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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.3 46件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1992/03/03
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/279p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-185111-X
文庫

紙の本

雪密室 (講談社文庫)

著者 法月 綸太郎 (著)

雪の山荘で美女が殺される。部屋は旋錠され、犯人の足跡もない! 本格推理の極。誇り高い美女からの招待で信州の山荘に出かけた法月警視だが、招待客が一堂に会したその夜、美女が殺...

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雪密室 (講談社文庫)

税込 565 5pt

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商品説明

雪の山荘で美女が殺される。部屋は旋錠され、犯人の足跡もない! 本格推理の極。誇り高い美女からの招待で信州の山荘に出かけた法月警視だが、招待客が一堂に会したその夜、美女が殺される。建物の周囲は雪一色、そして彼女がいたはずの離れまで、犯人らしい人物の足跡もついていないのだ。この奇怪な密室殺人の謎に法月警視の息子綸太郎が挑戦する、出色本格推理。


雪の山荘で美女が殺される。部屋は旋錠され、犯人の足跡もない!本格推理の極。

誇り高い美女からの招待で信州の山荘に出かけた法月警視だが、招待客が一堂に会したその夜、美女が殺される。建物の周囲は雪一色、そして彼女がいたはずの離れまで、犯人らしい人物の足跡もついていないのだ。この奇怪な密室殺人の謎に法月警視の息子綸太郎が挑戦する、出色本格推理。【商品解説】

目次

  • 引き裂かれたエピローグ パート1
  • 第一部
  • 第二部
  • 第三部
  • 引き裂かれたエピローグ パート2
  • 文庫版あとがき

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みんなのレビュー46件

みんなの評価3.3

評価内訳

電子書籍

オーソドックスな雪の密室と、異端な名探偵の船出

2021/12/30 21:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アントネスト - この投稿者のレビュー一覧を見る

名探偵・法月綸太郎シリーズ第一作。
ミステリ―ではしばしば用いられる、作者と同名の主人公が探偵を務める物語です。
事件の中心は、孤立した山荘、足跡のない密室状態の現場の謎、というオーソドックスすぎるほどオーソドックスなもの。
しかし同時に、極めて特異な面も。シリーズの一作目でありながら実質的な主役は綸太郎の父の法月警視であり、事件の背景も法月父子のプライベートな側面と骨がらみになっているなどシリーズ探偵のデビュー作としてはあまりに異色です。この奇妙なアンバランスさこそが、本作ひいてはデビュー直後のさまざまな作風文体を模索していた作家・法月綸太郎の魅力だと思えます。

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紙の本

法月綸太郎シリーズの原点?!父と子の関係を考える。

2011/12/23 08:09

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

『生首に聞いてみろ』でいやになって
『頼子のために』で見直した
法月綸太郎が著す法月綸太郎(主人公の名前)シリーズ。

複数の出版社から刊行されているので第何弾なのかはちょっと不明。
気になったタイトルから少しずつ読み進めていこうと考えている。
著者はどうやら遅筆のほうらしいので、
コンプリートもそれほど難しくはないという算段もある。


今回はシリーズの主役・綸太郎ではなく、
その父・法月警部がメインのおはなし。

テーマは…「コンプレックス」だろうか。
法月父子の秘密のようなものを垣間見てしまった。

信州にある月蝕荘。
そこに招待されたのは法月警部を含む男女数名。
しかしその夜、月蝕荘のオーナーの前妻が殺された。
現場は密室。
しかしこれは殺人だと確信する警部。
その理由は?!

その理由部分に、「陰」が見え隠れする。
そしてそれが「コンプレックス」に繋がって行く。

この「コンプレックス」がこの物語の核でもあるのだけれど。
(だから詳しくは書けない)

トリックについては…
わたしは物理トリックにはそれほど興味を持たない方なので、
トリック自体は「なんだかなぁ」という程度。

ただ、電話越しの法月父子の会話が妙に可愛らしく、
愛しくなってしまった。
本書を読んでからだと、他の法月綸太郎シリーズが
あたたかい気持ちで読み進められそうな気がする。

そしてシリーズ全体に漂う独特の暗い雰囲気の理由も、
なんとなくわかる気がした一冊だった。

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紙の本

お父さん、がんばれ!

2002/06/09 07:46

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くゅずにえ - この投稿者のレビュー一覧を見る

有名作家の父親はある婦人から招待状を受ける。法月倫太郎独特の感性と訪問した、いわく的な屋敷。
突然起きた殺人事件はよくある密室殺人だが、そのトリックに隠された人間関係の描写が、見事だ。
月蝕荘のオーナーの変わった生活ぶりにはどこか癒される人間らしさが伺える。

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電子書籍

バックグラウンドが

2021/01/09 10:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る

バックグラウンドが説明されないまま物語が進んでいって、
結局詳細な説明はないままおわり。
本筋とは関係ないから平気だけど、
あたかも本書の前にシリーズものの作品があったかのような感じ。
これが第1作目なんだよね。

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2004/11/21 05:49

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2005/02/16 15:10

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2007/11/04 00:19

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2007/06/06 22:51

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2011/12/12 14:31

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2009/09/15 11:55

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2010/01/03 22:03

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2010/11/07 01:52

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