紙の本
じーんときました
2015/10/26 15:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MIA - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビートたけしさんの若い頃の まだ売れる前の下積み時代のお話ですが、
苦労といっても 苦しい感じではなく、むしろ 周囲の人との温かいかかわりや人間味溢れる物語の数々が描かれていて、ジーンとしてしまいました。たけしさんのお人柄も勿論だと思いますが、深見師匠の粋なカッコよさが伝わってきて、こういう師弟関係も素敵だなと思いました。
紙の本
テレビでよく聞くネタも多い
2020/05/28 18:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のび太君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビートたけしの下積み時代を描いた小説であり、テレビでもよく聞く定番のネタもあるがそれでも面白く読むことができる。
投稿元:
レビューを見る
「あのひと」では、大学に通う北野たけし君が、大学をやめて、家を出て行ったところまでが書かれていて、もっともっと濫読をして、街を観察して、明日への肥やしを作ろうと決意をするところで終わっていて、「浅草キッド」へと導線が引かれています。
投稿元:
レビューを見る
ビートたけしが明治大学中退後に芸人になろうと浅草のストリップ劇場で修行時代を過ごした日々を綴った自伝。
しかし,主に師匠深見千三郎の人間性に記述された部分も多く,準深見千三郎伝とも言える作品。
その人間性は現在のビートたけしが重なる部分が多々あるように感じられる。
少しホッとしたいときに読みたい作品。
投稿元:
レビューを見る
祖父が浅草出身ということもあって、なんとなく手に取ってみたのですが、この本を読んでたけしさんを好きになった。師匠との関係、たけしさんを愛する浅草の街の人々、とても素晴らしく素敵に感じました。いまは大御所の芸人さんたちも出てきて、楽しいです。
投稿元:
レビューを見る
意外とおもしろかったーー
びっくりするような非常識な感じもあったけど、きっとそんなもんなんだろう。。
投稿元:
レビューを見る
浅草への愛情、浅草の人の温かさが、ビートたけしのぶっきらぼうな言葉から伝わってきてとても良かった。温かい本。
投稿元:
レビューを見る
ビートたけしの自伝。
情熱と野心持ちつつ、人生を楽しみながら前へ前へと進んでいく。
浅草という特殊な環境で人情味のある人々とのすったもんだもしかり、若い時の苦労は買ってでもしろとはよくいうものだ。
下積みというのはいつの時代もどの世界も往々にして大変で不条理で退屈なものなんだけれども、振り返ってみると何かに繋がっていたり、なにクソ根性で明日への活力になったりするのだろう。
弟子入りを断られたあとの気持ち
「こうなったらいいといわれるまでエレベーターボーイとして居座って、まいんち直訴してやろうじゃないのよ。面白いや、師匠と俺の根比べだな」
深見師匠の芸に対する姿勢
おかまメイクをしただけしに対して
「全部取りやがれ。芸人は芸で笑わすんだよ、芸で」
浅草キッド
お前と会った 仲見世の
煮込みしかない くじら屋で
夢を語ったチューハイの
泡にはじけた 約束は
灯の消えた 浅草の
コタツ1つのアパートで
同じ背広を 初めて買って
同じ形の ちょうたい作り
同じ靴まで 買う金は無く
いつも 笑いのネタにした
いつかうれると 信じてた
客が2人の 演芸場で
夢をたくした100円を
投げて真面目に 拝んでる
顔にうかんだ おさなごの
むくな心に またほれて
1人たずねた アパートで
グラスかたむけ なつかしむ
そんな時代も あったねと
笑う背中が ゆれている
夢はすてたと 言わないで
他にあてなき 2人なのに
夢はすてたと 言わないで
他に道なき 2人なのに
投稿元:
レビューを見る
舞台は昭和四十七年の浅草。
大学を中退したビートたけしが芸人になりたくて、ストリップ劇場「フランス座」の門を叩くところから始まる自伝的小説。
当時のフランス座の座長であった師匠の深見千三郎、ストリップ劇場の姐さん、裏方たちと繰り広げるドタバタ劇はコントそのまま。歯切れのいい語り口調ですすむ文章は漫才のまま。
天才と言われるビートたけしですら、この頃はもがいていた。そんな状況でも一発当てて、いつか這い上がってやるというハングリー精神を燃やし続けた。
本書を読んで強く感じさせられたことがある。それは、
「新しいことをするには、既成概念をぶっ壊さなければならない」
ということだ。何かをつくりだそうと試みる人が抱き続けるべき考え方なんだろう。
投稿元:
レビューを見る
当たり前だが「世界のキタノ」にも駆出しの時代があったんだなぁと微笑ましく読める一冊。「おいら」と語る一人称と砕けた口語体にビートたけし氏のシャイだがツボを押さえた性格が伺える。
作中の人物たちも個性豊かな面々ばかりだが師匠である深見千三郎氏の茶目っ気が光る。師匠なのに寂しがり屋でタケといのうえを待ち構えて飲みに誘う姿はなんとも可愛らしい。
本書ではたけし氏の原点である師匠と浅草への深い愛情が感じられるとともに、師匠や昔の仲間達の孤独に気付けなかったたけし氏の一抹の侘びしさが感じ取れる。
「コメディアンとして大成してやる」という強烈な想いに溢れながらもどこかほろ苦いビートたけし氏の青春記である。名曲『浅草キッド』を聞きながら読んでいただきたい。
投稿元:
レビューを見る
・買った経緯
浅草に住んでて
・買った理由
死んだ父がビートたけし好きだったから
・のこってる感想
たまにエレベーターに乗るとタップ踏みたくなる
投稿元:
レビューを見る
フィクションかと思うほど、たけしさんを取り巻く人達のキャラが特異で魅力的です。
辛くも楽しい下積み時代を赤裸々に語っていて、新たな一面を知ることができました。
テレビで喋っているのを聞いているような感覚で、全く推敲せずに書き上げたんじゃないかと思うほど、良くも悪くも独特な作品です。
投稿元:
レビューを見る
ビートたけしの芸人初期の青春時代。当時の浅草の風俗や空気、人がたけしの目線から伝わってくる。
師匠との関係性に切ない気持ちになる。
投稿元:
レビューを見る
Netflixオリジナルだから原作本しかなかった。失礼。
大笑いできるのかと思ったら。。。じっくり見入ってしまう展開だったぜ。
覚悟が違うんだな。
投稿元:
レビューを見る
劇団ひとりが監督で映画を作ったということで、原作を読んでみた。芸で身を立てるとは大変だ。しかも最近はネットで色々言われることにも耐えなければならない。昔の芸人も大変だったのだろうが、今どき芸能人になろうと思う人は凄いなぁ。