でんしゃ （バートンののりものえほん）

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投稿者：おこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「せんろです」「でんしゃが　はしっています」からはじまる本文は、と本当に簡潔で見事にマッチしています。時にアップで、時にロングで遠巻きにさまざまな電車たちが描かれます。ページの右から左から電車が出てきて、行き交う電車の音が聞こえるようです。背景も電車も人々も実にシンプル、太めの黒い輪郭とはっきりした色遣いで子供の気持ちをぐっとひきつけます。うちの息子はまもなく２歳。読み終わると「もう１回！」と何度もせがみます。

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投稿者：ゆうたのーと　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　１歳７か月の息子はでんしゃが大好き。この絵本を見て飛びつきました。いろいろな種類のでんしゃが出てきます。簡素に描かれていますが、美しさを感じさせます。線路、鉄橋、トンネル、駅、これもまたなんとも魅力的です。息子は踏切がとても気に入り、「かんかん」と言いつつ何度もページをめくります。
　鮮やかな色彩はとても洗練されていて、大人が見ても楽しめます。わたしは最後のスピードをあげて走るでんしゃの美しい姿に惚れ惚れしてしまいました。

　のりもの、でんしゃの絵本を探している方には文句なしにおすすめします！

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投稿者：ウッドチャック　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

電車好きな息子が赤ちゃんの頃から大好きな絵本。
ボロボロになるまで読んでいます。
絵がシンプルで、言葉もわかりやすいので素直に内容が入ってきます。
６歳になった今でも大好きな作品です。

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投稿者：まーしゃ＠Ｂ◎◎ＫＲＡＣＫ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　とっても力強い線と鮮やかな色の、シンプルな乗り物絵本です。

　特急らしい電車の絵の表紙を開くと、中表紙には線路の絵です。ページをめくると、見開きにまっすぐのびる線路。「せんろです」とシンプルな文章が添えられています。

　次のページをめくると、山あいを走る電車の絵。この場面の切り替えがダイナミック。単純な線ながら、遠近法が使われていますので、電車がぴゅうっと走っているように見えます。

　またページをめくると、今度はお客さんの顔がみえるくらいの電車のアップです。こんな調子で、この電車を中心に、すれちがう貨物列車や蒸気機関車、電車や線路で働く人々が描かれます。

　力強い線、鮮やかな色、シンプルな文章ですが、いろいろな電車を描きつつ、その役割やその周辺の人々まで描いてしまえるあたりが、ほかの乗り物絵本との違いではないでしょうか？　

　惜しむらくは、表紙の色。紙質が違うせいなのでしょうか、本文とはちがってなんとなく安っぽくみえてしまっています。

　でも、なかはとってもすてき。はじめての乗り物絵本として、ぜひ。

【Ｂ◎◎ＫＲＡＣＫ】 No.60　2000/11/15発行

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投稿者：かいぴー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

生後448日目。 我が子への読み聞かせ110冊目。 　　 図書館でおすすめされていたので、手にとった絵本。 線路、踏切、貨物列車など、電車に関係するものがたくさん出てきます。 泣いていた息子に読み始めたら、ぴたっと泣き止みました。 文にはない効果音、電車が走る音(ガタンゴトン)や、踏切がなる音(カーンカーン)を加えて読んだら、大爆笑していました。 もう一度読んでほしそうに渡してきたので、膝の上に乗せてもう一度。 ガタンゴトンと揺れながら読むのも、楽しかったようです。

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投稿者：amber　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

バートンの本は他にも持っていますが、１才半の息子のこの本へのくいつきは、そこまでではありませんでした。