あるいとう みんなのレビュー
- ななじ眺（著者）
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2018/05/31 20:55
私はまだまだ坂道の途中
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投稿者：たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
ななじ眺『あるいとう』の最終巻である１１巻を読みました。
神戸の北野に住む女の子の話。
「くこ」という名の主人公は赤ちゃんの時に震災で母を失い、父親と二人暮らしです。そういう設定が気になって少女マンガで震災をどう描くのかという興味で読み始めたのですが、途中からは、震災は後景に後退して、くこと周囲とのつながりの話になります。
甘い恋愛話ではなく、生き方を真剣に考えている話なので、いいセリフが随所にありました。
最後のネーム（セリフ）は
「私はまだまだ坂道の途中 今日も歩いとうよ」でした。
「歩いとう」は神戸弁。
共通語だと「歩いている」ですね。
少女マンガは独特の表現があるので、わたしには分かりにくいところもあって、１巻から読み返して「なるほど」とか思ったりもしています。
2015/12/19 13:29
待っていました。
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投稿者：レイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻からずっと読み続けた漫画の最終回でした。正直、全く王道の少女マンガではありません。でも、恋とか友情とか、夢とかそういったもので悩む主人公たちを見て、すごく色々なことを考えました。本当に最後まで、読むことができて良かったです。
電子書籍あるいとう 1
2015/11/16 23:39
画面にギュッと詰まった前向きな気持ち。
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投稿者：ぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る
この方の他作品はマジメに読んだことがなくて分からないんですが、割と大きなコマにめいいっぱい描いている感じがします。吹き出しも大きくて、電子書籍だととても分かりやすくて読みやすいです。
くこちゃんの周りの3人タイプの違う男の子。大人に見えて案外子供な桜ちゃんや、その逆で何も考えていない風なキヨは結構考えていたり、中身が見えにくいキャラクターがいますね。中でも意地悪な男の子！情報が足りなくて何とも言えない。すごく気になるのに！！くこちゃんとどうやって仲良くなっていくのか楽しみです。
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