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ヴィクトール・ユゴー言葉と権力 ナポレオン三世との戦い みんなのレビュー
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紙の本
ユゴー、身近にいると疲れる人、かも。
2022/06/05 19:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
1) 著書は、ナポレオン一世を 「 平民出身 」 と述べているが、実際は、彼はコルシカの貧乏な 「 貴族出身 」 のはずである。
2) ユゴーはペンで、ドゥ・ゴールは言論で、戦う。アカデミーの国、フランス人らしい手段だなぁ、と感じる。
3) その、ユゴーが、ルイ・ナポレオンの詭弁に騙されるかたちとなり、19年間も島流しになったのは、皮肉である。外国に長らく住んでいたとはいえ、ルイ・ナポレオンに流れている血は、ユゴーと同じフランスのものなのだから。
4) ユゴーの、すぐに導火線に火が付き、付いては冷めていく性格。本人はそれで満足かもしれないが、家族にとっては、こういう夫、父親ってどうなのだろう?
5) いやそれ以上に、こういう性格のユゴーに、フランス国民は、たぶん振り回されたに違いない。彼は、政治家でもあり詩人でもあったのだから、かなり責任は重いはずである。
6) 139から140頁にかけて、そのことが書いてある。
「 独裁者の彼を忘れ、英雄の彼に夢中になり、ナポレオン賛美や伝説の詩をたくさん書いたのはユゴーである。ボナパルト一族の帰国願いを弁護して、ルイ・ナポレオンの大統領選出の支援をして、彼の政策を支援もした のもユゴーである」 と、大体こういう事が書いてある。
7) これは、今の私たちへの教訓ともなる。政治家が言っているから、著名人が言っているから、それでいい、と思考停止するのではなく、しっかり勉強して自分の頭で考えて判断できるようにしたい。
紙の本
荒野に呼ばわる声
2021/11/10 16:05
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投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ナポレオン幻想から覚醒した文人政治家であり、かつヨーロッパ統合思想の先駆けであったユゴーが、かつての崇拝が烈烈であった分、それだけ余計に現在の呪詛も激烈なものになったのは、詩人としての役割であったというユゴー崇拝書?
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