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神様ドォルズ みんなのレビュー

  • やまむら はじめ
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みんなのレビュー26件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (21件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
26 件中 1 件~ 15 件を表示

負の遺産を受け継ぐ者たち

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

隻である枸雅紫音の迦喪建角を奪い、弟である日向桐生を助けるために戦う決意をした枸雅匡平は、史場日々乃を安全な場所に下ろすと、天照素に擬態した常絶から桐生を取り戻すために突っ込んでいく。玖吼理を操る枸雅詩緒の援護も受けつつ、弟妹の前で兄の面目を保つ匡平だったが、彼の知らないところでも事態は進行していたのだ。
 日向佐兵衛と綾女に対する決着、策動する枸雅蒼也、お社に乗り込んできた枸雅阿幾、そして、明らかになる案山子の本来の目的。古来より引き継がれてきた怨念は、積み重なった歴史の果てに、二人の幼馴染の対決を望むのか?

 山奥の村でひっそりと積み上げられてきた案山子を介した人工的な進化よりも、人類の総体による科学技術の発展速度の方が遙かに早かったという、ある意味では当たり前の結果ではあるのだが、野望を抱く人間があと200年くらい早く出ていれば、また違う結果を生んだ可能性もなくはないな。負の遺産の処理は、いつでもその恩恵を受けた以外の人間がしなければならない。
 てっきり、本巻で最終刊だと思っていたのだが、作者にそういう意図がなかったことは、本体表紙で言い分けされているとおり。どうも阿幾には、ハッピーエンドは訪れそうにないな。

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飛び越えられるだけの力

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

当主の枸雅清方や伯父の枸雅将征が、天照素に取り込まれた日向桐生ごと、日向佐兵衛や綾女を闇に葬り去ろうと画策していることを知り、枸雅匡平は弟である桐生を助けるために抵抗するのだが、弥隈利の隻である枸雅蒼也により、史場日々乃ごと捕まってしまう。
 隙を突いて日々乃だけは逃がすことに成功したものの、匡平自身はかつて枸雅阿幾が軟禁されていた座敷牢に閉じ込められてしまった。

 綾女により撃たれて重傷を負った日向勾司朗は、怪我を押して、約束を守るために宇輪砲と共に戦場に行く。それを見送る日向まひるは、きいちゃんに子どもが出来たことを知り、失った禍津妃の代わりに武未禍槌を駆って戦場に向かうことを決意するのだった。
 一方、天照素に対して迦喪建角で哨戒任務に当たっていた枸雅紫音は、その武装の少なさゆえに攻めあぐねていた。しかし、玖吼理と共にやってきた枸雅詩緒、火官土の日向暁、そして弥隈利と枸雅蒼也の参戦で、何とか戦況を維持することに成功する。

 その頃、杣木靄子の許には、弱った暗密刀を抱えて阿幾が転がり込んでいた。

 靄子のいじましさはいったい何なんだろうね。それでいて、責任を負った大人としての一線は守るわけだ。背負うものがあると中々自由には生きられないんだ。それに対して、そういうしがらみの一切を無視できるほどの圧倒的な才能を持った匡平は、ついにそれは自覚的に使う決意をする。
 これは一種、中世から近代へ、家から個人への変化を生んだ意識革命をなぞっているようなものなのかも知れない。

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電子書籍神様ドォルズ 3

2022/01/09 17:37

匡平と阿幾の過去

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投稿者:まぐろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

詩緒が玖吼理を壊してしまったため、地元へ帰ることになりますが、桐生の生き方がせつなかったです。
そして匡平と阿幾の過去が語られました。
先生も教え子のお父さんと関係もっちゃだめだよ……。
しかも阿幾とも関係を持ってしまうなんて…。
いくら追い詰められているとはいえ、絶対に結ばれることはないのに…。
すごいしんみりしたお話でした。
続きが気になります。

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電子書籍神様ドォルズ 2

2022/01/09 17:36

案山子の戦闘

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まぐろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

今回は定番のラッキースケベが読めます。
そして案山子の戦闘がかっこよかった。
たくさんの人に案山子見られちゃったけど、大丈夫なんですかね…。
テンポがよく、絵がきれいなのでさくさく読めました。
匡平と阿幾の過去はいつ読めるのか…。
続きも読みたいと思います。

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電子書籍神様ドォルズ 1

2022/01/09 17:35

案山子

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まぐろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

アニメを見ていて原作が気になったので、読んでみました。
結構人が死んでいてグロテスクな場面もあるので、苦手な方は注意してください。
まだまだ謎が多く、匡平と阿幾の過去が気になりました。
匡平が案山子を操るところも読んでみたいです。
続きも読みたいと思います。

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電子書籍神様ドォルズ 3

2021/10/02 17:07

帰郷

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投稿者:ボリス - この投稿者のレビュー一覧を見る

案山子の修理の為に村に帰った匡平たち。いろいろな謎が一気に説明され、阿幾と匡平の過去のいきさつも描かれたのでおもしろかった。案山子製作の秘密がわかってスッキリした。

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電子書籍神様ドォルズ 2

2021/10/02 16:37

案山子が大暴れ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ボリス - この投稿者のレビュー一覧を見る

更に2機の案山子が登場。街なかで散々大暴れして大勢に目撃されてしまい、これからどうなるのか? 危ない感じの空張親子が関わってきておもしろくなりそう。

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電子書籍神様ドォルズ 1

2021/10/02 16:10

何製?

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投稿者:ボリス - この投稿者のレビュー一覧を見る

キャラクターも案山子の姿もほんわかしてかわいいのにシリアスな内容。村の因習と超常現象にワクワクする。案山子が何で作られているのか気になる。

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キャラが濃い

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投稿者:みるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

どんどん新しい人たちが出てきて話が複雑になってきました。でも面白い。大学の変わり者のメガネの女性がキャラ濃すぎて面白すぎます。巻末でまた新たな人物が。

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過去

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投稿者:みるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公一行は村へ戻り運転手を買って出たヒロインに過去を語るが2人の確執がなぜ生まれたのか目を背けたくなるような嫌な過去だった。

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電子書籍神様ドォルズ 3

2016/08/11 23:52

匡平と阿機、溝の始まり

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投稿者:ぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る

前巻で詩緒ちゃんと瓜二つの隻が登場、名前なども明かされますが どうして別々に育ったのかはまだ謎。

今回は、匡平の中学だったか高校時代の過去回想、阿機との溝が生まれるに至ったエピソードが挟まれました。そこで1巻目で血まみれでいた阿機のシーンに繋がるんですね、ナルホド。阿機くんって、屈折した感じではあるけど、それに拍車をかけた人物がいたのは意外です。

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電子書籍神様ドォルズ 2

2016/08/11 23:43

ヒロインA、Bて

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投稿者:ぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る

開いてまず目に入った登場人物紹介でびっくり、なんと本作メインヒロインは妹の詩緒、匡平の想い人の女の子はサブらしいです。説明にきちんとヒロインA、Bってあったし…。

物語が少し…少し…いや、かなり複雑になってきました。
案山子は全部で何体いるんだとか、隻は何人出てくるんだとか、家同士の対立の理由だとか、ちんぷんかんぷんなことが増えてきました…不安。

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電子書籍神様ドォルズ 1

2016/08/11 23:37

タイトルとイメージが違った

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投稿者:ぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る

もっとフワッとしたストーリーを想像していたんですが、ところどころにスプラッタ…「案山子」と呼ばれるでっかい人形を使ったバトルが繰り広げられます。

この物語の核心はどこなんだ?どこに向かっているの?1巻目ではそんな感じです。

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過去に囚われる亡霊たち

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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

玖吼理の隻としての権限を取り戻した枸雅匡平は、空守村で大ピンチを迎えていた。史場日々乃や杣木靄子、そして詩緒と一緒に帰郷する途中で、日向のお館様が復活させた天照素に襲われたのだ。
 とりあえずピンチは脱したものの、村は臨戦態勢。それにも拘らず、影では枸雅と日向の権力闘争が引き続いている。それは、個人の意趣返しを動機とした、至極ちっぽけなもの。

 そして詩緒は、匡平にある提案をするのだった。

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玖吼理の異変

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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

日向まひるの禍津妃を退けた玖吼理だが、なぜか詩緒の操縦を受け付けなくなってしまう。代わりに、枸雅匡平は何かふさぎこんでいる様子だ。そんな彼の前に、阿幾が現れる。
 一方、居場所を失くしてしまった桐生は、空張久羽子の父親の恭介に拾われていた。しかし、彼が刑事だと分かり、またも居場所を失くしてしまう。彼の居場所は一体どこにあるのか?

 日向のお館様が大層なことをやってくれています。

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