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紙の本
活版印刷三日月堂 4 雲の日記帳 (ポプラ文庫)
著者 ほしおさなえ (著)
小さな活版印刷所「三日月堂」の店主・弓子が活字を拾い刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった言葉。仕事を続ける中で、弓子が見つけた「自分の想い」と「三日月堂」...
活版印刷三日月堂 4 雲の日記帳 (ポプラ文庫)
活版印刷三日月堂 雲の日記帳
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商品説明
小さな活版印刷所「三日月堂」の店主・弓子が活字を拾い刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった言葉。仕事を続ける中で、弓子が見つけた「自分の想い」と「三日月堂」の夢とは−。シリーズ完結編。【「TRC MARC」の商品解説】
小さな活版印刷所「三日月堂」。店主の弓子が活字を拾い刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった言葉。仕事を続ける中で、弓子が見つけた「自分の想い」と、「三日月堂の夢」とは――。感動の涙が止まらない、大人気シリーズ完結編!【商品解説】
シリーズ累計16万部突破の大人気『活版印刷三日月堂』シリーズ、ついに本編完結!【本の内容】
収録作品一覧
星をつなぐ線 | 5−83 | |
---|---|---|
街の木の地図 | 85−165 | |
雲の日記帳 | 167−249 |
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紙の本
ただただ涙が流れます
2018/08/31 15:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
流れ星は栞となって降ってきて、海からは、瓶にはいった手紙が流れてくる。庭では花のアルバムができあがり、栞、手紙、アルバムが仲良く手をつないで雲に昇って、ひとつの日記帳になりました。その日記帳は、自分の故郷、月へと帰って行き、やがて、日記帳は三日月となって、光を照らして人を優しく見守り続けてくれたとさ。いつまでも余韻が残り、心をふんわり温かく包みこんでくれました。
紙の本
胸が熱くなる
2018/08/12 19:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もちっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の弓子さんも未来がしっかり明るくなってきたし、水上さんの生き方も素晴らしい。
レビューを書いていると、あらすじを暴露してしまう様でうまく表現できないのですが、1巻からの全てが繋り膨らんでいき皆が前を向いている・未来に向かって顔をあげて一歩を踏み出している姿が、自分にも勇気をくれました。
活字と星座のはなし、活字の持つ・字を残すこと、人との繋がり、すべてが優しく私の感情をふんわり覆いつくし且つグサッと突き刺さる。 今回は今まで以上に温かく重い想いを受け取ることが出来ました
紙の本
届く。
2022/07/14 09:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:笑う門ふう - この投稿者のレビュー一覧を見る
本は手紙とは違って誰か宛に書いたものではないけれど
誰かに届く。届くかもしれない…。
本が大好きで子供の頃から読んできましたが、改めてこの一節にドキリとして。
偶然手に取った本でも、それは出会いなんだなぁ。と。
活版印刷三日月堂シリーズは本当に素敵な本たち。
国内も国外もいろんな事が起こりすぎる毎日だけれど、目の前の物事に
気づかせてくれるそんな本だなぁ。
好きだなぁ。
素敵な読書時間と読後感をありがとうございました。
紙の本
「活版印刷三日月堂」本編の完結編
2021/05/09 17:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
「活版印刷三日月堂」本編の完結編。大団円にふさわしく、これまでの登場人物があちこちに顔を出してくれるのが嬉しいです。悲しみや悩みもありながら、善き人たちが前向きに生きていく姿に心を打たれました。ぜひ映像化してほしいですね。弓子さんは多部未華子さんかな?(NHKの「ツバキ文具店」の雰囲気で)
紙の本
本を大切にする心をよびさましてくれた
2019/06/18 22:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
『活版印刷三日月堂』、4巻目の「雲の日記帳」で、とうとう完結してしまいました。
さびしいなあ。
主人公が古本屋で買い求め、大事な人へのプレゼントにしようとする本が彌生書房の『定本 八木重吉詩集』。
初版ではなく70年代ぐらいの版とあるので、ちょうど私の持っているのと同じぐらいです。
初めて自分で買った本格的な本がこれでした。
愛読して、いっぱい線を引いて、いまもいっぱい付箋がついている。
活版印刷で、てざわりというか、本としての存在感が全然違います。
このシリーズは、その頃抱いていた、本を大切にする心をよびさましてくれたような気がします。
ああ、でも、終わっちゃったなあ、残念だなあ。
紙の本
誰かと繋がる
2020/07/17 00:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
活版印刷を通じて誰かと繋がる温もりのある物語の完結。
あの不安定だった楓ちゃんも、自分の在り方にまよう女子大生達も。三日月堂に関わった人達は手探りで自分の道を歩き出したように思う。
もちろん弓子さんも。
古書店の主は見るべきものを見て別のどこかに旅立った。
見届ける事ができた彼は満足だろうか。
満足したと思いたい。