エマニュエル・トッドで読み解く世界史の深層 みんなのレビュー
- 鹿島茂
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2017/10/28 07:55
わかりやすい
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る
難解なエマニュエル・トッドの理論をわかりやすく解説しています。世の中がパッと見えるようになります。
2020/07/07 20:04
けっこう難易度が高かったが、疑問が解けてスッキリ。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界を『 四つの家族類型 』というものに分けて解説しているのが興味深い。そこから、過去に起きた出来事、これから起こるかもしれないことを分析している。
なぜ、
1) 秦の始皇帝が焚書抗儒を行ったのか。
2) ヴァイキングがブリテンとフランスを襲撃したのか。
3) 十字軍やテンプル騎士団ができたのか。
4) フランスは中央集権国家になったのか。
5) イギリスで産業革命が起きたのか。
6) ソ連が崩壊したのか。
それぞれ、この『 四つの家族類型 』に起因するという理論を、興味を持って読んだ。
スターリン後のトロイカが失敗に終わったが、これは、フランス革命後の総裁政府と統領政府がやはり上手くいかなかったのと似ているのではないだろうか。
多頭政治よりは独裁政権の方がまだいい、ということなのか。
アメリカ合衆国の人種問題も、この『 四つの家族類型 』に拠っている。
黒人は、移民ではなく、元々奴隷としてアフリカから連れて来られた。だから、融け合わず、混ざり合っているだけ、というのが実像である。この考えも非常に興味深かった。
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