少年の境界 みんなのレビュー
- akabeko
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2021/09/11 09:03
運命に抗えるのか
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
運命の番と、αとΩ。
むっちゃ良かったです。
2021/02/15 04:07
“運命の番”に真っ向から取り組んだ作品
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねむの木 - この投稿者のレビュー一覧を見る
電子読了
オメガバース 社会人編
今回のメインテーマは
“運命の番”同士であることが、αとΩにとっての最善だといえるのか?
ということではないかと思います。
この巻を読む上で、重要な前提があります
巻頭『オメガバースの世界』を読むと
“番(つがい)”となったα、Ωはお互いにしか発情しなくなる とあるが、
本作では、
αは、番契約を結んでいない“運命の番”からなら、自身に別の“番”が居てもフェロモンを嗅ぎ取れる。
(Ωに“番”がいる場合には、他のαはフェロモンを嗅ぎ取ることができない)
中学時代の経緯から、互いの関係を自覚する前に“運命の番”を永遠に喪った大我。
自分だけのαを希求し、αの元を渡り歩く倫。
“運命の番”ではないが幼馴染み ゆかへの初恋を実らせた薫。
中学時代の経緯から否応なく薫の番となった ゆか。
二組のストーリーが絡まります。
ここからネタばれありです
“運命の番”同士ならば大我とゆか、薫と倫であったはずの二組。
出会えるのは奇跡、のはずの“運命の番”が、近場で発生しすぎるとは思うが、登場人物を最低限に絞ったことでテーマが散漫にならず良かったと思います。
“運命の番”同士ではなくとも、ゆかに献身的な愛を注ぎ、ゆかの気持ちを第一に考える薫と、その大きな愛に包まれて、徐々に共に幸せになりたいと願い始める ゆか。
本作では、二人の距離が縮まっていく過程を丁寧に描いています。
一方、愛情を感じながらも互いが“運命の番”ではないことに拘るあまり、精神的に傷つけ合いながら一緒に暮らす大我と倫。
2巻の主軸は、この二人の関係に置かれています。
後半、倫が“運命の番”にこだわる原因が、大我自身による刷り込みにあったと判明する場面。
一枚絵で描かれた、倫を抱きしめながら、初めて涙を溢す大我の表情が強く印象に残ります。
そしてクライマックスの薫と大我が対峙する場面は必読です。
倫の幸せのため“運命の番”にこだわる大我に薫が放つ言葉こそが、2巻のテーマに対する完璧な答えとなります。
本作は“運命の番”を常にロマンチックな出来事として扱う違和感を顕在化した意欲作であり、それに「否や」を突きつける明快な回答をもたらした素晴らしい作品だと思います。
2020/08/13 06:46
大号泣作品
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:jazzW - この投稿者のレビュー一覧を見る
三巻完結でありますが、一巻毎綺麗に纏まっているので、一気買いしなくても充分に満足できます。ですが余裕があるなら、是非三巻まで読んで頂きたいです。
本能vs理性が大テーマで、ドロっドロのド修羅場連続なのに、読後感最高にハッピーです。
今年一番泣いた作品でした。
2023/06/25 11:29
オメカバの世界観て
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Emiria - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者さんやお話な数だけ
正解があるんと思うけど…
この作者さんは愛情深くてハピエン信者の私に
めちゃくちゃ感動を与えてくれる。
2021/02/13 05:47
喪われる男性性の哀しみを描く
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねむの木 - この投稿者のレビュー一覧を見る
電子読了
オメガバース。
全3巻。
各巻でメインテーマを定めてプロットを構築しているので、単独でも読み応えがあります。
第1巻は、第二の性発露と受容の苦しみがメインです。
オメガバースの設定を考える時
いっそ第二の性が判別できる年齢まで、男女の区分なく育てれば子供たちは傷つけ合わずに済むのではないか、と思う。
男女の区別しかなかった少年期を経て、中学生にして突きつけられる第二の性αβΩ。
自分は男だと信じて生きてきた ゆか にとってそれは、思春期の不安定な時期に自尊心も夢も破壊される残酷な宣告。
最初から、外見上の造作も“産む性”を与えられた女性とは異なり、男性の造りを持ちながら“産む性”も同時に与えられるΩという存在。
その自己認識と身体の造りの矛盾に苦しむ ゆかの姿を作者は残酷に描いていく。
また平行して、タイプの異なるα二人の姿も描いていく。
自己認識の崩壊、帰属社会からの疎外、友情の喪失など、蹂躙される精神と身体
Ωの厳しい現状を描く本作は、オメガバースの入門書にふさわしい作品だと思います。
書き下ろしの短編は2巻以降の内容に関わります。購読にあたっては、分冊ではなく本作をオススメします。
ここからネタばれありです。
Ωのゆかと、薫と大我二人のαの話
多くの作品で眉目秀麗に描かれがちなαに比べて、一見薫は色々と地味な存在です。
しかし幼少期から第三の性の本質を見抜く姿を描くことで、薫のαとしての知性や早熟さを際立たせています。
対する大我には、人目を引く華やかさや強さそれによって形成された傲慢と唯我独尊の考え方など、一般にもイメージしやすいα像を与えています。
書き下ろしが暗示する ゆかの“運命の番”は大我。
しかし本編で、第二の性が判明する前に不安に駆られた ゆかが無意識に求めたのは疎遠になっていた薫。
同じ時を過ごす中で醸成された信頼と親愛の情と“運命の番”が引き出す動物的本能と情動の対比。
この場面に、作者の“運命の番”に対する考え方が象徴されているように思います。
そして続く2巻では、ここがメインテーマとなります。
2020/12/31 16:34
2巻
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
2巻は社会人になった主人公たちの話です。新しいキャラクターもでてきて、それぞれが問題に向き合います。
作者さんのストーリー展開に驚きです。すごい。切なくて悲しくて泣けました。
3巻も良かったです。
2024/03/01 16:14
オメガバース
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たしろちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
紆余曲折ありますが、ハッピーエンドで終わります。キャラが本当に魅力的。
運命の番に翻弄される四人の結末はいかに、、
2024/03/01 16:10
オメガバース
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たしろちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
オメガバース作品です。続き物で
主人公と相手のの気持ちがとっても切ない。
魅力的なキャラがたくさんでてきます。
次の巻もおもしろいので是非。
2023/06/25 11:26
完結まで購入。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Emiria - この投稿者のレビュー一覧を見る
買っといて正解だった。
オメカバ最大難問→運命の番か恋愛相手か?
の答えの一つを貰った♪
2023/06/25 11:23
先ずは四人全員がハピエンで最高ッス♪
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Emiria - この投稿者のレビュー一覧を見る
一巻から一気読み!!
運命の番か
重ねてきた愛情か。
もしかして運命のが強いのかも!?て思ってたけど
最高のハピエンをありがとうー!
オメカバの醍醐味て幸せな家族になる事だと思う。
ソレが見れて嬉しい♪
2021/12/04 00:44
苦しみの先にある希望の未来
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねむの木 - この投稿者のレビュー一覧を見る
電子読了
オメガバース 最終巻
ゆかと薫 大我と倫
3巻では、波乱を乗り越え最愛のパートナーを得た2組のCPそれぞれに
転機が訪れます。
ゆかの妊娠と倫の抑制剤乱用による未知の副作用の発露
3巻のテーマは、次世代の未来のために“今”解決すべきこと
3巻、本当に良かったです。本っ当に!
これでもかと名言と名場面が続きます。
1巻の大我のエピソードで通読に抵抗を感じる方もいるでしょう。
ですが可能ならそこを乗り越えて全3巻を読んで欲しいと思います。
1巻の冒頭、少年期すでに理知的なαの片鱗を現わしていた薫に対し、
大我は巻を重ねる中で懊悩し、時に煩悶しながら一番成長していきます。
最終巻を読んで、決して結ばれることはなかったけれど
本シリーズの主役は、“運命の番”と呼ばれる関係にある
大我とゆかなのだと感じました。
『少年の境界』はそれぞれが“運命”という名の本能に抗い
理性ある人間として生涯の伴侶を選び取る物語だと思います。
ここからネタバレありです。
Ω側の主人公ゆかの妊娠出産については特筆することはないです。
男性であるという特殊性はあれど、マタニティブルーなど
性別に関わらない妊娠の悩みが描かれていますが
薫がとてもできた伴侶なので、大きな問題は起こりません。
片やα側の主人公大我には、またも辛い試練が与えられます。
それは伴侶 倫の抑制剤乱用による記憶の退行
新しい出来事から過去の出来事へとページを遡っていくかの如く
徐々に、そして確実に蝕まれ喪失していく記憶の数々。
その上新たに与え合う愛情すらも記憶として形成されず、リセットされる症状。
倫の記憶から自分が失われていく恐怖に直面する大我と混乱する倫の姿は
読むのが本当に辛いパートです。
しかしながら、このエピソードは単なる“悲劇性や感動づくり”の山場としてではなく、より良い未来を目指して世の中が動き始める契機となります。
繰り返しになりますが、ここからは名言、名場面続きです。
バース性に翻弄された4人が迎える、それぞれの明るい未来を
見届けてほしいと思います。
最後に
とくに印象に残った点として
倫の記憶が退行する過程で2巻とかぶる時期があるのですが、
2巻と3巻では、二人の醸す雰囲気が全く違っていることに気づきます。
もしかすると、愛情の記憶は倫の奥底に沈んでいるだけで、
完全に消え去ったわけではないのかもしれない
だからいつか記憶は甦るのかもしれない
そんな希望を感じさせるシーンでした。
少年の境界 3 (ビーボーイオメガバースコミックス)
2021/05/27 13:51
めでたく完結
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:せつこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
運命に逆らってみよう系こそ、ボーイズラブの根源というか少女マンガとかの根源というか…。めっちゃオメガバースが流行ってるときにスタートしたのが良かったなぁ、と。最近は増えてるみたいですねー。
2020/12/31 16:44
泣けます
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
2巻でとりあえず、2組とも区切りはついていた感じはしたけど、3巻でまだ問題があるなんて。途中悲しくて泣けました。
でも完結巻で綺麗にまとまっていてとても良かったので、ぜひ3巻まで読んでほしいです。
今まで読んだことないようなオメガバース作品で、ストーリーが素晴らしかったです。
2020/12/31 16:20
オメガバース
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
レビューも多くて気になっていたので、2巻まで出ていた時2冊一気読みしました。
2巻まで一気に読んで良かったです!1巻だけじゃ面白さがまだわからない気がします。
完結まで読みましたが、本当にすごいストーリーだなと感動したのでおすすめです。
1巻は学生の頃の話です。
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