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宇宙家族ノベヤマ みんなのレビュー

  • 岡崎 二郎
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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
3 件中 1 件~ 3 件を表示

むずかしくて、考えさせられるけれども、何度も読み返してみたくなる

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

DNAの塩基配列の複雑さを借りて、「メッセンジャー」なる宇宙の調和をとりもつ存在を想定して、さてどんな話に落ち着くのだろうかと、2年ぶりに読んでみて、驚きとともに深く考えさせられる話でした。まるで、まだSFという言葉があまり一般的でなかった頃の海外SF小説を読み終わったような印象です。
何冊かにまたがる物語の1冊だけを取り上げて評価するのはむずかしいということを別のところで書いたばかりでしたが、同じことをまた書いてしまいそうになります。しかし、ことこの『宇宙家族ノベヤマ』の場合は、そのむずかしさがある種の心地よさにも感じます。
約2年前に第1巻が出た時には、「宇宙家族と言えば、昔「ロビンソン」があったけれども、もっと普通の家族のようだ」というように未来を舞台にした家族の物語のように読んでいました。もちろんそこは岡崎二郎のマンガなので、SFとしてのベースはしっかりとしていて「DNA」とか「メッセンジャー」という言葉を借りて何かもっと大きなテーマを語ろうとしているのではないかと想像もしていましたが、まさかこのような終わり方をするとは思ってもみませんでした。私たちの生存しているこの宇宙がいかにして成立しているのか、そこで私たちはどんな役割を果たしているのか、あるいは今後果たしていくべきなのか。むずかしい話です。でもそれをこのようなマンガという形で提示してくれたところがすごいと唸ってしまいます。
一度や二度読んだだけでは理解しにくいところもありますが、久々に読みごたえのあるマンガに巡り合えたように思いますし、そういった意味でこの作品は岡崎二郎の代表作と読んでも良いのではないかと思います。

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思いっきり笑える家族が、ここにいる。

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:氷屋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

家族にとって何が必要なのかを考えさせてくれる。人間にとってではなくて「家族にとって必要なもの」が先行して結局は「人間とは何か?」という疑問に精一杯答えてくれているような気がする。ゆったりと流れる岡崎氏の哲学に乾杯を送りたい。

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宇宙家族と言えば、昔「ロビンソン」があったけれども、もっと普通の家族のようだ

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

 岡崎二郎と言えば、星新一のショート・ショートをマンガにしたかのような、昔ながらのSFテイストを持った短編を多く描いているが、この『宇宙家族ノベヤマ』は長編の体裁をとった話だ。雑誌連載されているものなので、一応1話1エピソードのようになっているが、きっともっと大きなテーマの下に各エピソードがあるのだろう。それは第1巻を読んだだけでは分からないところだ。
「この宇宙はDNAで満ちている」という言葉がしばしば出てくるが、それぞれのエピソードはむしろ様々なレベルにある文明を通して人間を描こうとしているように見える。
 また人間を描くと言うことでは、主人公(?)である野辺山一家の家族再生も重要なテーマであり、きっと先の言葉と共通したテーマになるのだろうとは思う。
 短編で、すぐに納得させられたり、不思議な感覚を味わうのも面白いが、このような長編でじっくり、じわじわと楽しませてもらうのもいい。
 しばらく野辺山一家の旅につきあってみようと思う。

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