の、人口急増と人口抑制などに関する歴史や、
様々な人たちの紹介やインタヴューなどで構成されていて、
様々なことが様々な切り口から語られていく、という感じ。
それらの話題は面白く興味深いものも多かったけれども、
その問題点と解決策をズバリと指摘する、というわけでもなく、また
著者の見解や意見なども、まだ上巻のせいか、ほとんど出てこない。

第一部の第一章が、イスラエルとパレスチナで人口が急増しているという話。
第一部が第四章まであって、第二部が、第五章からイギリス、ヴァチカンとイタリア、ウガンダ、中国の
それぞれの事情の紹介。第三部がフィリピンとニジェール。

話題も豊富だし、著者も多様な意見を紹介しようとしているし、
内容はけっして悪くはないけれども、個人的にはこの、
「海外もののドキュメンタリー番組」のような書き方のせいか、
なんともモヤモヤするような、読みづらさを感じた。
最初からそういう書き方の本だと思って読めば、つまり、
「海外のドキュメンタリー番組を文字起こしした本」だと思って読めば、読みやすいのかもしれない。

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