サイト内検索

詳細
検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、年齢認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

アプリで立ち読み

hontoアプリの確認

立ち読みには最新の「honto」アプリ(無料)が必要です。

バージョンの確認はアプリの「設定/情報」から確認できます。

最新の「honto」アプリをご利用の方

立ち読みする

最新の「honto」アプリをダウンロードされる方

hontoビューアアプリ

ブラウザで立ち読み

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 17件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • 販売開始日: 2024/02/10
  • 出版社: 柏書房
  • ISBN:978-4-7601-5556-9
一般書

密航のち洗濯

著者 宋恵媛 , 望月優大 , 田川基成

〈密航〉は危険な言葉、残忍な言葉だ。だからこれほど丁寧に、大事に、すみずみまで心を砕いて本にする人たちがいる。書き残してくれて、保存してくれて、調べてくれて本当にありがと...

もっと見る

密航のち洗濯

税込 1,980 18pt

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 31.8MB
Android EPUB 31.8MB
Win EPUB 31.8MB
Mac EPUB 31.8MB

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

商品説明

〈密航〉は危険な言葉、残忍な言葉だ。だからこれほど丁寧に、大事に、すみずみまで心を砕いて本にする人たちがいる。書き残してくれて、保存してくれて、調べてくれて本当にありがとう。100年を超えるこのリレーのアンカーは、読む私たちだ。心からお薦めする。
――斎藤真理子さん(翻訳者)

本書を通して、「日本人である」ということの複雑さ、曖昧さ、寄る辺のなさを、多くの「日本人」の読者に知ってほしいと切に願います。
――ドミニク・チェンさん(早稲田大学文学学術院教授)

【本書の内容】
1946年夏。朝鮮から日本へ、
男は「密航」で海を渡った。
日本人から朝鮮人へ、
女は裕福な家を捨てて男と結婚した。
貧しい二人はやがて洗濯屋をはじめる。

朝鮮と日本の間の海を合法的に渡ることがほぼ不可能だった時代。それでも生きていくために船に乗った人々の移動は「密航」と呼ばれた。

1946年夏。一人の男が日本へ「密航」した。彼が生きた植民地期の朝鮮と日本、戦後の東京でつくった家族一人ひとりの人生をたどる。手がかりにしたのは、「その後」を知る子どもたちへのインタビューと、わずかに残された文書群。

「きさまなんかにおれの気持がわかるもんか」

「あなただってわたしの気持はわかりません。わたしは祖国をすてて、あなたをえらんだ女です。朝鮮人の妻として誇りをもって生きたいのです」

植民地、警察、戦争、占領、移動、国籍、戸籍、収容、病、貧困、労働、福祉、ジェンダー、あるいは、誰かが「書くこと」と「書けること」について。

この複雑な、だが決して例外的ではなかった五人の家族が、この国で生きてきた。

蔚山(ウルサン)、釜山、山口、東京――
ゆかりの土地を歩きながら、100年を超える歴史を丹念に描き出していく。ウェブマガジン『ニッポン複雑紀行』初の書籍化企画。

【洗濯屋の家族】
[父]尹紫遠 ユン ジャウォン
1911‐64年。朝鮮・蔚山生まれ。植民地期に12歳で渡日し、戦後に「密航」で再渡日する。洗濯屋などの仕事をしながら、作家としての活動も続けた。1946-64年に日記を書いた。

[母]大津登志子 おおつ としこ
1924‐2014年。東京・千駄ヶ谷の裕福な家庭に生まれる。「満洲」で敗戦を迎えたのちに「引揚げ」を経験。その後、12歳年上の尹紫遠と結婚したことで「朝鮮人」となった。

[長男]泰玄 テヒョン/たいげん
1949年‐。東京生まれ。朝鮮学校、夜間中学、定時制高校、上智大学を経て、イギリス系の金融機関に勤めた。

[長女]逸己 いつこ/イルギ
1951年‐。東京生まれ。朝鮮学校、夜間中学、定時制高校を経て、20歳で長男を出産。産業ロボットの工場(こうば)で長く働いた。

[次男]泰眞 テジン/たいしん
1959‐2014年。東京生まれ。兄と同じく、上智大学卒業後に金融業界に就職。幼い頃から体が弱く、50代で亡くなった。

目次

  • プロローグ
  • 密航 1946
  •  関釜のあいだの海/蔚山からの密航船/K村の警防団/下関での感染拡大/仙崎港の朝鮮人たち/1946年のコレラ禍
  • 第1章 植民地の子ども
  • 1 朝鮮 1911‐24
  •  鯨のまち長生浦/方魚津の日本人町/蔚山の市街地/江陽里の老人たち/対馬の先へ/植民地都市釜山
  • 2 日本 1924‐44

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

小分け商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この商品の他ラインナップ

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー17件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (8件)
  • 星 4 (5件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)

ある家族から戦後日本の現代社会を照らす

2024/08/04 18:05

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルや表紙絵・装丁から受けていたイメージと、実際の本書の内容とはかなり開きがあった。
想像していた「苦労して戦後を生きた在日朝鮮人一家の物語」ではないのだ。そんなステレオタイプは打ち砕かれる。
もちろん本書で取り上げられているのは、戦後を苦労して生き抜いた在日朝鮮人一家ではある。日本の植民地支配によって「日本人」だった朝鮮半島の人たちは、日本の敗戦で、一方的に国籍を奪われる。
それだけでも十分理不尽であるし、混乱や差別、貧困と言った数々の問題が立ちはだかる。しかし、本書は日本の植民地支配や歴史を糾弾するものでも、涙を誘うようタッチのノンフィクションや評伝でもない。
ある意味、突き放しているかのように、日本の敗戦後の混乱の中で日本にたどり着きこの地で生きた在日作家の歩みを、わずかな史料などから淡々とたどった論考である。
ルポと言うよりは論文に近い体裁のためか、最初は関心はあっても読みにくく、なかなか内容に入り込めなかったのだが、現在に生きている子どもたちへのインタビュー当たりからだんだんと吸い寄せられ、一気に読ませる。
家族の国籍問題などを取り上げている部分は、現代においても何も変わらない問題であり、興味深かった。
ある作家とその一家の戦後を通し、歴史の一端に触れられるだけでなく、現代社会が抱えるさまざまな問題を照射する一冊であった。良書。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

「朝鮮詩集」の陰が薄い本

2024/12/24 15:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

尹紫遠と言えば知られているのは金素雲の「朝鮮詩集」の解説ぐらいだろう。どういう事情かは知らないが金素雲の記述が少ないのは著者の立場があるのだろうか?朝聯に関わりを持った尹紫遠が韓国政府からパスポートを取り上げられて日本で生活していたとはいえ北朝鮮ではなく韓国を選んだ金素雲と関わりを持ったのか?それは重要ではないのか?
 金素雲にしても最初の妻は日本人で娘が結婚したのは日本人の牧師なのは習知の事だ。
 著者は韓国を批判する為に4・3や保導聯盟事件を取り上げるなら朝鮮戦争は一応、南侵とは書いているが、これはどうなるのか?人民軍占領下で韓国の著名人を北に拉致したのは朝鮮人民軍ではないのか?と言いたくなる。この時代の韓国の著名人の運命を調べて一番気が滅入るのは植民地時代でも昭和10年代の「皇民化運動」でも韓国でもなく朝鮮民主主義人民共和国で辿った運命だ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

在日朝鮮人家族の戦後から、現代社会を照らす

2024/06/12 12:14

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る

【在日朝鮮人家族の戦後から、現代社会を照らす】
表紙絵をはじめとする装丁から私が受けたイメージと、実際の内容とはかなり開きがあった。
想像していた「苦労して戦後を生きた在日朝鮮人一家の物語」ではないのだ。そんなステレオタイプなイメージは、打ち砕かれるのだ。
もちろん、本書に取り上げられた家族は、戦後を苦労して生き抜いた在日朝鮮人一家ではある。
日本の植民地支配によって「日本人」だった朝鮮の人たちは、日本の敗戦で一方的に国籍を奪われる。それだけで十分不条理だし、混乱や差別、貧困などいろいろな問題が立ちはだかる。
しかし、本書は日本の植民地支配や歴史を糾弾するものでも涙を誘うようなタッチで読ませるノンフィクションや評伝でもない。
ある意味、突き放しているかのように、日本の敗戦後の混乱の中で日本にたどり着きこの地で生きた在日作家の歩みを、わずかな資料などからたどった論考である。
ルポというよりは論文に近い体裁(文体の問題?)のためか、最初はこうした問題に関心があっても、少々読みにくく、なかなか内容に入り込めなかったが、現在に生きる子どもたちのインタビューが出てくる当たりから、だんだん吸い寄せられ、一気に読めた。
家族の国籍問題などを取り上げている部分は、現代においても何も変わっていない問題で、非常に興味深かった。
ある作家とその一家の戦後を通して、歴史の一断片に触れられるだけでなく、現代社会が抱えるさまざまな問題を照射する一冊だ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2024/01/23 21:32

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2024/01/11 10:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2024/01/25 23:32

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2024/10/09 09:17

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2024/02/26 16:18

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2024/03/26 17:52

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2024/06/16 14:25

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2024/06/10 10:03

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2024/06/22 23:48

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2024/09/04 21:56

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2024/09/09 22:15

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2025/02/08 18:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

実施中のおすすめキャンペーン

本の通販連携サービス

このページの先頭へ

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。