「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
律令制国家は何をめざし、実現したのか。律令法の施行により法治国家として整備された日本古代国家における新たな法の理念と、古来の慣習による実態とを、具体的・多角的に検証する。【「TRC MARC」の商品解説】
律令法の施行により法治国家として整備された日本古代国家。
新たな法の理念と、従来の慣習による実態とを、具体的・多角的に検証。文献史学・考古学の研究者16名が、最新研究を書き下ろし。
第一部 律令制以前の法と支配
律令制成立以前、国家による支配はどのようになされたのか。前方後円墳からみた国家形成、さらにはその社会的機能、東国・諸国への使者派遣に注目した大化改新詔の再検討、大宰府の成立過程、氏族・部の成立、藤原京の京域と条坊を巡る議論、毛野の地域像など、律令制成立以前の支配を具体的に明らかにする論考7本を収録。
第二部 律令制支配の実像
律令制成立以後、国家による支配はどのように実現されたのか。白村江敗戦を契機とした軍事力の組織化と法、未即位の皇女がもつ政治性、戸籍からみた法の理念と利用実態、律令制下の国造の実像、古代武蔵国の開発など、奈良時代に成立した律令法の理念と実像を解明した論考5本を収録。
第三部 平安時代の法と実像
平安時代に律令制国家はどのように変容したのか。橘嘉智子の立后からみた平安初期皇后の特質、穢土認識に着目した異域出現の史的前提、任官制度の一つ「請」の具体像、房総での俘囚反乱など、多彩な論点で平安期の諸相を解明した論考4本を収録。【商品解説】
目次
- はじめに 吉村武彦
- 第一部 律令制以前の法と支配
- 1 東国・諸国への使者派遣と大化改新詔 吉村武彦
- 2 前方後円墳体制と国家的支配 佐々木憲一
- 3 前方後円墳の社会的機能に関する一考察 若狭 徹
- 4 筑紫大宰と筑紫総領―職掌と冠位の再検討― 酒井芳司
- 5 氏族・部の制度と存在形態 中村友一
- 6 再論・藤原京の京域と条坊 仁藤敦史
- 7 毛野の地域像 須永 忍
収録作品一覧
東国・諸国への使者派遣と大化改新詔 | 吉村武彦 著 | 3−59 |
---|---|---|
前方後円墳体制と国家的支配 | 佐々木憲一 著 | 61−85 |
前方後円墳の社会的機能に関する一考察 | 若狭徹 著 | 87−116 |
著者紹介
吉村 武彦
- 略歴
- 〈吉村武彦〉1945年生まれ。明治大学名誉教授。著書に「蘇我氏の古代」「大化改新を考える」「日本古代の社会と国家」など。
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む