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紙の本
綿の帝国 グローバル資本主義はいかに生まれたか
著者 スヴェン・ベッカート (著),鬼澤 忍 (訳),佐藤 絵里 (訳)
【バンクロフト賞】【フィリップ・タフト賞】【カンディル賞】綿の歴史は資本主義の歴史であり、常に暴力と強制を伴っていた−。約5千年前のインドでつくり始められた綿糸や綿布。5...
綿の帝国 グローバル資本主義はいかに生まれたか
綿の帝国――グローバル資本主義はいかに生まれたか
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商品説明
【バンクロフト賞】【フィリップ・タフト賞】【カンディル賞】綿の歴史は資本主義の歴史であり、常に暴力と強制を伴っていた−。約5千年前のインドでつくり始められた綿糸や綿布。5大陸にわたる綿とそれに関わる人々の歩んだ道をたどり、現代世界の成り立ちと資本主義の本質を追究する。【「TRC MARC」の商品解説】
綿の歴史は資本主義の歴史であり、
常に暴力と強制を伴っていた――
18世紀以降、綿産業の中心となった欧米の資本家と国家は、グローバルな綿のネットワークを形成、栽培のための労働力として奴隷貿易が定着するも、奴隷制廃止後には奴隷に代わる労働力の争奪戦が続き、現代の大手アパレルはコスト削減のため、国境を越えて工場を移している。
膨大な資料をもとに5000年、5大陸にわたる綿とそれにかかわる人々の歴史をたどり、今日私たちが直面している国家間・社会間の経済的不平等を含む現代世界の成り立ちを追究するとともに、国際協調のあり方についても示唆を与える、バンクロフト賞受賞作。
「傑作! グローバル資本主義の容赦ない拡大について新たな洞察を与えてくれる驚異的な成果」
――ニューヨーク・タイムズ【商品解説】
著者紹介
スヴェン・ベッカート
- 略歴
- 〈スヴェン・ベッカート〉ハーヴァード大学教授(アメリカ史)。資本主義の経済史、社会史、政治史について執筆。
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綿のグローバルネットワーク
2023/05/01 11:49
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
19世紀後半、世界一の工業都市だったマンチェスターで最も幅を利かせていた承認は「綿の商人」だった、農業、商業、工業生産にグローバルネットワーク、商人が世界から綿花を買い集め工場に持ち込み、労働者が紡ぎ布を織る、それを卸売人が世界の市場に送り出す、、まさに「綿の帝国」