強い力と弱い力 ヒッグス粒子が宇宙にかけた魔法を解く みんなのレビュー
- 大栗博司 (著)
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2013/06/22 04:06
大きなものから一転して確信の芥子の実へと誘う
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kwt - この投稿者のレビュー一覧を見る
フランク・アローズの「ヒッグス粒子を追え」を読んで,科学的フラストレーションが溜まり,素粒子物理学におけるヒッグス粒子の姿を知りたく,「重力とは何か」に続けて読んだ,二冊目。
アローズさんには申し訳ないが,パリティ対称性やその破れの必然性,カラー,フレーバー,チャーム,いろんな素粒子の違いが解説されており,一応,大満足!だって,未解決なんですから,「一応」です。
「重力とは....」は大きなものを対象にしているが,「強い力と弱い力....」は素粒子を剥いで行き中心の芥子粒をイメージしようとするもの。
大栗さんの二冊は一組です。大きい方から小さい方の順で読むのがお勧めです。
こうなると,実験物理学の巨大試験装置を実現させた裏話も聞きたくなる。モード2とか,いろんな手練手管を使ったんでしょうね。
2017/01/29 19:08
面白いです
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投稿者:栞ちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
強い力と弱い力とは何か、というところから、ヒッグス粒子の謎まで、分かりやすく解説してくれています。
多くの物理学者の業績を紹介してくれているが、なかでも南部陽一郎の功績を改めて知ることができる。
ヒッグス粒子の解説で、発見当時マスコミが「水あめ」のようなイメージで解説していたことが不正確なものだと知ることができたのは、驚きだった。
2016/04/28 15:28
報道による誤解を解いてくれる本
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投稿者:けんたん - この投稿者のレビュー一覧を見る
質量の99パーセントは「強い力」を起源としていて,ヒッグス粒子は「万物の質量の起源」ではないという真実に驚きました。
また,ヒッグス場を「水飴」のようなものだとする説明は,
「質量が大きいと,すでに動いているものは止まりにくいから,『水飴のたとえ話』は正反対」
で,ヒッグス自身も水飴にたとえられることを嫌がっていたそうです。
これらの誤解を解いてくれるのですが,初めから何も誤解していない人ならば,特に興味のない話かも知れません。
電子書籍強い力と弱い力 ヒッグス粒子が宇宙にかけた魔法を解く
2015/08/09 10:28
類似の本より分かりやすい
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投稿者:宇宙好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
4つの力のうち、強い力と弱い力にスポットを当て、解説した本。少し予備知識が必要であるが、他の類似の本に比べると分かりやすい。特に強い力について、クォーク3つがグルオンで閉じ込められているという説明はイメージが掴み易い。
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