- 販売開始日: 2012/04/30
- 出版社: 河出書房新社
- ISBN:978-4-309-40033-4
東西不思議物語
著者 渋沢竜彦 (著)
「不思議物語の伝統は、歴史とともに、古代から脈々と流れていると言ってもよいであろう」(「前口上」)。ポルターガイスト、言葉を話す人形、百鬼夜行、姑獲鳥(うぶめ)など、古今...
東西不思議物語
09/23まで通常726円
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商品説明
「不思議物語の伝統は、歴史とともに、古代から脈々と流れていると言ってもよいであろう」(「前口上」)。ポルターガイスト、言葉を話す人形、百鬼夜行、姑獲鳥(うぶめ)など、古今東西の世にも不思議な物語四十九編。著者が最も心ひかれたテーマが満載、軽妙な語り口で、驚きと夢とシンボルの一大宝庫へと読者を誘うエッセイ集!
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澁澤龍彦氏の世界の不思議な物語についてのエッセイ49編を収めた書です!
2020/06/05 09:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、昭和に活躍した作家、澁澤龍彦氏の作品で、今なお世界で語り継がれる不思議な物語についてのエッセイを49編収録した類書のない画期的な一冊です。澁澤氏は冒頭、「不思議物語の伝統は、歴史とともに、古代から脈々と流れていると言ってもよいであろう」と述べられており、ポルターガイスト、言葉を話す人形、百鬼夜行、姑獲鳥などに関する興味深いエッセイが収められています。一例を挙げると、「鬼神を使う魔法博士のこと」、「肉体から抜け出る魂のこと」、「ポルターガイストのこと」、「頭の二つある蛇のこと」、「銅版画を彫らせた霊のこと」、「光の加減で見える異様な顔のこと」、「末来を占う鏡のこと」、「石の上に現れた顔のこと」、「自己像幻視のこと」、「口をきく人形のこと」、「二人同夢のこと」、「天から降るゴッサマーのこと」、「屁っぴり男のこと」などです。ぜひ、一度、読んでみてください。
奇譚 綺譚 鬼譚
2017/09/06 22:06
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
澁澤氏の類まれなる感性に拾い上げられた不思議な物語は実に魅力的。石の中に住む魚、天女に口づけされた男…。飽きの来ない味わい。