中年警部クルフティンガー みんなのレビュー
- フォルカー・クルプフル, ミハイル・コブル, 岡本 朋子
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紙の本ミルク殺人と憂鬱な夏
2016/09/14 10:26
クルフティンガー警部、LOVE
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヨンデリーヌ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジャーマンミステリって硬いイメージだったけど、
ぶきっちょで、チーズが大好きで、妻には頭が上がらなくて、音楽隊では大太鼓担当で、中年太りのクルフティンガー警部を味わい尽くすオイシイ一冊でした。
その部分の方がメインで、ミステリとしての筋はオマケみたいなもんですが。
カバーイラストと日本語タイトルが、内容と絶妙にマッチしていますので、この通りの雰囲気の作品と思って間違いないです。
電子書籍ミルク殺人と憂鬱な夏
2023/02/26 00:29
日本でいうなら昭和男性
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投稿者:sakuraんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る
英国以外のヨーロッパ圏ミステリは、どうにもブルーなイメージがあったのだが、本作はまるで英国のカントリーミステリ。地方色満点で、ドイツやオーストリアに旅行して、雰囲気を知っているとますます面白い。
ドラマ化されるのも納得の中年男性主人公で、ポリコレ的にどうなんだというセリフもちらほら、いるわこういう人、と納得できないと時々つらいかも?それでも楽しく読み通した。どんどんこうした翻訳が増えるといいな。
紙の本ミルク殺人と憂鬱な夏
2019/08/11 00:03
確かに、ドラマ化しそう。
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投稿者:つきたまご - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドイツで人気のシリーズで、そちらでドラマ化もされたそうです。
読んでみて納得。キャラクターが個性的で、推理パートも二転三転してハラハラさせられ、ドラマにはもってこいの内容だった気がします。しかも、「地元密着型物語」なので、モデルの地の人はみんな見てしまうことでしょう。
小説としても、面白かったです。
主人公が、おっちょこちょいなのに頭がキレるという、ギャップのあるところも素敵でした。おっちょこちょいの度がいささか過ぎた気もしますが。
ドイツのお話は読んだことがなかったのですが、この本は、ドイツ料理なども出てきて、その辺も興味深かったです。チーズが美味しそう。
推理パートは、何度も予測をひっくり返されて、ドキドキしながら読めました。今度こそ!と思っていても、残りのページ数が結構あって「あれ?」となり、案の定ひっくり返される。。。久々に振り回されました。
しかし、個人的問題ですが、ドイツの人名が覚えにくく、登場人物が時々こんがらがり、少し苦労しました。
紙の本大鎌殺人と収穫の秋
2017/08/19 08:50
まずはクルフティンガーありき
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投稿者:ヨンデリーヌ - この投稿者のレビュー一覧を見る
謎解き、プロット、そいつはさておき、まずはクルフティンガーその人あり!
待ってましたの第二弾、
今度もドイツを満喫です。
「その国のことを知りたかったらミステリーを読め…」って誰が言ったんだったか、うろ覚えだけど、まさに、まさに…
林檎ジュースづくり、大型ウォーターパーク…これら大きなトピックの合間に繰り出される「中年警部クルフティンガー」のだめだめ日常がたまりません。
第一弾「ミルク殺人と憂鬱な夏」で概ね頭に入った登場人物たちへの愛着も増す二作目では、電車内でクスクス笑いを止められなくなるほど。
常連感の余裕です。
ミステリー部分そのものは…
ま、突っ込みますまい。野暮です。林檎ジュースで乾杯~
紙の本ミルク殺人と憂鬱な夏
2017/05/16 08:54
がんばれおっさん!
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投稿者:J・P・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
田舎が舞台のマイルドな警察小説。主人公のクルフティンガー警部は事件に対して真剣に取り組んでいるけど、歳のせいかうっかりミスが多いです。特に、張り込みのシーンでのやらかしは、無駄のない流れで、芸術的ですらあります。また、容疑者を追ってやってきた空港のトイレの前で「ワー!」って叫ぶところで噴出した。
紙の本大鎌殺人と収穫の秋
2017/08/25 23:36
今熱い警察小説はこれだろう
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投稿者:J・P・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
短気でおっちょこちょいだけど根はやさしいクリフティンガー警部が活躍する警察小説第二弾。サスペンス要素が増し、事件の捜査では警察小説、日常パートではコージーミステリという雰囲気になっています。とくに警部とラングハマーとのやり取りは大いに笑わせてもらいました。事件の方は、犯人が地方に語り継がれる説話をなぞるように殺人を繰り返し、異様な雰囲気があるのですが、そこにユーモアを混ぜ合わせることで重くなりすぎず、魅力あふれるストーリーになっています。和訳のタイトルでは、前作が「夏」、今回は「秋」となっているので、今後は「冬」と「春」が来るかと思われますが、四作にとどめるのはあまりに惜しい! ドイツで刊行されている分は全部翻訳してほしいです。
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