「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
陸奥と渡島 (角川選書 シリーズ地域の古代日本)
著者 吉村 武彦 (編),川尻 秋生 (編),松木 武彦 (編)
東北地方には、古代の最後まで国郡制に組み込まれない地域が残り、「蝦夷」と呼ばれる独自の文化を持つ人々が存在していた。続縄文文化、前方後円墳と「蝦夷」の墓、多賀城・城栅…。...
陸奥と渡島 (角川選書 シリーズ地域の古代日本)
シリーズ 地域の古代日本 陸奥と渡島
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
東北地方には、古代の最後まで国郡制に組み込まれない地域が残り、「蝦夷」と呼ばれる独自の文化を持つ人々が存在していた。続縄文文化、前方後円墳と「蝦夷」の墓、多賀城・城栅…。豊かな蝦夷の世界を多方面から解明する。【「TRC MARC」の商品解説】
有史以前より東北北部と北海道の交流は盛んであった。縄文文化が発達し、規模が大きくユニークな遺跡が数多く造られ、三内丸山など17遺跡が世界遺産に登録されている。東北地方には、古代の最後まで国郡制に組み込まれない地域が残り、「蝦夷」と呼ばれる独自の文化を持つ人々が存在していた。前方後円墳と「蝦夷」の墓、多賀城・城柵、陸奥の仏教、続縄文文化・古代アイヌ文化論……、豊かな蝦夷の世界を、多方面から解明する。
◆シリーズ地域の古代日本 刊行予定(全6巻)
東アジアと日本
陸奥と渡島
東国と信越
畿内と近国
出雲・吉備・伊予
筑紫と南島【商品解説】
目次
- 刊行にあたって
- 本巻への招待
- 1章 古代東北の歴史環境──南北文化の境界線を中心に 熊谷公男
- 2章 続縄文文化の発達 高瀬克範
- 3章 前方後円墳の北限と「蝦夷」の墳墓 菊地芳朗
著者紹介
吉村 武彦
- 略歴
- 〈吉村武彦〉1945年生まれ。明治大学名誉教授。著書に「日本古代の社会と国家」など。
〈川尻秋生〉1961年生まれ。早稲田大学文学学術院教授。著書に「古代東国史の基礎的研究」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
古代日本国家に含まれない領域
2024/03/10 20:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
古墳文化の北限と続縄文文化の境が律令国家と蝦夷の境が数百年にわたってほぼ同じだったという指摘が面白い。ここを境に墳墓の違いや言語の違い(アイヌ語系?)も見られるという説明に興味を惹かれた。一方で他の章で(章ごとに著者が違う)墳墓の違いを南の古墳文化と厳密に区別できるのか?言語の違いも蝦夷も日本語を使っていたという真反対な説が述べられておりこの時代の研究がこれからどう進んでいくのか楽しみに感じた。
紙の本
奈良・平安時代、東北は日本じゃなかった
2022/10/04 14:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
奈良・平安時代、国家は征服していない土地の住民のことを「蝦夷」と名付けて夷てき視し、蝦夷と境を接する地帯に城柵を設置していた(宮城の多賀城とか)、つまり、まだ東北は日本ではなかったといえるかもしれない