陰日向に咲く みんなのレビュー
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紙の本陰日向に咲く
2008/11/12 04:23
読めば劇団ひとりが好きになる
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩澤ちこり - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品は世間でとても知名度が高いですし、話題性もありました。
「お笑い芸人の書いた小説、しかも意外におもしろい」というのが一般的に知られたイメージでしょうか。
著者の劇団ひとりさんはなんとなく知的なイメージもありますし、個人的にはとても好きな芸人なのですが、
「タレント本だろ?」なんて思いも心のどこかにあって今まで敬遠していたんです。
だけど。
ひとりさん、申し訳ありませんでした!!!
「陰日向に咲く」とても素晴らしい作品でした!!!
声を大きくして言いたい気持ちです。
正直ここまで計算された作品だとは思っていませんでした。
失礼ながら書かせてもらうと、文章そのものがすごく上手いというわけではないんです。
それでも、言葉のセンスやストーリー全体の骨組み、キャラクターの魅力などで読ませる力のある作品です。
簡素なセンテンスの中に、はっとする様な表現を見つけることができる瞬間が何度もありました。
声に出して読みたい言葉が多く登場します。
本を読むことが苦手な人にも抵抗なく読み進められる作品ではないでしょうか。
この作品のもう一つの魅力は、作品の向こう側に垣間見える著者の人柄のあたたかさ。
これは著者の顔が見える作品ならではの魅力です。
TVからも時折感じられる著者の心のしっとりした部分が作品に色濃く表れている気がしました。
5つの短編から成る、ひとりの、それぞれの人生の物語。
たとえ日向に咲くことはなくとも、力強く、真っ直ぐに生きる人々の物語です。
この本を読めば、みんな劇団ひとりが好きになります。
紙の本陰日向に咲く
2008/09/03 22:07
原作は○
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あん - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画はいまいちだったけれど、原作は好きですね。
暗すぎないリアリティと哀愁、温かさ。
生活感に溢れています。
オレオレ詐欺を取り入れている所も現代風。
5篇の登場人物達に微妙に関係があるのも、オムニバスドラマの王道で面白い。
余談ですが、あとがきのお父さんも良いです。
電子書籍陰日向に咲く
2022/01/25 15:14
短編5話
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
それぞれ主人公は異なるが、微妙につながる場面があって連作短編集といった感じ。最後の「鳴き砂を歩く犬」は芸人の話で、さすが本領発揮というかめっちゃおもしろかった。
紙の本陰日向に咲く
2020/04/30 20:38
劇団ひとりを見直した
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あおたいがー - この投稿者のレビュー一覧を見る
五編の短編集。
どれも登場人物が少しずつリンクしている。
それぞれの主人公がそれぞれにキャラがたっていて、色々な人生を見せてもらっている感じ。
どの話も良かった!
劇団ひとりって芸風からは暑苦しさを感じてしまうけど、小説はさらっと読めた。
紙の本陰日向に咲く
2018/05/05 12:27
平川雄一朗監督映画化原作
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
ギャンブル依存症やフリーターなど、5人の登場人物の背景が掘り下げられていて面白かったです。それぞれに訪れるささやかな幸せも微笑ましかったです。
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