サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 5件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1988.10
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波文庫
  • サイズ:15cm/312p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-324521-0
文庫

紙の本

ハインリヒ・ベル短篇集 (岩波文庫)

著者 ハインリヒ・ベル (著),青木 順三 (編訳)

戦争という苛酷な運命にまきこまれた人々の人生と愛はいかに踏みにじられていったか。また、戦争は、人々の現在の生活や心の中にいかに深い傷跡を残すものか。第二次大戦の従軍体験を...

もっと見る

ハインリヒ・ベル短篇集 (岩波文庫)

税込 770 7pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

戦争という苛酷な運命にまきこまれた人々の人生と愛はいかに踏みにじられていったか。また、戦争は、人々の現在の生活や心の中にいかに深い傷跡を残すものか。第二次大戦の従軍体験をもとに、戦争とその後遺症を描いた初期短篇を中心とする20篇を精選(うち本邦初訳13篇)。諷刺とユーモアに満ちたハインリヒ・ベル(1917‐85)珠玉の短篇集。【「BOOK」データベースの商品解説】

収録作品一覧

旅人ヨ、スパルタノ地ニ赴カバ、彼ノ地ノ人ニ… 5−22
長い髪の仲間 23−31
あの頃オデッサで 32−40

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー5件

みんなの評価3.9

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

さらば絶望。

2010/07/19 23:48

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

燃えさかるベルリンの街、負傷して運び出される建物の通路には無数の美術品が飾られている。ゲルマン民族の栄光を示す芸術が。
占領軍の監視をかいくぐって、自由を求め、連帯を求めた人々。
終戦直後、あるいは戦中を回顧して生まれでた小さな物語たち。
死地と承知しているオデッサの戦場へ配属される兵士。
敗戦に打ちひしがれた元兵士。戦死した兵士。戦傷の癒えぬ兵士。戦後という、廃墟と困窮と混乱の時代を生き抜く女たち。
まるでパラレルワールドのように、僕らには見慣れた構図であり、また少しだけ異なる風景。
誰もみな、無力感に浸り、希望を失い、今日一日を生きることだけを考えている。
それから作者には、戦場の記憶も取り憑いて離れない。悪夢のような現実と、悪夢のような記憶が、作者の中でぐるぐると巡り続けて、そしてそれらを小説という形で吐き出し続けなくて入られない、戦後文学らしい性質に満たされているように見える。貨車から石炭を盗もうとして(それは日常的な光景だ)、落下して病院に担ぎ込まれた子供の話などいかにも救いが無いが、それでも子供という立場に身を置いて、失われる未来ということに少しずつ眼が向けられるようになりつつあるのかもしれない。
後半の作品は、それから僅かな時間が経って、戦後の新しい生活に主眼が置かれ始める。むしろ戦後の混乱期に発揮された才能が、世情が徐々に安定するに連れて居場所を失って行くという諧謔さえ混じる。
世の中は常識あるいは良識なるものに支配され、創意工夫や斬新なアイデアは排除される。まっとうな理屈はうるさがられる。
経済は少しずつ正常な活動を取り戻して、暮らしやすい社会になっているというのに、社会の性格は馴れ合いで形成され、人間の疎外もまた繰り返される。
作品のテーマは警句的だが、語り口はペーソスに溢れている。戦争とドイツというものに、とことん寄り添って書いている。たぶんそれが彼そのものと一つのものであるからなのだろう。彼の作品は「廃墟の文学」と言われ、1972年にはヘッセ以来のドイツからのノーベル文学賞受賞者となったのだそうだ。
ベルの作品の普遍性は、確かに僕らには証明できることには違いない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

人間の一面・・・

2017/06/30 04:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:une femme - この投稿者のレビュー一覧を見る

戦争という特異な状況の中で、人間が、どのような精神状態になり、どのような行為に至るのか、そのことを描いている。
追いつめられた状況の中で、人間は、通常では、考えられないような、残虐さや狂気を見せることがある。その現実を、目を逸らさずに見ること、または、考えることは、ときに辛いものではあるが、人にとって、必要なことかもしれない。読後、暗澹たる絶望を超えたような気持ちで、そんなことを考えた。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

X町での一夜は秀逸

2001/03/02 16:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:7777777 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ハインリヒ・ベル(ドイツ、1917−85。1972年ノーベル文学賞受賞)の書いた短編集である。そのなかでもX町での一夜が空虚さうまく書いていて秀逸であると思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2013/09/16 23:01

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2015/01/08 12:37

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。