神様ドォルズ みんなのレビュー
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紙の本神様ドォルズ 5 (サンデーGXコミックス)
2015/08/17 15:01
隻の責任
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
枸雅匡平と詩緒がお世話になる史場家に、空守村出身の下尾が息子の透を連れてやってくる。仙台に引っ越す前の挨拶だという。しかし史場父は、匡平が枸雅家の人間で、しかも詩緒は隻であることを思い出し、青ざめる。下村と枸雅の間にある因縁とは何なのか?
一方、勾司朗は、桐生の暴走に頭を痛めていた。一緒に東京へ上京した器師の杣木靄子からも、これ以上言うことを聞けないならば調整はしないと最後通牒を突きつけられてしまう。そこで、匡平を通じて詩緒と桐生の手打ちを考えるのだが、そこに新たな隻、日向まひるが現れてかき乱す!
どうやらまひると匡平の間には、過去に何かがあったらしい。その過去は現在にどのような影響を与えているのか?
紙の本神様ドォルズ 4 (サンデーGXコミックス)
2015/08/17 14:57
再び東京へ
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杣木靄子たち器師による案山子・玖吼理の修理も終わり、匡平や日々乃、詩緒は東京へと戻っていく。そんなとき、匡平と勾司朗はちょっとした画策をしていた。
そして戻ってきた東京。阿幾の再登場や、村を出て外で暮らす村人たちの画策など、新たな事件の様相が明らかになってくる。そして、詩緒たちに目をつけた空張久羽子の父親も、本格的に捜査にあたりはじめる。
村の内にいても外にいても、どっちがえらいのかを比べなきゃ生きていけないなんて、大変だねえ、と。
紙の本神様ドォルズ 3 (サンデーGXコミックス)
2015/08/17 14:56
神にかかるもの
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
壊された案山子・玖吼理を修理するため、空守村へと戻る決断をした枸雅匡平。そこには、詩緒と同じ顔をした日向家の隻の正体を確かめたいという思いもある。そして史場日々乃は、そんな匡平に同行を申し出る。
細い山道を抜けて、日々乃の運転でやってきた故郷・空守村。そこに広がっている景色は昔と何も変わらず、住んでいる人々の意識も時間が止まったままだ。そのことを実感するにつけ、匡平の頭をよぎるのは、一人の女性。阿幾の過去にも共通して登場する、瀬能千波野という外から来た教師のことだ。それは阿幾が囚われの身となり、詩緒が隻となったときの物語。
一方、日向家に戻った桐生は、厳しい叱責と折檻を受けていた。それを止め、自宅に連れ帰った勾司朗は、彼に温かい家庭というものを実感させる。それはこれまで彼が得たいと思っていて、決して得られなかったもの。
今巻は、匡平と阿幾の人生を変えた過去の回想編。そう思うと、彼らの生き方を変えてしまったのは、瀬能千波野という女性の罪なのではないかと思えなくもない。だがそれはあまりにも酷な見方なのだろう。なぜなら彼女はそれを避ける術を持たなかったのだから。
それもそのはず。ちはやは神にかかる枕言葉。彼らが案山子という神の抜け殻に関わるのならば、その出会いは必然だったのだろう。
紙の本神様ドォルズ 2 (サンデーGXコミックス)
2015/08/17 14:47
新たな刺客
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
村で枸雅家と権力を二分する日向家の勾司朗が、阿幾を追って匡平の前に現れる。そして彼らが案山子を使役して戦う現場には、史場日々乃の友人・空張久羽子の姿があった。彼女の登場は、彼らの戦いにどんな影響を及ぼすのか?
そして、隻でありながら、彼らの動向について全く聞かされていない詩緒。彼女に隠された秘密は、匡平の生活をどう変えていくのか?その鍵はおそらく、彼らの過去にある。
紙の本神様ドォルズ 1 (サンデーGXコミックス)
2015/08/17 14:45
逃げ出しても逃げ切れない過去
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
枸雅匡平は、実家のある村から東京の大学へとやって来た。そんな彼が懇親会で世話になっている史場日々乃に告白しようと思った日、村においてきたはずの因縁が再び彼の許へとやってくる。カラオケ店で発見した惨殺死体。その手口は、彼が昔に村で見たものと同じだった。
その予感は当たり、自分の部屋へと帰るとそこに待っていたのは、妹の詩緒だ。案山子という神様の抜け殻を操り、奇跡を起こす隻でもある彼女は、脱走した阿幾を追って東京へとやってきたのだ。かくいう匡平も元・隻であり、詩緒が操る案山子・玖吼理も彼の持ち物だったのだ。
そしてその匡平の住処を襲撃する阿幾。そのおかげで、父親が村の出身だという日々乃も巻き込み、案山子たちの戦いが始まることになる。
紙の本神様ドォルズ 12 (サンデーGXコミックス)
2013/05/23 17:55
あ~終わってしまった…(ToT)
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投稿者:おこめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
設定と案山子のデザインとキャラクターたちの魅力ある表現ですっかりとりこになっていましたが、巻数的にもここまでかな~と悲しくなりました。
ちょっとネタばれもあります。
全体に「やさしい」がつまっていました。
外からも中からもとても残酷なシーンがあるのでうけれど、そういう事があったから余計に人の痛みが人ごとに思えない。
それを案山子も受け取ってるという…
ホッとしたけれど、このアイディアをこの短さで終えるのはとても悲しい。
それが★一つ分原点した理由です。