サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

おひとりさまの老後 みんなのレビュー

  • 上野千鶴子 (著)
予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー5件

みんなの評価3.2

評価内訳

5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本おひとりさまの老後

2007/12/29 01:15

目から鱗がポロポロ落ちます

28人中、23人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さあちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 結婚してようとしていまいと子供がいようといまいと結局最後にはおひとりさまとなっている可能性が非常に高い女性に贈る暮らしかたから死に方までの知恵と先輩達からのエールが詰まっている。
 高齢化社会になり平均寿命が延びるにつれてみんな最後には一人になる。長生きすればするほどその確立は高い。そして家族に囲まれている=幸せであるという思いこみはもはや幻想である。少子高齢化社会である現代において子供達が背負う負担は増大する一方である。もはや老後は家族に面倒をみてもらうという幻想は捨てるべきであろう。つまり家族があろうとなかろうと頼るべきは自分だけなのである。
 「ひとりでおさみしいでしょう」そう何気なく使うこの言葉本書では大きなお世話と切り捨てている。一人=孤独=寂しいという固定概念は止めるべきだ。家族と一緒にいても寂しい人もいるし一人でいても孤独を愛せる人もいる。世間一般の常識に囚われない発想を持つべきだと作者は教えてくれる。そんな目から鱗が落ちるような話が次々に展開されている。特に老いと死の理想とされるピンピンコロリつまり死の前日まで元気でいてそれで次の朝にはコロリと逝くという考えをファシズムとまで呼んでいる。つまり介護を要する人間は社会のお荷物だという思想だというのだ。そう言われればそう。私達はできれば自分は介護される立場にはなりたくないと思っている。特に女性にはこの感情は強い。それは女性はお世話する性として今まで親や世間から教えを刷り込まれたためである。そしてその呪縛に囚われているためという。つまりまたしても常識というやつに振り回されているのだ。
 とにかくこの本にはおひとりさまになった時の暮らし方や人との付き合い方やお金の心配から最後の迎え方まで細かく先輩としてのアドバイスに溢れている。ひとりで暮らす老後を怖れるよりひとり暮らしと向き合い楽しめるための知恵と助言がいっぱいである。老後なんてまだまだだと思っている人も是非一読をお勧めする。これだけは着実にやってくるものだから。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本おひとりさまの老後

2008/06/14 09:46

できればおひとりさまになりたくない。

11人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る

おひとりさまの老後 上野千鶴子 法研

 女性のための本です。ただ、お金のある女性向けです。「負け犬の遠吠え」酒井順子著のその後という位置付けです。サバサバとした文の調子は気持ちがいい。作者の講演会があったら聞いてみたい。
 大学の先生が書いた本のパターンというものがあります。引用が多いのです。そして事例の列挙とそれに対する分析が続きます。読み始めは良かったのですが、この本もその流れになってきました。
 作者は一人暮らしを勧めるけれど、私は、山の自然に囲まれた話し相手のいない生活はさびしいと思う。インターネットで交流といっても誰もができることでもない。いろいろ書いてあるけれど、人は人それぞれの老後を送ればいいのではないか。どんな状況でも嫌なことはつきものだ。そのなかで大切なのは「安全の確保」と「友人」だと思う。
 後半は、生活に対する密着感のない解説が続きます。負け惜しみともとれるし、家族のぬくもりも伝わってきません。しかし、記述にある男女同権には賛成します。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本おひとりさまの老後

2010/04/21 19:38

参考になる

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:misoka - この投稿者のレビュー一覧を見る

友達の父親が亡くなり、お母さんが読んでよかったというので薦められて購入しました。私も独身で、ちょっと興味もありました。一人で生きていくコツや、死ぬまでにするべきことを分かり易く書いてます。また、選択事項も端的に書かれてるので、自分の場合、どういった人生を生きてくか、参考になりました。明るく書かれてるので、気持ちも前向きになります。こんな生き方、考え方あるんだっていう感じにとらえてもらったらいいかなって感じです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本おひとりさまの老後

2007/10/09 23:09

全共闘世代のオンナ闘士が行き着いた荒涼たる老後

72人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

昔、『負け犬の遠吠え』という本が大ヒットした。「30代以上、未婚、子供なし」はオンナとして負け犬だとそのものズバリの真実を突いて、世の喝采を浴びた傑作本だ。本書の書き手は、その遙か大先輩、負け犬中の負け犬、50代以上、未婚、子なしの「真の負け犬」がその「負けっぷり」をイサギヨク書いて、更に意気軒昂、開き直りもここまで来ると思わず拍手喝さいしてしまうから不思議だ。何でも上野先生によると彼女みたいな人生の負け犬は相当数いて一大勢力を形成し、世の中は負け犬女性のためにどんどん便利になって、60代以上の負け犬オンナが別に孤独を感じなくて済む非常に便利な世の中になって、不便なんか感じないようになっているんだそうだ。そして彼女は「幾ら家族に囲まれていても、人間所詮死ぬときは1人」という捨て台詞を吐いて、「だから未婚独身のまま1人で老後を迎えようと、家族がいようとあまりは変わりはしない」と、誰が見ても無理筋な強引な牽強付会で本書を締めくくろうとする。でも上野はとうの昔に気がついている。家族のいない老後がどんなに淋しく、辛いものかを。私は華僑の友人がいる。華僑は晩年になると必ず写真を撮る。一族郎党を集め、子供、孫、曾孫、嫁、嫁の家族、兄弟を集めた一大集合写真を撮るのである。もちろん、その集合写真のど真ん中に自分たち夫婦が鎮座する。人生の目的とは畢竟子孫の繁栄であり次世代に己のDNAを引き継がせることである。結婚することの目的は子供を作ることである。家族を作ることである。結婚の目的は恋愛の成就ではない。恋愛は所詮、子供を作るための手段に過ぎないのだ。そして人間の脳は、自分のDNAが子供から更に孫へと確かに引き継がれていくことを確認するとき、もっとも幸福感を感じ、達成感、充足感を感じるようにプログラムされているのだ。だからこそ、孫と遊ぶとき、ジイジ、バアバは幸せそうな表情を浮かべるのである。上野が負けを認めようとせず、口角泡を飛ばして自説を展開すればするほど、後輩の女性たちは「私は上野さんみたいになるの、いやだわ」と感じてしまうのである。現にDINKSという言葉は死語になり、20代女性の結婚率、出産率は最近上昇に転じつつある。子供のいない人生は、長い。長すぎる。上野は、よくもまあ、ここまで生きながらえたものだ。ほとほと感心する。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍おひとりさまの老後

2015/02/22 15:25

この本のせいで

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あお - この投稿者のレビュー一覧を見る

親と絶縁状態になります。

理想を鵜呑みにした母に振り回され
昔起こった親子の金援助事件、言い争いが浮上


もう、この本とおりにやるなら

金返せ!
介護してやらん
援助なしだぞ


って感じで、他人のお家騒動に炎上する内容。

鵜呑みにしたいなら、今まで子にたかった金を返してから
おひとりさまやっていただきたい。
家族はお互い支えあう、とかいってたかったツケを返上し
偉そにおひとりさますればよい。

できないなら、本を鵜呑みにするな

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

5 件中 1 件~ 5 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。