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星を継ぐもの みんなのレビュー

  • 星野之宣, J・P・ホーガン(原作)
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みんなのレビュー16件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (11件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (2件)
  • 星 1 (0件)
11 件中 1 件~ 11 件を表示

紙の本星を継ぐもの 01 (BIG COMICS SPECIAL)

2011/07/02 22:16

星野之宣流味付け「星を継ぐもの」

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Tucker - この投稿者のレビュー一覧を見る

J・P・ホーガンの「星を継ぐもの」を星野之宣がマンガ化したもの。
2011/07時点で、ビックコミックで連載中である。ちなみに星野之宣は、かつて「未来の2つの顔」(J・P・ホーガン)もマンガ化している。

ストーリーは
205X年、月面で宇宙服を着た一人の人間の遺体が発見された。
当初、何かの事故に巻き込まれたものと思われたが、調査の結果、関係者全員、頭を抱える事態になってしまった。

死亡推定時刻:約5万年前

人類がまだ石器時代の頃、人類そっくりの生き物が宇宙服を着て、月面を歩いていた・・・。
発見された遺体は人類であるはずがない。が、調べれば調べるほど共通点が浮かび上がってくる。

一体、この人物は「何者」なのか?
というもの。

人によっては、「ミステリー」だという人もいるが、自分は「SF」(それも文字通りの意味での)だと思っている。


当然、と言えば当然かもしれないが、原作を100%忠実にマンガ化しているわけではない。

例えば、発見された遺体(「チャーリー」と名づけられる)は早々に火災事故で失われてしまう。
これに関しては「DNA鑑定をやれば?」というツッコミに対応する手段だと思う。(原作が発表された1977年ではDNA鑑定は精度が悪い)

他にもいかにも「悪者」といった感じの組織が登場してくるが、今回は自己紹介程度の登場だった。

1巻は、ガニメデで宇宙船が発見されたので、調査に向かう所まで。
最初の巻らしく、主要登場人物の紹介と謎の大風呂敷を広げるのがメインになっている。

今後、星野之宣は「星を継ぐもの」にどういう味付けをしていくのか、注目したい。

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紙の本星を継ぐもの 01 (BIG COMICS SPECIAL)

2011/08/27 11:44

星野之宣がどう描いていくのかに期待して読み続けたい

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

これでも60年代後半から70年代にかけてSFにハマっていた人間なので、J・P・ホーガンの『星を継ぐもの』と言えば有名すぎるほどのSFの名作だということを知らないわけはない。その名作をあの星野之宣が描くというのだから、驚きと言うか、期待と言うか。
まだ第1巻なので、作品全体の評価をすることは難しいし、マンガとしてどう描き切るのかについてはこの後も期待していくしかないので、第1巻から読み取れそうなことだけを考えてみたい。
まず、名作SFとは言え1970年代に発表(日本語訳は1980年)された作品を、30年以上も経過した今なぜマンガにするのかということ。内容から考えれば、宇宙のことや人類発生のことなどについて、以前よりも多くのことがわかってきたからこそ今改めてそれを問うということなのかとも思えなくはないけれども。
また、作品の初め頃から原作をかなり改変している部分があるということ。きっと星野自身に原作ならびにそのシリーズを読み込んできて何か思うところがあるのだろう。それを今後明らかにしていき、ある意味星野の『星を継ぐもの』を描き出そうとしているのかもしれない。
いずれにせよ、星野之宣がSFに戻ってきたということに期待をしたい。原作も原作なので、そう簡単に終わらないでほしい。そんな期待をさせるマンガにこの頃お目にかかってもいないので、余計そう思ってしまう。

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紙の本星を継ぐもの 02 (BIG COMICS SPECIAL)

2012/02/05 18:09

地球から木星への旅

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

J・P・ホーガンの『星を継ぐもの』を原作とした星野之宣のマンガの第2巻です。
前半は、本来月は地球の衛星ではなく、5万年前に地球に捕獲されて衛星となったという説から始まり、月がなかった地球がどのような状態だったのかという知的論争が繰り広げられます。マンガ全体のストーリーでは、木星の衛星・画に目でに向かう宇宙船の中で科学者たちが上記の論争を行うという流れですので、ある意味退屈な時間を論争と言う形で描いているわけです。しかし、これが非常に知的興奮を駆り立てるものになっています。しかも、地球に月がなかったという環境がマンガで描かれているのですから、余計に興奮を駆り立てられるようになってしまいます。それもこれも、星野の画力のたまものと言えるかもしれません。もちろん、あくまで仮説であり、解答が見つからないうちにガニメデに着いてしまうようになっているので、謎は謎のままということになります。
後半は話が急展開する印象があります。これまでオーパーツとして存在を想像させていた宇宙人(作品中、ガニメアンと名付けられています)と地球人が遭遇してしまいます。
ここで描かれているガニメアンも、星野の画力でさもありなんという姿が描かれています。
まだ、話はこれから展開していくことになるはずです。
ホーガンが文章で表現しようとした世界を、星野がいかに私たちの目の前に表してくれるのか、楽しみでなりません。

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紙の本星を継ぐもの 04 (BIG COMICS SPECIAL)

2012/09/30 13:28

星野之宣流「星を継ぐもの」完結編

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Tucker - この投稿者のレビュー一覧を見る

J・P・ホーガン原作の”巨人たちの星”シリーズ(「星を継ぐもの」「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」)をマンガ化したもの。
今回で完結する。

ジェヴレン人(ランビア人との末裔)の存在と、彼らが人類を支配しようと策謀を巡らしている事に気付いた主人公たち。
一方、シャピアロン号の巨人たち、ガルース船長らは、自分達の末裔がその対立の元を作ってしまった事に気付き、どちらにも加担せず、去っていこうとする。
武力面では話にならないほど差があるジェヴレン人に対して、どのように対抗していくのか・・・。


「星を継ぐもの」の方は何度も読んだので、ストーリーをよく覚えているが、他の2作については、記憶がかなり曖昧なので、どの部分がどのようにアレンジされているのか、といった楽しみ方はできなかった。
先日、後日譚である「内なる宇宙」を古本屋で入手したので、今度、それも含めて読み直してみたい。

印象的だったのはジェヴレン人のヴェリコフに協力するように説得するシーン。
ちなみにこれまでのすべての「謎」の種明かしにもなっている。

ヴェリコフの説得はガニメアンのガルース船長が行う。
その説得に用いた方法は「真実を語る」こと。
目の前の損得ではなく、そもそもの始まり、自分達(の末裔)が行った暗部も包み隠さず話した上で、協力を求めた。
(捕まって、カマをかけられたとはいえ、ヴェリコフは一度、ジェヴレン人側を裏切っている、というのが底辺にはあるが)

不都合な事は無かった事、もしくは過小に扱い、都合のいい事は針小棒大にして語る事は誰にでもできる。
が、真実を語る事は、そう簡単ではない。
本当は一番の近道なのかもしれないが、一番、勇気がいる事なので、そうできない事が多い。

どこかの国で話題になっている問題も、お互い自分にとって都合のいい事ばかり言っているうちは決して進展しないだろう。

ところで、原作では「星を継ぐもの」のラスト近くでダンチェッカー教授が論理的考察だけで真実に近い所まで迫るシーンがお気に入りだったのだが、マンガではアレンジされ、別の人物に持っていかれてしまったのが少々、残念。
ダンチェッカー教授のようなキャラは好きだっただけに・・・。
(実際にいたら、敬遠してしまうかもしれないが)

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紙の本星を継ぐもの 02 (BIG COMICS SPECIAL)

2011/12/04 16:42

ガニメデへ

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Tucker - この投稿者のレビュー一覧を見る

J・P・ホーガンの名作SF「星を継ぐもの」を星野之宣がマンガ化したもの。

1巻では、死亡推定時刻から言って人間ではないはずなのに外見も解剖学的特徴も人間そっくりの遺体「チャーリー」を巡る謎が展開されたが、2巻では、「チャーリー」と並ぶもう一つの大きな謎を調査するため、主人公達は木星の衛星「ガニメデ」に向かう。

各エピソードのタイトルは他のSFのパロディかと思ったが、調べてみると一部だけだった。
気が付いたのは、第9話「狂風世界」、第10話「恐竜パラドックス」の2つ。
それぞれJ・G・バラードとフレドリック・ブラウンの作品に同一タイトルの作品がある。

ちなみに第17話「遥かなる帰還」は、映画「はやぶさ 遥かなる帰還」のパロディだろうか、穿ちすぎだろうか。


1巻では分からなかったが、2巻でこの作品はどうやら「星を継ぐもの」だけでなく、その続編である
「ガニメデの優しい巨人」
「巨人たちの星」
「内なる宇宙」
の所謂”巨人たちの星”シリーズまで含まれている(含まれていそう)事が分かる。
想像でしかないが「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」までは含むのでは、と思う。
(「内なる宇宙」を読んだ事がないので、これがシリーズではどういった位置付けになるか分からないので入れていないだけ)


となると1巻で出てきた原作には登場しないキャラは、続編の「あの人達」に繋がっているのでは、と原作ファンは、いろいろと想像が広がる。
が、特にそういった知識がなくても十分楽しめる内容にはなっている。

例えば「月がなかったら地球はどのような環境になっていたか」という事を議論するシーンがあるが、これだけでもちょっとした科学解説書ができそうなほどの内容だった。


さて、続編まで含むとなった以上、早い内に「内なる宇宙」も読んでおこうか、と思う。

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紙の本星を継ぐもの 03 (BIG COMICS SPECIAL)

2013/03/05 19:17

やっぱり星野さんはいいよね

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

星野之宣さん久々の長編SF、というだけで、買いです。
JPホーガンの原作は有名ですけど今まで読んだことがなかったのですが、星野さんの漫画化を機にシリーズを一気に大人読みしました。
超絶技巧、今も変わらないです。まだまだ、意欲的な挑戦をお願いします。

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紙の本星を継ぐもの 01 (BIG COMICS SPECIAL)

2013/03/05 19:16

やっぱり星野さんはいいよね

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

星野之宣さん久々の長編SF、というだけで、買いです。
JPホーガンの原作は有名ですけど今まで読んだことがなかったのですが、星野さんの漫画化を機にシリーズを一気に大人読みしました。
超絶技巧、今も変わらないです。まだまだ、意欲的な挑戦をお願いします。

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紙の本星を継ぐもの 02 (BIG COMICS SPECIAL)

2013/03/05 19:15

やっぱり星野さんはいいよね

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

星野之宣さん久々の長編SF、というだけで、買いです。
JPホーガンの原作は有名ですけど今まで読んだことがなかったのですが、星野さんの漫画化を機にシリーズを一気に大人読みしました。
超絶技巧、今も変わらないです。まだまだ、意欲的な挑戦をお願いします。

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紙の本星を継ぐもの 04 (BIG COMICS SPECIAL)

2012/12/23 15:08

やっぱり星野さんはいいよね

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

星野之宣さん久々の長編SF、というだけで、買いです。
JPホーガンの原作は有名ですけど今まで読んだことがなかったのですが、星野さんの漫画化を機にシリーズを一気に大人読みしました。
超絶技巧、今も変わらないです。まだまだ、意欲的な挑戦をお願いします。

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紙の本星を継ぐもの 04 (BIG COMICS SPECIAL)

2012/11/17 23:48

「巨編ついに完結!!」この一言に尽きる

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

星野之宣が、あのホーガンの『星を継ぐもの』をマンガ化したというだけで、いろいろと期待をして買い求めてしまった。しかし、それもこの第4巻で完結となった。もとの小説が既に出来上がったものとしてあるのでそんなに長編になるわけではないだろうとは思っていたが、最近のマンガは冗長傾向にあるので、4巻で完結してしまうと意外と短いと感じてしまう。
だが、内容は充実している。
これまでは太陽系や人類の成り立ちを説明しなければならなかったところもあり、少し解説風に流れるところもあったが、ここへ来て仮説や理論で過ぎていくだけでなく、活劇も含めて話が面白いように進展し、そして終わりへと向かうので一気に読んでしまった。
途中に収められたカラーページも、ちょうどいいアクセントになっている。この単行本化に際してカラーページが描き下ろされているのには、このアクセントとしての意図があったのかとも思えてしまう。
完結してしまうと、何かあっけなかったようなところもあるけれど、十分にホーガン『星を継ぐもの』を見て楽しむことが出来たのではないだろうか。

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紙の本星を継ぐもの 03 (BIG COMICS SPECIAL)

2012/05/22 18:37

絵とストーリーで圧倒されっぱなしだ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

異星人が地球に訪れるという話は過去にもいくつもあったと思う。もちろん小説だけでなく、映画やマンガなどにもあるのは言うまでもない。そこには極めて敵対的なものから逆に友好的なものまで様々だったが、こんな訪れ方もあったのだと思ってしまったのが、この『星を継ぐもの』に登場するガニメアンたちの地球訪問だ。
異星人との1対1の出会いで個人的な友好関係に読み替えられるのでもなく、ちゃんと異星人と地球人の出会いになっているし、一種異星人の観光旅行風でもあり、何とも不思議な感じだ。でも、こんな出会い方もあるのかもしれないと思わせられる。しかもそれが絵で表現されているのだから、本当にあるかもしれないと余計思ってしまう。
それ以外にはいくつかの理論などが説明されながら物語が進んでいくので、それもまた圧倒されてしまう。
このまま、どこへたどり着くのか(もちろん、原作ではわかっていることなのだが)。

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