王様の仕立て屋~サルト・フィニート~ みんなのレビュー
- 大河原遁 (著), 片瀬平太 (原案協力・監修)
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【期間限定無料配信】王様の仕立て屋~サルト・フィニート~ 2
2023/12/31 19:16
王様の仕立て屋サルトフェニート2
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投稿者:ゴロ - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズで、スーツに興味を持ちました。楽しく服飾の基本を知ることができます。
2017/11/23 09:32
おもしろい
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投稿者:ちょびリッチ君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
仕事をメインにした真剣な作品は少ないので
こうゆうのはすごく新鮮で読みたくなってしまう作品です。
一気に読みたくなりました。
2015/11/13 12:27
この巻が一番好きかも
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投稿者:よあけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大好きな「王様の仕立て屋」です。
何度読んでも飽きません。
この巻が,なんとなく一番好きです。
前後の脈絡がなく,突然ユウがナポリに来て間もないころの話に戻ります。
頼りない青年が,洋服の薫りひとつでマフィアのボスになっていく様子がワクワクします。
王様の仕立て屋 サルト・フィニート 32
2015/08/25 13:33
積み上げた信頼がもたらす好機
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回のテーマはエスコートということで、同伴する女性の装いを引き立て支える男性の服装を考えている。このテーマの性質上なのかは分からないが、オープニングはTVバラエティ「恋のから騒ぎ」のオープニングの様な演出がなされている。
織部悠やラウラのところに仕事が回ってくるわけだが、彼らのところに仕事が回ってくるのは何か問題があったとき。しかも今回はエスコートがテーマなので、恋人や夫婦、親子などの関係が悪化の兆しを見せている状況だ。
知人からのツテで次々とまわっていくオムニバス形式で構成されており、それをひとつずつ解決していくことで信頼が積みあがっていく。そうして織部にも新たな転機が訪れるのだ。
集英社の雑誌改編により、別雑誌で連載が継続される模様。
王様の仕立て屋 サルト・フィニート 31
2011/12/01 20:26
一生を賭ける価値がある
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
モデル時代の友人にパリで再開したセルジュは、彼らが新しいブランドを立ち上げようとしているのを知る。その彼らに、覚悟の甘さを指摘されたセルジュは見栄を張り、一流の職人を満足させる仕事が自分にもできるといってしまう。
ドラえもんじゃなくて織部悠に泣きついたセルジュは、換金可能な状況下で無料配布の帽子を家に持ち帰ってもらうという修業をさせられることになるのだが…。そしてセルジュは、職人としてのスタート地点に立つことができるのか?
仕立て職人に対する敬意と、服飾という者の奥深さを感じさせてくれるシリーズ。一朝一夕には身につかない技術を身につけようとするセルジュも頑張るが、やはりそれでも及ばない部分があるからこそ、一生を賭ける価値がある。
それは、スーパーマンの様に見える織部悠でも変わらないのだ。
王様の仕立て屋 サルト・フィニート 30
2011/07/15 23:21
認め合う職人たち
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
スイス・ジュウ渓谷の独立時計師の卵、ハンネスのもとに押しかけ女房に来た、パトロンの箱入り娘フランシーヌ。彼女との結婚を認めてもらうため、彼女の父親ジェロームからの、機械式時計の注文に応えることになる。そこに関わったのがジラソーレと、巻き込まれた織部悠。紳士服と時計のトータルコーディネートという課題に挑むことになる。
ジェロームからの、自動巻き、クロノグラフ、ムーンフェイズという初級課題を順調にこなし、今巻では中上級課題の、ワールドタイマー、トゥールビヨン、そしてマリー・アントワネット越えに挑む。
それぞれの課題でのイベントも楽しみつつ、最後に同じ職人として互いに認め合う、ハンネスとユウのやり取りがとても良いと思った。
王様の仕立て屋 サルト・フィニート 29
2011/03/06 15:31
機械式時計と仕立て服
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
今度は紳士服とセットになる機械式時計をテーマに据えた一連の物語になっている。
スイスの独立時計師にほれ込んでしまった、パトロンのお嬢さん。その仲を取り持つため、ジラソーレのコンスタンツェは、時計師の商才と実力を試すため、紳士服と機械式時計のコーディネイトで評価してもらえるように交渉する。ところが、そのテーマにフランスのブランド・リヴァルが食いついてきて、ブランド全体とスイス・ジュウ渓谷を巻き込んだ大騒動になってしまうのだ。
クォーツ式時計に時代を明け渡し、そもそも携帯電話に役割をとられつつある時代背景の中、機械式時計は存在感を放つことが出来るか。自動巻き、クロノグラフ、ムーンフェイズという、それぞれに絞ったテーマの中で、仕立て服が作られます。完結は次巻。
王様の仕立て屋 サルト・フィニート 28
2010/12/11 17:02
シチリアの男を象徴するジャケット
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここのところ、ジラソーレ関係で織部悠が女の子に囲まれている展開が多かったので、全く違った設定でビックリした。ユウがナポリにサルトを開いたばかりの頃、シチリア・マフィアのゴッドマザーからの依頼で仕立てたツイードのジャケットにまつわるストーリーだった。
先代ドン・トトの死後、その長男の遺児ピエルを後継に立てることは遺言で決まっているものの、本人にやる気がなく、次男のバルトロメオの子でシチリアから追放されたファウストが乗っ取りを企てる。
そんな状況の中で、何とかピエルに貫禄をつけるため、先代がマリオ親方に仕立ててもらったジャケットを再現するのがユウの仕事だ。しかし現物もなく仕事が難航する中、シチリアは緊張の度合いを高めていく。
一着のジャケットを象徴として、シチリアのゴッドファザーとして慕われた先代の威令の強力さが描かれる。その権威を引き継ぐための切っ掛けとなる仕事をユウは成し遂げることが出来るのか?
たまには渋いお話も締まって良い。
王様の仕立て屋 サルト・フィニート 21
2009/02/07 17:34
伝統と新しさを融合して何かを目指す
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジラソーレ社のNY支店長フェデリカの計略によりニューヨークに連れて来られた織部悠だが、実用主義のアメリカでクラッシックの伝統を追求することの無意味さを想い、ちょっとふてくされ気味。それでもアメリカの文化に触れて行くうちに、そのエネルギッシュさに刺激され少しやる気が出てきたようで、(実家が自転車屋なので)長年の懸案だった自転車に乗ってもしわの寄らないパンツを求めて研究を開始する。
ロドリーゴの加入によって悠が絶対者ではなく優秀な職人の一人になった事で、これまで築いてきた路線を踏襲しながらも、新しいことを求めて挑戦する姿を描けるようになった気がする。おかげで水戸黄門のようなマンネリさが解消されて、より面白くなったと思う。マンネリにはマンネリの良さもありますが、やっぱりワクワクする展開の方が好き。
リストラされたおじさんが新しい夢を目指す姿を描く「三丁目の夕日」や、ウォール街の証券マンがダンサーを夢見る「時計じかけのオレンジ」などを収録。あれ、そういえばタイトルが映画の名前になっている様な気が…
王様の仕立て屋 サルト・フィニート 1
2005/12/07 01:02
職人なんて、頑固で、偏屈者で・・・格好いい。
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えび太 - この投稿者のレビュー一覧を見る
イタリア・ナポリの泥棒市で、仕立て屋の看板を掲げる日本人が居る。
伝説の巨匠の認めた唯一の弟子、ユウ・オリベ。
けれど知名度、年齢、又その他の厄介ごとにより彼の元へくるのは、おかしな注文ばかり。
その、まともな店で門前払いを受けてしまうような注文を、客の抱えた事情と共に受け入れてしまう。
ユウは針糸しか使わない。
けれどその一着が人生をも左右する。「裸の王様」の話を知っているだろう。
”仕立て屋は王様でも手玉にとれる”のだ。
行った事も無い異国の地が、これを読むと何故か懐かしくなるような錯覚を覚える。
興味も無かった筈のスーツが親しみ深くなる。
新しいものが持て囃される中、伝統を「堅苦しい」ものではなく意味あるものと教えてくれる漫画。
紳士のお洒落とはどれだけ奥の深いものかを思い知らされる。
1巻では娘から父へのプレゼント・マフィアのスーツ勝負・サッカー選手に似合うスーツ、などの1話完結形式。
ちょっと胸の温かくなくいい話と、クスッと零してしまうような笑いをお求めの方にオススメ。
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