青の軌跡シリーズ みんなのレビュー
- 久能千明, 沖麻実也
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紙の本カデンツァ 青の軌跡〈番外編〉 2
2012/09/30 11:04
青の軌跡番外編その2
8人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
任務を終えたカイは、十数年ぶりに故郷へ降り立った。
そこには月の行政長官であり、カイをバディ飛行へと駆り立てた原因である義父アドミラル・ドレイクが待っていた。
以前と変わらぬ故郷に苛立ちつつも、義父への複雑な想いと執着にけりをつけようとするカイ。
そこに思いがけない人物、近衛凱が現れる。彼とドレイクには何か秘密があるのを感じるカイ。
彼等の計画とは?そしてカイの決意とは?
三四郎を巻き込んで、新たな戦いが始まる・・・というのがあらすじです。
前半はカイとドレイク、そしてカイとカイの亡き母親との特殊な関係を絡めたお話です。
カイの生い立ちって本当にとても特殊で複雑ですねぇ。
そこに凱ですよ。そして、なんだか壮大な計画が持ち上がります。
後半やっと三四郎の登場です。ここから流れが良くなりましたね。
カイはあいかわらずのカイだし、三四郎はやっぱり三四郎でした(笑)。
そう、やっぱりこの二人はいいなぁと思わずにいられません。
続く、なんてことはないと思っていたこの作品。
でも今回は続くカタチで終わってます。あぁ、また会えるんだこの二人に。
と、思うととっても嬉しいですね。早く会いたいな。
紙の本カデンツァ 青の軌跡〈番外編〉 4
2015/02/05 01:55
シリーズその4
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
年に一冊のペースで刊行されているこのシリーズ。
今回は前作から続いているカイと三四郎の間に漂う微妙な気持ちのすれ違いと
そこから生じた2人の、これまた微妙な距離感からくるお互いの葛藤をまるっと一冊堪能するという内容です。
その中でも特に、カイがいろいろと苦しくなってどうしたらいいのかぐるぐる悩んで煮詰まった挙句
三四郎に思いの丈を言い募るシーンがとても印象的でした。
更に前作に続き今回もあの、三四郎がぐだぐだと頭で考えています。
いつもなら自分から近寄ったりしない凱に相談なんかするんですから、彼なりに相当考えているんだと分かります。
第三者から見ればカイと三四郎って全くかみ合ってないように見えても、でも実は根っこはしっかりとバディとして繋がっているんだなぁと
ハラハラしながらも安心して読み進められるからこの2人はやめられない!
今回もノンストップで読了できました。
カイと三四郎の距離はなかなか縮まってくれませんが、2人を含めた様々な事態はじわじわと進んでいます。
ラストは思いもよらぬ事件が起こって次刊に続く、です。
えーっ、また1年待たなきゃいけないのぉ!
と思いましたが、久能さんがあとがきで次のお話はすでに8割上がっているとのこと。
もしかしたら案外早く5巻を読むことができるかも?!と、期待しつつ今から楽しみに待ちたいと思います。
それから三四郎には是非とも次こそは、精神的にも肉体的にも回復していてほしいなぁと願うばかりです(笑)
2022/10/09 13:08
さいごのふたり
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:匿名 - この投稿者のレビュー一覧を見る
副大使サイテーだけどいいスパイス。カイが現状を打開する為にした決断。自分は傷つかないと強がりを言っていても月人だということを必死で刻み込んだのはカイの中にある三四郎への想いと、必死の防衛。三四郎がその場を切り抜けようと必死になった台詞はかなり見ものだった。不甲斐なさと、今まで感じたことのない怒りと嫉妬の三四郎はみていて気持ちよかった。で、やっぱりまた二人の感情がぶつかる笑 こんなに不器用なのも他の作品にはない気がする。個人的に求愛ポーズ死ぬほど萌えた。 あとそのあとの逐一確認セッ…が本当にたまらないくらい笑ってしまった(褒めてる)アルシノエやドレイクとの決着が終わったあとふと感じたカイの三四郎への想いは、やっぱり愛ですね。無自覚でもわからなくても三四郎の中にもきっと同じ感情があると私は信じてるよ。エピの子ど…存在に関してはBL的に ん?という感じではある。が、カイと三四郎だからこその話の展開かな。
バディで恋人で家族。好きとも愛してるとも口にしない。いや、いつか口にする日が来るのか?笑 ないか。笑 わたしはBLは普段ならそこばかり求めてしまうのだけど、(笑)
それでも、そんなのすっ飛ばしてしまえるほど二人の関係は深かったし、最高の二人でした。また続きが読みたいから
新章として待ってます!
2022/10/09 13:02
切ない
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:匿名 - この投稿者のレビュー一覧を見る
弱くなりたくないから甘えない、甘やかさないでって強がるカイ。本音をだしてしまえば自分から離れて行ってしまうんじゃないかって思ってる。いいんだよ甘えても!!って言ってやりたくなった。カイは強くなくちゃダメだと思ってる。そうしないと繋ぎ止められないとすら。なによりも三四郎も前回のことを引きずっててまた泣かせたくない、あんな顔みたくないって臆病に。最後に部屋の前でも結局言いたい言葉を飲み込んで。互いに互いを思っているからこそすれ違っているんだよ!そこに二人にしかないなにかがあるはずなのにまだ見えない
紙の本カデンツァ 青の軌跡〈番外編〉 2
2018/05/10 15:05
自分に向き合う
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
カイが最も憎む過去の自分自身と罪に向き合った巻です。
残酷なまでに傲慢で無邪気だったからこその罪とそのために傷つけてしまった人と向き合う苦しみが丁寧に書かれています。
カイの決意、そして三四郎とカイの再会。見応えたっぷり!
紙の本タイトロープダンサー STAGE5
2018/05/10 14:53
彼ららしい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
え、なんで三四郎助かったの?そのあたりは疑問。
色々とはっきりしない点はあるけど三四郎がちゃんとカイの元に戻ってきた。だから全て良しとします。
サーシャについて大嫌いなグイドに助言したり、三四郎も大人になったなあ(感慨深い)
紙の本タイトロープダンサー Stage3
2018/05/10 14:47
わかってらっしゃる(笑)
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
荒くれ者相手にかまして見せるカイ、素敵!自分の魅力も使い方もよくわかっているのが凄い。葉巻でヘロヘロになる三四郎が妙にかわいい(笑)
一番気になる場面で続く、とは生殺しですよ!
紙の本タイトロープダンサー Stage2
2018/05/10 14:43
悼む時間
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
亡き恋人を悼む三四郎と彼自身も気付かない感情に共鳴して涙を流すカイ。なんとも切ない場面でした。三四郎もカイも自分自身の感情に不器用ですね。もちろん相手の心にも。
紙の本バロック・パール
2018/05/10 14:26
解けた封印
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
奇妙なアクシデントが原因でカイの記憶が退行。奔放な少年・カイに戸惑う面々。
気まぐれで気位の高い猫のような過去のカイもまた魅力的だから始末におえない(笑)三四郎の、少年カイの選択はちょっと苦い。
紙の本クリスタル・クラウン 下
2018/05/10 13:42
面倒くさかろうと
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
難儀な性格のカイも何事にも雑なの三四郎もお互いを面倒くさく思っていても絶対に相手を切り捨てないんですよね。
悔しいけど、必要で大事。そこがこの二人の魅力。
紙の本ペルソナノングラータ
2017/10/15 19:30
中身ぎっしり
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
無謀にも弟になりすます三四郎、荒事に挑むカイ、謎の女傭兵…。とにかく盛りだくさん。今回は司令官の切ない思いが印象的でした。
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