「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/03/18
- 出版社: 岩波書店
- レーベル: 岩波科学ライブラリー
- サイズ:19cm/164p 図版16p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-00-029710-3
紙の本
食虫植物 進化の迷宮をゆく (岩波科学ライブラリー)
著者 福島 健児 (著)
植物なのに肉食! ベジタリアンもいる? 妙な形や「胃腸」はどこから? ウツボカズラから食虫木まで、気鋭の研究者が特殊能力のわりにマイナーな「食虫植物」の意外な生き方とその...
食虫植物 進化の迷宮をゆく (岩波科学ライブラリー)
食虫植物
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
植物なのに肉食! ベジタリアンもいる? 妙な形や「胃腸」はどこから? ウツボカズラから食虫木まで、気鋭の研究者が特殊能力のわりにマイナーな「食虫植物」の意外な生き方とその進化や魅力を余すところなく紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
植物なのに肉食なんて! しかしその特殊能力のわりに、食虫植物はいつだってマイナーな存在だ。その深い深い理由とは。ベジタリアンもいるの? あの妙な形や「胃腸」はどこから……? ウツボカズラから食虫木まで何でもござれ。気鋭の研究者の道案内で、謎に満ちた進化の迷宮を探険し、その妖しい魅力に心ゆくまで囚われよう。【商品解説】
目次
- まえがき
- 1 食虫植物とはなにか?――当落線上にそよぐ食虫木
- 食虫木ロリデュラ
- 消化できない食虫木
- 吸収できない食虫木?
- 木心あれば虫心
- 割れた石畳
- 食虫植物の当落線
著者紹介
福島 健児
- 略歴
- 〈福島健児〉1987年福岡県生まれ。総合研究大学院大学博士課程修了。博士(理学)。ヴュルツブルク大学植物学科Ⅰグループリーダー。専門は進化生物学、植物科学、ゲノム科学、生命情報科学など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
「収斂進化」って、面白い
2022/09/05 10:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
別々の生物が類似した形質を獲得する現象「収斂進化」、有胎盤類と有袋類、つまり袋モモンガとモモンガ、袋猫とヤマネコ。食虫植物が似ているのも類縁関係があるわけではなく、他人の空似なのだとDNAは語っている
紙の本
動物を餌にする植物
2022/06/30 15:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
太陽光と空気、地中の養分だけで生きられるのが植物、という概念からすこしずれてしまった植物の一群、食虫植物。
そのような食虫植物のさまざまなしくみや進化的、生態学的な位置を考察する。
「食虫植物」の定義の境界線上にある植物も紹介されていて興味深かった。
食虫植物の仲間なのにベジタリアン、という話を読んだ時は昆虫の「トゲナシトゲトゲ」のことを思い出してしまった。どちらも「変化してきた道筋」への想像力を掻き立てる。