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大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バック みんなのレビュー

  • 植芝理一(著)
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みんなのレビュー25件

みんなの評価4.6

評価内訳

  • 星 5 (19件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
25 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

母の半生

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:求道半 - この投稿者のレビュー一覧を見る

未亡人と一人息子の母子家庭に潜む、亡き父親に由来する謎の現象と秘密を、漫画家である母親と高校生の主人公の日常生活に自然に溶け込ませて、それを読者に不道徳とは感じさせずに楽しませる、断じて、成人向けではない特殊な作品である。
 あとがきの作者の告白を真に受ければ、この題材を扱いたくなかった漫画家が描いたとは思えない、緻密な背景や小物、そして何よりも、ヒロイン大蜘蛛ちゃんこと鈴木綾の年相応の女らしさの表出に対する気合と情熱の籠もった描写は、不思議で、不可解であり、読者は本人の知らぬ間に作品の虜となるであろう。
 作中においては、過去と現在の三組のカップルの恋の進展状況が断片的に、反復的に、映し出されて、共鳴する。
 更に、そこへ、実在する映像作品のオマージュや自作のパロディが絡んで、読者の倫理的な嫌悪感や反発を巧みに和らげる仕掛けが働き、本作は娯楽性の高いラブコメディとなる。
 話の展開は緩やかで、登場人物も多くはなく、結末は見通せないものの、最初に尋常ではない状況さえ受け入れられれば、最後まで読み進めるのが困難な作品になるとは思えず、各読者で受ける印象の異なる、扇情的な描写の有無や多寡のみで、購入の是非を判断するのは避けるべきである。
 主人公、鈴木実は悩んでいるのだ。

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電子書籍

とても良かった

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:小蜘蛛さん - この投稿者のレビュー一覧を見る

普段レビューしないのですが、とても好きな作品なので読み終わってじっとしていられず書いています。

 男はみんなマザコンと言います。男なら誰しもそういう部分があるんじゃないでしょうか。でもストレートに「お母さんがヒロイン」と書かれると、もう字面だけ見たら変態的、これは理解しがたいですね。著者のファンである私でさえそう思いました。でも読み始めたら嘘のように抵抗感は無くなります。見せ方が上手いですよね。父親と母親の青春時代の甘酸っぱい思い出を、息子である主人公がフラッシュバックのように体験しながらストーリーが進むので、根底に父母の青春を知る、家族への愛おしさのような優しい空気感があるから、この作品は気持ち悪いマザコン話ではなく、爽やかな青春ラブストーリーになり得たというのは、読んだ皆さんなら分かって下さると思います。

 そうは言ってもお母さん(大蜘蛛ちゃん)の可愛さがこの作品の重要なテーマである事に変わりはなく「女の子を可愛く描く」という技術だけ切り取っても、とても素晴らしい作品でした。ただこの漫画に出てくる女の子の可愛さはキラキラはしていません。ただただ日常的で現実味のある、どこか懐かさを感じさせるなんとも絶妙な可愛さです。そこが本当に素晴らしかった。

 兎にも角にも「お母さんがヒロイン」という難しいテーマを、こうまで私を惹きつけて、飽きさせずにむしろその素晴らしさや魅力にグイグイと引き込んでくれたこの作品を、私は皆さんに勧めずにはいられません。

また1巻から読み返そうと思います。
鈴木くん、末永くお幸せに。

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紙の本

深遠な尻

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:求道半 - この投稿者のレビュー一覧を見る

未亡人である母親と二人暮らしの男子高校生鈴木実は父親譲りの性的な好みを有しており、母親のお尻を眺めては、物思いに耽っている。
 また、ある理由から、お尻を見た時だけではなく、折に触れて、母親の事を可愛い、と感じてしまう。
 これは罪であろうか。
 本人は悩んでいるのだ。
 第二巻では、彼を救うかもしれない、自身による同級生に関する発見があり、その同級生は何度も登場している女の子である。
 このような話の概略を少し聞いただけでも不潔に思う方には、肉欲を主題にしている作品ではないと伝えたい。
 このような作品を愛読していると他人に知られたくないから、興味はあっても実際に単行本は購入しないと決心している人には、あなたは当事者ではない、と翻意を促したい。
 ブルマを穿いた少女に対して、何故、色めき立つ男がいるのか、と不可解に思う、或いは、そのような読者の心情を理解したいと願う、知的探究心の旺盛な老若男女は、本作を読めば、その疑問が解消するであろう。
 母親の旧姓は大蜘蛛である。
 意外にも、ある虫が苦手で、別の虫も体のある部位に近付きやすい体質だそうだ。
 息子は母親の身体に触れて、虫を取る。
 何ら、いかがわしくはない。

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紙の本

聖夜の乱行

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:求道半 - この投稿者のレビュー一覧を見る

忘れ形見の息子が、選りにも選って、恋女房であった妻に惚れたとしたら、あの世で父親は何を思うであろうか。しかも、その原因は、自分が何処かで、蒔いた種なのかもしれないのだ。
 鈴木実はクラスメイトの女子からマザコンだと認定されている。
 高校生だった頃の父親が、同級生の少女に恋し、二人が結ばれる過程を、映像を通して追体験する不思議な能力がある実は、旧姓が大蜘蛛である母親の若い頃の姿を見続けているうちに、三十代の後半となった未亡人にも、心が惹かれるようになった。
 その能力の由来は、誰の口からも説明されてはいないので、生前、或いは死後の父親の治が何かしらの糸を引いているのかは不明だが、少なくとも、実は、父親がそのような映像を自分に見せている、と考えている節がある。
 つまり、息子がマザコンである事を父親が公認している、と言えなくもないのだ。
 実は両親の母校に進学し、そこで、漫画研究部の部員を経て漫画家となった母親の大蜘蛛綾のファンとも知り合いになった。
 実の事をマザコンだと思う少女も大蜘蛛綾のファンの一人であり、現役の漫画研究部の部員である。
 実は母親の正体を誰にも明かしてはいない。
 しかし、ファンの洞察力は侮れず、何度か、母親の秘密がファンに露見しそうになった。
 実とその少女、にのまえちゃんとの接点は、徐々に増え、実は、にのまえちゃんの事を、異性として、意識し始める。
 熟女の母性と小娘の色香に惑わされる実は、日々、気苦労が絶えない。

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紙の本

一ちゃん本格参戦?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る

大蜘蛛ちゃんにライバル誕生?
一ちゃんが綾さんの臨時アシスタントとして家に。 そして...

一ちゃんを意識し始めた実くん。
フラッシュバックのトリガーは一体何か?
一ちゃんにまで反応し始めた?
一ちゃんの本格参戦により変化し始めたそれぞれの関係。
山田、月見里、二人の関係も気になる所。
黒足お母さんもなかなかでした。

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紙の本

一か八か

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:求道半 - この投稿者のレビュー一覧を見る

鈴木実と仲が良いクラスメイトの女子の名前は、にのまえはじめ、と言う。漢字で書くと、一一である。
 姓は、にのまえ、名は、はじめ、と名付けられた小柄な少女は、実の母親のファンであり、漫画研究部の部員である。
 実は部員ではないものの、漫画研究部の部室に入り浸り、一や部長の薬袋とも親しくなったが、自身が漫画家大蜘蛛綾の息子である事は、二人に隠したままだ。
 大蜘蛛綾は息子が通う土筆ヶ丘高校のOBであり、在学中は漫画研究部に所属していた。
 大蜘蛛綾と一一とには、他にも共通点がある。
 それは、身体的な特徴に関するものである。
 実は母親に恋しつつ、一に対しても、他の女子には思わない感情を抱くようになる。
 それは、恋心の芽生えであるのかもしれないが、実はその事を自覚してはいない。
 夏休みが終わりに差し掛かると、実の前に、母親の過去を知る人物が現れ、実の周囲は何かと騒がしくなる。また、新学期になると、体育祭が行われるのに伴い、父兄の参観の是非が家庭内で取り沙汰される。
 父親の記憶に翻弄されながらも、実は、一との適切な関わり合い方のヒントを、両親の過去から学び、友人関係にそれを適用する。
 母親は息子に恋人が出来る事を願ってはいるが、実と一の、二人の良好な関係を壊したくはなく、息子をけしかける事はない。
 漫画家大蜘蛛綾の正体を、一一が知る事は、あるのだろうか。

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紙の本

最後の展開が...

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る

安定の四巻。
今も昔も可愛らしい大蜘蛛ちゃん。

今回は冒頭から先輩の影が...実くんは気が気ではない。
大蜘蛛ちゃんは山田先輩のことを?
月見里ちゃんは今も昔も。

一ちゃんとの関係も進んでいる様な。
薬袋先輩の方が良い様な...もう少し出番が増えないでしょうか。
一ちゃん、実くんをどう思っているのか。
実くんと一ちゃんの関係はどことなく...
最後はやっぱり?
大蜘蛛ちゃんの意味深な振りが気になる。

最後には一気に状況が?
次の展開が気になる...

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紙の本

口篭る息子

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:求道半 - この投稿者のレビュー一覧を見る

若死にした夫に、最近、とみに似てきた高校生の息子から、母親としてではなく、女として慕われている事に、ヒロインの鈴木綾が勘付いている、とは思えないが、息子は本音が伝わらないように母親との会話中に不自然な受け答えをする。
 第三巻には、部活動を行わない主人公の実の、夏休みの直前から八月上旬に開催された近所の神社の夏祭りの数日後の出来事までが収録されており、実の同級生の女の子や、記憶の中の大蜘蛛ちゃん、そして三十八歳の未亡人の水着や浴衣姿、全裸などを見た実の、誰にも言えない喜びと苦悩が描かれている。
 実が異常なのではない。
 細身の高校生、旧姓大蜘蛛綾に恋する男子は何人かいたものの、肉付きの良い寡婦の鈴木綾の性的な魅力を感知する男の数と比べれば、後者の方が圧倒的に多い事を、読者は身をもって知る事となる。
 父親の記憶のフラッシュ・バックに関しては、それが一過性のものではなく、その仕様は更新され得るものであり、その仕組みは本巻においても解明されないが、たとえ今後もその原因や消去法が判明しなかったとしても、故人が縁者の記憶の中に生き続けている、と解釈すれば、早急に対処すべき厄介な現象だとは言い切れず、読者にとってはむしろ歓迎すべき椿事である。
 漫画家である鈴木綾の母校は、息子が通う高校であり、綾が在籍した漫画研究部は、実のクラスメイトの一一と二年生の薬袋部長の二人だけで活動する、部員が女子のみの団体である。実は二人から、部員にならないか、と勧誘されており、二人は母親のファンである。
 第二巻に収録された話では、大蜘蛛綾のサイン会に二人は参加した。
 大蜘蛛綾の担当編集者も、OBであり、大蜘蛛ちゃんの同級生である。
 本作は、高校生の大蜘蛛綾と、漫画家の鈴木綾と、鈴木父子と、それぞれの同級生や知り合いとが、実の頭に浮かぶ謎のフラッシュ・バックによって関係を深める、過去と現在の共時的な恋の物語である。

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紙の本

色々と秘密が...?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る

季節は夏、相変わらずのフラッシュバック。
水着やら浴衣やら、海ちゃんもちょこっと。

一ちゃん、薬袋ちゃんが気づいてしまったのは?
そして、最後には!?

可愛らしいのは大蜘蛛ちゃんか綾さんか?
ライバル?も出現し、進むストーリー。
この物語はどこに落ち着くのだろうか?

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電子書籍

大蜘蛛ちゃんと一ちゃんを比べて楽しい2巻。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:quest - この投稿者のレビュー一覧を見る

随所に作者のこだわりを強く感じます。ブルマとかブルマとか。お母さんのせがむ態度や息子を想う気持ちが一線越えるかどうかヒヤヒヤしましたがかわいいです。一ちゃんを大蜘蛛ちゃんとダブらせながらも今後フラッシュバックを通して実とどんな関係にさせるのか楽しみです。一ちゃんの軽快な性格がいいね。

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紙の本

お母さんなのに

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:金吾庄左ェ門 - この投稿者のレビュー一覧を見る

お母さんなのにブルマ。
お母さんなのに萌える。
お母さんなのに恋しちゃう!
そんな感じですね。時折、主人公・実の脳裏をよぎる父の記憶。それは今もあまり変わらない高校時代の母の姿。そして、かって父が母に抱いた恋心というかモヤモヤした気持ちを自分も持ち始めてしまうのです。
冒頭いきなりブルマで登場する(そしてビンタしてくる)高校生のお母さんもいいですが、とある理由でブルマ姿になるお母さんは最高ですね。

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紙の本

最終巻

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:TSV - この投稿者のレビュー一覧を見る

一にドキドキしても実のフラッシュバックはだんだん起こらなくなり。
母さんも好きだけど一のことも…?
これで最終巻です。誰かが悲しむことなくハッピーエンドで何より。

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紙の本

お母さんと一

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:TSV - この投稿者のレビュー一覧を見る

いままでお母さんがメインヒロインでしたが、今巻でグッと一(にのまえ)もヒロインポジションに出てきた印象です。次回、とうとうお母さんと一が…!?

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電子書籍

ライバル出現か!?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:TSV - この投稿者のレビュー一覧を見る

プールに夏祭り。子どものようにはしゃぐ母さん可愛い。
そして大蜘蛛ちゃんの憧れ&好きだった漫研の先輩、山田さん登場。
実にライバル出現か!?
カバー裏ですが、植芝理一先生のメガネや歯の矯正器具への想いも知れて良かった笑

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電子書籍

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:TSV - この投稿者のレビュー一覧を見る

お母さんだけど女性的なものを感じてしまう……
何ともアブノーマルな感覚ですが、この作品は嫌な感じが無くむしろ微笑ましくすらあります。実と一の関係も進展ありそうです。
女子の苗字が難読なのに対して男子の苗字が平凡すぎるのも個人的にツボです。

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