お金2.0 新しい経済のルールと生き方 みんなのレビュー
- 佐藤航陽
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2021/11/23 21:15
みんなが挑戦できるように
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投稿者:FA - この投稿者のレビュー一覧を見る
「資本主義の欠点を補った考え方として、価値を軸として回る社会「価値主義」という枠組みを提案しています。」資本主義の欠点をあげつらってあーだこーだいう人がいますが、そういう人に限って、代替のシステムを提案しません、決して。そういう人たちに比べると、この作者はまだましだと思う。考えているだけ素晴らしい。
「経済システムは何十年、何百年と運営されることで階層の固定化といった「淀み」の発生を避けられないからです。」やはり、”結果の平等”ではなく”機会の平等”を図っていくこと。既得権益が現れたと見たら、それを潰して、みんなが挑戦できるように、システムを変えていく。この方法を考えていくしかないように思います。如何せん、この国は既得権益が多すぎる。
これだけは絶対に言える。代替のシステムは共産主義ではないです。マルクス・レーニンの出番はあり得ません。
2019/06/22 09:45
結構、堅実です
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投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルから、若い成功者の自分のサクセスストーリーに裏打ちされた、少し鼻につくチャラい本かな、と失礼ながら最初は思っていました。
しかし読み進むにつれ、“「お金」のためではなく「価値」を上げるために働く”など、地に足の着いた考え方に触れることができて感服しました。
2019/06/22 09:38
ノウハウ本ではありません
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投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者ご本人が宣言しているように、本書はFinTechの解説本でも、ビジネスへの成功を導く自己啓発本でもありません。どちらかというと、そちらの方向性の本だと思っていたので、少し当てが外れました。
2018/03/10 06:11
どうも最近売れているらしいという
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投稿者:コピーマスター - この投稿者のレビュー一覧を見る
いかにもオジサンが読みそうな本なのだが、私の周囲のオジサンもステークホルダーには違いないので読む。「2.0」なんて久しぶりに聞いた。「Web2.0」以来である。(この「2.0」は、どこまでも実体が曖昧模糊としているものを煽動的に表すネーミングとしては「文化大革命」的なパワーワードのはしりだと思っている)
内容について。序論は、まァそんなもんだよねという感じである。著者が演出しているほど、革新的なところはあまりない。ピケティのような事実構築型の本ではなく、経過の説明はすっとばした概念論で、結論だけ知りたい時間のない人向けである。だからマルクス主義を数行で瞬殺するような芸当ができるし、鴻毛のようにライトである。本書はそういう本なのである。(disっているわけではない。)
本書でいう「お金」とは、現金のことではなく広義の意味での価値交換ツールであって、それが現金だけではなくさまざまなバリエーションが生まれ、ひとつの人工的な「経済」を生み出すことが、国家レベルから、市民、ひいては個人レベルで実現可能になっている。たしかに、テクノロジーはもうそこまで来ていることは間違いない。
ある意味、実体経済から乖離した「貨幣」を、本来の「価値」に注目するという見直す原点回帰なのかもしれない。電子ブックが普及しても紙の本は残り、CDが普及してもLPレコードが残るように、「お金」も「現金」という形態は残るだろうが、多様なバリエーションが生まれるであろうということである。独り歩きした貨幣ではなく、あくまで本質的な「価値」を主体とした経済にフォーカスしようと訴えるのは、世界の趨勢かそれとも著者の願望なのだろうか。
お金はただのツールにすぎないし、ベーシックインカムなどの政治制度、テクノロジーの発展で、個人にとっての「お金」の問題はいずれは何とでもなるだろう。読者に、そう思わせることに成功しているかもしれないところが、本書の最大の評価点といってよい。じっさい、本書の中で、次に「宗教」というワードが飛び出している。一個人にとって「老い」そして「死」という桎梏、そして人生の意味のほうが本当に切実な問題なのだから。お金の問題が解決してもしていなくても、さっさとそっちを真面目に考える時代になってほしいものである。ただ、お金の問題が解決しても価値の問題に行けるかは分からないし、残念ながら、もし本書の読者が(著者がではない)マルクス主義を数行で瞬殺するようなスタンスの生き方をしているのであれば、結局、価値の問題はおろか、お金の問題にも一生つきまとわれたままである気がしてならない。
2018/02/17 17:07
ポスト資本主義
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投稿者:オビー - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在の延長上がお金1.0、現在をぶっ壊すのがお金2.0。
いろいろとヒントがある一冊です。
経済を作る、経済を選ぶ、時間経済、価値主義。
世の中にはすごい考えの人がおるんやなと感心。
「分散化」もこれからのキーワードとして再認識。
C2Cの時代、個を磨かねば。
「お金」よりも「これからの時代」へ着目していたので、タイトルには少し騙されました。
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