死者の書 みんなのレビュー
- 著者:近藤 ようこ, 原作:折口 信夫
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
5 件中 1 件~ 5 件を表示 |
死者の書 上 (BEAM COMIX)
2018/11/30 22:37
慈しみたい作品
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シュパーゲル - この投稿者のレビュー一覧を見る
【上・下巻レビュー】中将姫伝説。
浮世離れして幻想的な物語でした。消え入るような近藤ようこの描く姫君が二上山に吸い込まれてしまいそうでこちらも心もとない気持ちになると同時に自然と神聖な思いにかられました。神に身を捧ぐ乙女たちはあちらでどのように過ごされているのでしょうか。慈しみたい作品でした。
死者の書 下 (BEAM COMIX)
2016/06/28 22:45
死者の書 下
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:南斗勉太 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ほんとうに手を合わせてしまいました。姫様美しいです。
2015/12/27 15:12
漫画になってくれてよかった
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
この内容、文章ではとてもじゃないけど理解するのは無理だったと思う
漫画になってくれてありがたい
近藤さんの絵はすごくあっている
2016/05/04 20:20
なかなか難解
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
なかなか難解ですね。近藤さんはこれを取っ掛かりにして折口さんの本を読んでということみたいですが。歴史ものというよりもっと宗教的というか…
2020/12/28 21:08
二重性に織り込まれた意味
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ivnin - この投稿者のレビュー一覧を見る
浮世離れした深窓の姫君である藤原郎女は、陵墓に眠る死者・大津皇子に魂を呼ばれてしまう。郎女は死者の供養の為、蓮の糸で編んだ布に夢で見た阿弥陀仏を描く。
……というあらすじにまとめれば、普通の歴史伝奇恋愛ものだが、本作が面白いのは郎女と大津皇子の間になんの交渉もなく、お互い相手を別人に見なしており、宗教、時代、世界観もまったく共有していない点だ。
そんな二人を救うのは郎女の無駄とも思えるひたむきな芸術活動であり、ある意味そこに作者と読者のあるべき関係が描きこまれているとも言える。
何かありがたい事が描かれているとも言えるし、思わせぶりで淡々として何も起こらないとも言える、そんなお話である。
5 件中 1 件~ 5 件を表示 |