力の在り処 みんなのレビュー
- 榎本ナリコ
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電子書籍力の在り処 2
2023/05/12 09:04
コミックよりは
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者の思い入れ 言いたいこと 主張はよくわかったが、「コミック」という「絵」を主体とした媒体をつううじて表現するのには、やや不適当なストーリーであった。コミックでは登場人物たちの動きや表情がとても重要なのだが、この作品のストーリー展開は、文字通り「言葉」が重要で力の在処である。
紙の本
紙の本力の在り処 1 (アクションコミックス)
2002/12/16 23:48
現代社会の痛み
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投稿者:海野 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひきこもり、リストカット、ドメスティックバイオレンス…。
現在問題となっている、さまざまな心の病。
人は「弱い」から、そのような病にかかるんだろうか。
「強く」なれば、そんなの笑って済ませられるようになるんだろうか。
この作品に登場する人物達は、みんな心に傷を負っている。
そしてその傷を持つ者たちが2人以上になると、不思議な力を持つようになるのだ。
ひきこもりの「勉」は頭が冴え、天才的発想が可能となる。
放任されている小学生「真」は、人の心が読める。
そして父親の家庭内暴力に傷つくリストカッターの「有花」の力は、ヒーリング。
しかしこれらの力は前述したように、
自分以外の「傷を負ったもの」といるときでないと発動されない。
その意味とは一体?
人から傷つけられたものは、
自分の弱さをより弱いものの中に見つけ、憎み、破壊の衝動に駆られる。
それでは、自分を傷つけている人も、
なんらかの傷を、心に負っているのではないか?
「センチメントの季節」で少女・中年男性等の心理を繊細に描いた榎本ナリコの新作。
巷で流行っている、「傷の舐めあい」的作品、
「社会啓発」的作品とは一画をなす、新感覚の「痛み」系マンガ。
現在も連載は続いているようなので、今後の展開に大いに期待しています。
電子書籍力の在り処 1
2020/06/24 11:32
三すくみの関係
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場人物三人の特別な力が相手がいる時にしか発揮されないという卓抜な設定がいい。一人では世間並以下の人間が相手がいると特別な存在になれる あからさまではないが人間には社会生活が必要 ということを暗示しているようにも見える。
作者独特の画風がちょっと重いストーリーとよく合っている。
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