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引越貧乏 (新潮文庫)
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電子書籍
太く短く生きる
2020/04/01 14:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
好きなことは絶対に我慢しないという、著者のポリシーが滲み出ています。今の時代の息苦しさを吹き飛ばすような、愛すべき無頼派作家でした。
紙の本
名残惜しい7編
2017/02/11 10:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
男と女のいつもながらの泣き笑いが描かれる。表題作脱稿後のちょうど3か月後に、著者がなくなってしまったことに運命を感じた。
紙の本
引っ越さなくても貧乏な人へ
2002/03/02 17:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:cyapppi - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名からすると実用書のような感じもしますが(色川ファンはそんな事考えもしないけど)、これはいわゆる日記です。いわゆるというのは、多分フィクションと現実の事とがまざっているから。本の中に何回も出てくる、ナルコレプシーという病気が(本人は眠り病といっている)現実と記憶と願望を行ったり来たりするらしく、「これはこうだ!」という結果を出したいなー出した方がいいんじゃないかなームニャムニャムニャアアメンドクサイ。といった雰囲気(実際)が所々出てきて、そうだそうだ、世の中そんなに切りつめて考えなくても為るようになるのだと、楽な気持ちになります。
ほかにも奥さまとの事や、吉行淳之介氏との事や興味深いエピソードが挟まれていて、実生活(といってもここでも、現実と記憶と願望を行ったり来たりしてるみたい)を知ることもできます。