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- カテゴリ:幼児
- 発行年月:1978
- 出版社: ほるぷ出版
- サイズ:16×23cm/1冊
- 利用対象:幼児
- ISBN:4-593-50014-1
いつかはきっと
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:43,505円(395pt)
- 発送可能日:購入できません
- 税込価格:42,460円(386pt)
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- 税込価格:19,855円(180pt)
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書店員レビュー
いつかという未来
丸善京都本店さん
娘の小学校の卒業文集の将来の夢という欄に
「正社員」と書いている子どもがいて、なんだかせつなくなったりした。
子どもも大人も いつかこんな風になりたいな・・・とおもうのは、自由のはずなのに、
自分で制限してしまったりする。
娘が 学校にいきたくないと言い出したとき、
みんな そんなことでは いつか困るよ
と言って、心配と称して、ある意味おどしをかけた。
ある日はっとして、
「あのさ、そのままでいいから、学校きらいならきらいなまま、どうやったらしあわせになれるか考えてみて」
と言ったら、三日後に 娘が、
「あのな、わたしな、こんなんできたらかっこええなと思ってやてみるねんけど、全然続かへんねん。ほんまは、こんなんやったら楽しいなあってこと探そう、おもうねんけど
なかなかみつかれへんねん」
とこたえた。
いつかこうなりたいというのは
今から逃げたいということではなく、
楽しく生きたいという願いなんだなあ
としみじみした出来事だった。
ゾロトフのあたたかい文に
ローベルの愛らしい絵が
よりそうすてきな一冊です。
(き)
紙の本
大人になっても・・・
2009/02/15 22:27
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hachi - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は大人になってから、久しぶりに何か
新しい絵本を読みたい、と思い購入したものだった。
買った理由としては、絵本にしては比較的価格が安い、
ということと、小さい頃にアーノルド=ローベル氏の
絵が使われている絵本を、読んだことがあったから
ということだった。
1度目に読んだときは、文章があまりにも
簡単だったので「これは小さい頃に読んでおくべき
本であって、今読むにはあまりふさわしくなかったかな。」
と思ったが、それは誤解であった。
2度目読んだとき、小さい頃のことを思い出した。
おけいこごとで「あなたが一番すばらしい」と言われる。
欲しいと思っていたものが、突然届く。
いつもはいじわるなお兄ちゃんが、大人の女の人の
ように扱ってくれる。
お金持ちになって、みんなにプレゼントをあげる。
大なり小なり、統一性もないけれど、
小さい頃はいつも、そんな夢を見ていた。
この絵本には、そんな幸福で優しいものが詰まっていると感じた。
「いつかはきっと」は大人と子供、
それぞれ違った視点で楽しむことができる本である。
紙の本
小さな女の子のささやかな夢の本
2002/05/16 18:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Shinji - この投稿者のレビュー一覧を見る
こどもの心の中をさりげなく描くのは、シャーロット・ゾロトフの一番得意とするところ。
ちょっぴり苦い思いで、でも夢見るような思いで「いつか」未来のことを考えたことが誰にもあるはず。
大人にとってはあたりまえのことも、小さな女の子にとっては「夢」なのです。
ささやかで、はつらつとして、ほほえましい、そんな夢を描いた、素敵な絵本です。
紙の本
夢を見つづける女の子へ
2001/03/19 11:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かれん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今は、まだ上手に出来ないけれど、「いつかはきっと…」皆をびっくりさせたい。その夢があるから、頑張れます。そこに行くまでには、相当な練習や積み重ねが必要と分かっていても、女の子は夢を見続けます。
「いつかはね…よむ本がなくてつまんないなぁと思った途端、ベルがなってどさっと一箱とどくの」本好きにはたまらない夢です。いつかお金持ちになって、いつか、皆が羨ましがるバレリ−ナになって…と、夢はつきません。大人になると、悲しいけれど現実的な夢しか見られなくなってしまいます。子どもたちには、沢山夢を見てから大人になって欲しいです。
原作タイトル「SOMEDAY」の文字が「いつかはきっと…」の翻訳と一緒に、文字を装飾して描かれています。クリスマスの飾りをつけた「SOMEDAY」は素敵です。平仮名ではなかなか出来ない演出ですね。
紙の本
子どものころのお気に入り
2021/03/21 13:28
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どものころ大好きだった一冊。主人公の願いが、自分と同じではなくても、リアルな感じで共感できたので。そして、たまたま、絵本のなかと同じ願いが叶ってしまったことがあり、大興奮した思い出が。大人になって、久々に読んでみると、夢あふれる素敵な少女に、あたたかい気持ちになりました。ローベルの絵も、とってもかわいいです!
紙の本
夢をみること
2017/05/27 11:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちょこsweets - この投稿者のレビュー一覧を見る
夢をみるのはどんなにワクワクすることかを改めて教えられた気がします。
叶わないかもしれない。なんてマイナスな考えがひとかけらもない主人公が、とてもキラキラして見えました。
夢なんて馬鹿らしいと思う方には、ぜひ読んでほしいです。きっと少しは夢も良いなと思えるでしょう。
紙の本
夢が詰まってる
2016/06/22 08:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:冬みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
女の子の空想は一日中止まりません。ページをめくるごとにアーノルド・ローベル氏の描くsomedayと素敵なイラストで女の子の夢を飾ってくれてます。
紙の本
長女(みつき)のお気に入り絵本
2000/09/27 17:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:warabe21 - この投稿者のレビュー一覧を見る
女の子の「いつかはきっとそうなる…」
という願望がいっぱいつまった絵本です。
「いつかは ね…」という出だしではじまる
文章にみつきも共感しているのでしょう。
特にお気に入りは、
「いつかは ね…
クリスマスツリーだって すきなように かざらせてもらう
パパも ママも おにいちゃんも てつだいっこ なしよ。」
です。
ツリーのてっぺんに
女の子が天使の格好で
自分を飾ってしまうのがいいのか、
それとも一人でクリスマスツリーの
飾りつけもしてしまうのがいいのか。
きっと両方なんでしょう。
どのページもほほえましいのですが、
このページは本当に楽しいページです。
いろんな「いつか」のあと、
女の子も現実に帰ってしまいますが、
その終わり方もいいなと思います。
紙の本
いつかは…ね
2016/06/01 23:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつかはきっと…と小さな女の子がいろいろと語ってくれます。
全部そうなればすてきだけど。
女の子のいつかはきっと…かわいいです。
こういうことたくさん思いますよね。
紙の本
ゆめみること
2002/07/27 12:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塔ノ上 - この投稿者のレビュー一覧を見る
イラストは『ふくろうくん』や『ふたりのともだち』などで有名なアーノルド・ローベル。彼のイラストの違った一面が見られる絵本である。
「いつかはきっと……」と夢みる少女の空想の物語。幼い頃いつも考えていた理想の自分の姿。誰にでも、熱心にそんな空想をふけった覚えがあるだろう。
「いつかはきっと……」と将来を夢みる特権は子どもだけのものだと、しばしば間違えられているが、大人だって「いつかはきっと……」と美しい空想の世界にふけってもいいと思う。こんな時代ならなおさら、この物語の少女のように、すべてがうまくいく世界を思い描いてもいいんじゃないだろうか。たとえ、それがただの空想だとしても、願うことはできるのだから。