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投稿者:JUN - この投稿者のレビュー一覧を見る
二百年前(しかも海外)の骨と、妹のDNAが一緒?!
果たしてそんなことがあり得るのか?!
というのが本筋のテーマ
まあ実際にあり得るかは別として…
妹の生い立ちを含め、謎としては成立するかもしれない
ただ…なんだろ…ラストの締め方が若干弱いような…もったいない気がした
DNAとかに興味がある人はすんなり入り込めるミステリーだと思います◎
題材はおもしろいけど
2025/03/28 11:23
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
そういうことだろうなって想像はついたかな。
ストーリーの展開に粗が多い。
作者さん本人は自信満々だったみたいだけど。
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ヒマラヤ山中で発見された人骨のDNAが四年前に疾走した妹のDNAと一致した。
この謎にすごく惹かれて読みました。
遺伝子などの科学的な話からカルト宗教も絡んできて。。おまけに牛尾という化け物みたいな殺人鬼まで登場
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「ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨と、四年前に失踪した妹のDNAが一致した。妹の生死と古人骨のDNAの真相を突き止めていく。」
という作品紹介に惹かれて読んだ。
SF、ホラー、ミステリーの要素が混じっており、メインストーリーはよかった。
気になったのは、
・話が小刻みに現在と数年前を行ったり来たりすること
・唯のしゃべり方や、紫陽と悠の容姿の美しさが何度も繰り返される点(ラノベ感)
あまり書くとネタバレになってしまうのでこの辺りで控える。
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読む手が止まらなくて、1日で読み切ってしまうぐらい続きが気になった本だった。あらすじを読んだだけでも、引き込まれるよね。ストーリーが面白かったばかりに、なんか腑に落ちない、ご都合主義だなって箇所が気になった。
最後、また紫陽がいなくなって、悠が探さずに諦めついていたラストがそんなもんかぁと思ってしまった。人が殺されても諦めずに、ものすごい執念で追ってたのに、もう諦めるんか、お前の愛は紫陽の美しかった見た目が代わって終わってしまったんかと残念だった。
最後、唯と恋愛関係になりそうな感じも、そこに恋愛要素をいれなくても良くないか?と思った。結局男女が共闘したら、恋愛関係になるのはなんか簡単だなと思ってしまう。
あと、主人公が容姿端麗で、仙波さんの母ちゃんを都合よく取り込めたのも、すごく都合いいなぁと思った。すごく良い設定、惹かれるストーリーなのに、そこは都合いいんかいと悔しくなってしまった。主人公は歩けば誰もが振り返るようなイケメンって設定が安直すぎる感がある。そんなイケメンなら、母ちゃんと宗教の勧誘する時にそれを利用するとか、容姿が良いことをもっと深掘りとかするなりして欲しかった。
中判ぐらいの展開で、紫陽の存在が自分が作り出した妄想だったかも、って話の展開はすごく絶望感が迫ってきたので、絶望具合が良かった。
設定が面白かったこそ、容姿淡麗であれば事がうまく運び、崩れれば絶望されるってところに目がいってしまい、そこを目立たせない書き方とか、その点をも気にならない思想とかがあったら、より入り込めた気がした。
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第23回このミスの文庫グランプリ作品
帯をはじめとする評価通りのストーリーの上手さや読ませる推進力が抜群で先が気になるから一気に読めちゃいます。
ミステリーというよりサスペンスという感じで私は怖かったー!苦手なサイエンス系でもあったし心底怖かった。
グランプリに届かなかったポイントも私はこれ系を数読んでないので全く気にならなかったので一気読み系サスペンスミステリーがお好きな方はぜひ!
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時系列が行ったり来たりするので、慣れるまで読みにくかった。
中盤までは行方不明になった妹のことが全くわからず結末も想像できず、周りの人物が不審に消えていく様子にドキドキしながら読み進めた。
タイトルにもある「挿し木」と紫陽花の描写からも私は結末が想像できず…
ただ後半から結末に向かうにつれ、展開が早いしまさかな方向へ。
最後は薬のおかげで、自分で姿を消せるほど紫陽は動けたの?
悠と唯も、そんなにあっさり最後は紫陽がいなくなったことを受け入れられるの?
と、モヤモヤした終わり方だった。
牛尾の始末や殺された警察官の捜査等も…
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DNAという軸はありながらも、宗教や恋愛、複雑な家庭環境など、割と要素がモリモリなのに、きちんとまとめられているという印象。
読みやすく、短い章立てでテンポもよい。いちばんメインの謎のところはなるほど、と感心した。
エピローグの部分はもう少し前章までの内容を受けて深い描写が読みたかったなというところもあるけれど、希望のある終わり方で良かった。
次回作が発表されたら読みたいと思う。
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紹介されていたストーリーが気になって読んでみました。ストーリーは面白かったので一気に読めた。
最初の湖の謎も描かれるのかなと期待してたけどそこは触れられないままだったのがモヤッとして調べたら実在する湖なんですね。あと最後の終わり方については主人公があっさり切り替えていたのが拍子抜けした感があった。
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※
第23回『このミステリーがすごい!』大賞
文庫本グランプリ
第一感想は‘小慣れていらっしゃる“でした。
身の回りで次々に発生する不審死。
犯人は誰か、一層目の動機が何なのかは、
比較的容易に予想しやすいような伏線で
話が組まれているけれど、起こった経緯を
掘っていく過程は手答え十分。
複雑に絡まり合った人間関係、注意深く
小出しに見せる謎の欠片。
見せ方も誘導も、練られているなと
素直に感じました。
また、読んでみたい作家さん。
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200年前の人骨と4年前に失踪した妹のDNAが一致した。という謎から始まるミステリーだが、妹の正体とその出生の秘密に冒頭のプロローグが関係していること、主人公との”恋愛関係”は序盤で察しがつく。謎解きで先が気になるというよりは、セリフのテンポの良さや映像的な描写で読ませる力のある小説だと思う。実際に映像化されたら怖いが文字だから許容できる部分も多い。途中忘れかけていたが主人公の七瀬悠は魅力的な容姿で、おそらく紫陽もそうで、この美男美女の繊細で美しく切ない展開は映像で見てみたい気もした。
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一次元の挿し木。
読了後はタイトルからして、やられたって感じだ。
参りました。
様々な要素が散りばめられていて、最後まで飽きない。しかも、ちゃんと回収されていく。
この手のテーマの本を読むとよく考えることがある。
もうすでに始まってるんじゃない?
きっと知らないだけだろう。
小説だから楽しめるが実際にはどうだろうか。
それにしてもお見事だった。
ストーリーもだが登場人物もなんか好きだなぁ。
短編集で各々のその後などちょっと読んでみたい。
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ミステリー=犯人探しというイメージを覆すような一冊でした。読み進めていきながら一体どういうことなんだ?っていうことを理解していきながら真相を知っていくときう新しいミステリーの面白さがありました。少し別次元のミステリーに出会えました。
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え!?という展開。
次は何が?というスリル。
怖さをもって、どこかに希望ももって、読み進めていきました。
これから先の未来で、もしかしたら今、同じようなことが蠢いているかもしれない。と考えることの恐ろしさも感じました。
ただ、やはり恐ろしい出来事があっても、人はそこから光を見つけて、未来を願って、動こうとする、変わろうとする生き物なのだと。
私もそういう生き物=人間でありたいと思いました。
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サスペンスホラー的な描写もあるし、現実離れした描写もあるが、人間を生物学的な視点で客観的に評価することで、フィクションから妙に急激に現実味を帯びた雰囲気を演出してくるような極めて面白い書き方がされた小説。思わず時を忘れて読み進めてしまうような引き込まれる要素もあるが、ネタバレが怒涛であっさりした感じにおさまってるように感じてしまったので⭐︎3。