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- カテゴリ:一般
- 発売日:2014/05/16
- 出版社: 文藝春秋
- サイズ:20cm/379p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-16-390058-2
紙の本
三国志読本
著者 宮城谷 昌光 (著)
宮城谷昌光版「三国志」をめぐるロングインタビュー、自作解説をはじめ、水上勉、井上ひさし、宮部みゆき、五木寛之、白川静、マイケル・レドモンドらとの貴重な対談、講義などを収録...
三国志読本
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商品説明
宮城谷昌光版「三国志」をめぐるロングインタビュー、自作解説をはじめ、水上勉、井上ひさし、宮部みゆき、五木寛之、白川静、マイケル・レドモンドらとの貴重な対談、講義などを収録。見返しに直筆原稿付き。【「TRC MARC」の商品解説】
2013年、遂に全12巻が解決した宮城谷昌光さんの正史「三国志」。執筆12年の間間になされた「三国志」をめぐる多彩な論考に加え、五木寛之、井上ひさし、白川静、宮部みゆきら11名の客人との対話を一挙収録。宮城谷史観の全貌を明らかにする究極の一冊!
〈収録内容〉
Ⅰ 歴史小説の生まれる場所」
……インタビュー「私の『歴史小説』」再録
Ⅱ 自作解説 「三国志の世界」
「三国志の沃野に挑む」/「曹操と劉備、三国志の世界」/「三国志の世界」/「『三国志』歴史に何を学ぶのか」
Ⅲ 対談 「歴史小説を語る」
×水上勉「歴史と小説が出会うところ」/ ×井上ひさし「歴史小説の沃野、時代小説の滋味」/×宮部みゆき「『言葉』の生まれる場所」/ ×吉川晃司「我々が中国史に辿り着くまで」/ ×江夏豊「司馬遼太郎真剣勝負/ ×五木寛之「乱世を生きるということ」
Ⅳ 講義&対談「中国古代史の魅力」
「中国古代史入門」/ ×白川静「日本人が忘れたもうひとつの教養」/ ×平岩外四「逆風の中の指導者論/ ×藤原正彦「英語より『論語』を」/×秋山駿「春秋時代から戦国時代へ」/×マイケル・レドモンド「碁盤上に宇宙がみえる」/ 「項羽と劉邦、激動の時代」
Ⅴ 付記
『三国志』をより深く楽しむための本/宮城谷昌光中国歴史作品の年代一覧/特別随想「ふりかえること」/対談者略歴/宮城谷昌光出版年賦【商品解説】
著者紹介
宮城谷 昌光
- 略歴
- 〈宮城谷昌光〉昭和20年蒲郡市生まれ。早稲田大学文学部卒。「夏姫春秋」で直木賞、「重耳」で芸術選奨文部大臣賞、「子産」で吉川英治文学賞を受賞。
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紙の本
宮城谷三国志が完結してしまう哀しさ…
2014/06/29 19:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やびー - この投稿者のレビュー一覧を見る
連載当初から、単行本が出るのを待ち焦がれ、敢行が続き終演へ向かう寂しさを味わった読者も多いでしょう。
宮城谷先生の大ファンである私には冷静なレビューを書く事は難しいと、最初にお断り申し上げます。
三国志を物語(演義)では無くて正史を書こうと思い至った経緯。人物に対する評価等、エッセィを通じて勉強になる事ばかりでページをめくるのも惜しんで読み進みました。又、尊敬する白川静先生を教えて頂いたのも、宮城谷先生のおかげだったなぁ…って、思い出しました。
宮城谷先生の描いた三国志の醍醐味は物語(演義)では表現出来ない、政治や思想、哲学。時代の大きな流れが人に与える影響をどの様に変えて行き結果をもたらすのかを描きたかったのでは…?と、想います。だからそこ、何度も読み返した三国志を再認識させられる気持ちで興奮しながら読めました。…外伝の敢行を持って無事に書き終える事が出来てうれしいです。
…新連載として、多様性な時代背景と魅力的な人物に触れた先生だからこそ、かつては嫌いだった「劉邦」を描く気持ちになられたのではと、思います。
三国志が終わった寂しさから新たな期待へ待ち焦がれる日々を楽しみに、敢行をお待ちしています。