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紙の本
ヴィクトール・ユゴー言葉と権力 ナポレオン三世との戦い (平凡社新書)
著者 西永 良成 (著)
絶えずみずからの生きる社会に関心を寄せ、「言葉の力」のみによって共和政確立のために戦い続けたフランスの文人政治家ヴィクトール・ユゴー。その生涯を、未訳の政治詩や演説ととも...
ヴィクトール・ユゴー言葉と権力 ナポレオン三世との戦い (平凡社新書)
ヴィクトール・ユゴー 言葉と権力
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商品説明
絶えずみずからの生きる社会に関心を寄せ、「言葉の力」のみによって共和政確立のために戦い続けたフランスの文人政治家ヴィクトール・ユゴー。その生涯を、未訳の政治詩や演説とともに辿る。【「TRC MARC」の商品解説】
《目次》
はじめに
第一章 ユゴーとナポレオン一族
第二章 ユゴーとナポレオン三世
第三章 亡命地からの戦い――共和政と帝政
第四章 ユゴーとパリ・コミューン
おわりに
ヴィクトール・ユゴー略年表
主要参考文献
《概要》
『レ・ミゼラブル』の作者として知られるヴィクトール・ユゴー。あらゆる不正・不公正を糺し、より良い明日への松明となることこそ「詩人の役割」と考えた彼は、議員になっても大臣にはならず、権力ではなく影響力をもちたいと望んだ。絶えずみずからの生きる社会に関心を寄せ、「言葉の力」のみによって、共和政確立のために戦い続けた文人政治家の生涯を未訳の政治詩や演説とともに辿る。
【商品解説】
議員になっても大臣にはならず、権力ではなく影響力を求め、時代の声を聞き、言葉の力のみでフランスを共和政へと導いた詩人の生涯。【本の内容】
目次
- はじめに
- 第一章 ユゴーとナポレオン一族
- 第二章 ユゴーとナポレオン三世
- 第三章 亡命地からの戦い――共和政と帝政
- 第四章 ユゴーとパリ・コミューン
- おわりに
- ヴィクトール・ユゴー略年表
- 主要参考文献
著者紹介
西永 良成
- 略歴
- 〈西永良成〉1944年富山県生まれ。東京外国語大学名誉教授。専門はフランス文学・思想。著書に「激情と神秘」「『レ・ミゼラブル』の世界」「カミュの言葉」など。
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紙の本
ユゴー、身近にいると疲れる人、かも。
2022/06/05 19:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
1) 著書は、ナポレオン一世を 「 平民出身 」 と述べているが、実際は、彼はコルシカの貧乏な 「 貴族出身 」 のはずである。
2) ユゴーはペンで、ドゥ・ゴールは言論で、戦う。アカデミーの国、フランス人らしい手段だなぁ、と感じる。
3) その、ユゴーが、ルイ・ナポレオンの詭弁に騙されるかたちとなり、19年間も島流しになったのは、皮肉である。外国に長らく住んでいたとはいえ、ルイ・ナポレオンに流れている血は、ユゴーと同じフランスのものなのだから。
4) ユゴーの、すぐに導火線に火が付き、付いては冷めていく性格。本人はそれで満足かもしれないが、家族にとっては、こういう夫、父親ってどうなのだろう?
5) いやそれ以上に、こういう性格のユゴーに、フランス国民は、たぶん振り回されたに違いない。彼は、政治家でもあり詩人でもあったのだから、かなり責任は重いはずである。
6) 139から140頁にかけて、そのことが書いてある。
「 独裁者の彼を忘れ、英雄の彼に夢中になり、ナポレオン賛美や伝説の詩をたくさん書いたのはユゴーである。ボナパルト一族の帰国願いを弁護して、ルイ・ナポレオンの大統領選出の支援をして、彼の政策を支援もした のもユゴーである」 と、大体こういう事が書いてある。
7) これは、今の私たちへの教訓ともなる。政治家が言っているから、著名人が言っているから、それでいい、と思考停止するのではなく、しっかり勉強して自分の頭で考えて判断できるようにしたい。
紙の本
荒野に呼ばわる声
2021/11/10 16:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ナポレオン幻想から覚醒した文人政治家であり、かつヨーロッパ統合思想の先駆けであったユゴーが、かつての崇拝が烈烈であった分、それだけ余計に現在の呪詛も激烈なものになったのは、詩人としての役割であったというユゴー崇拝書?