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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1994.4
- 出版社: 水声社
- サイズ:20cm/283p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-89176-292-6
- 国内送料無料
紙の本
泥の子供たち ロマン主義からアヴァンギャルドへ (叢書アンデスの風)
理性の時代=近代にあって、感性と情熱の言語=詩とは一体何であったのか。現代アメリカ最大の詩人であり、シュルレアリスムの洗礼を受けた先鋭的な文学理論家でもある著者が詩と近代...
泥の子供たち ロマン主義からアヴァンギャルドへ (叢書アンデスの風)
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商品説明
理性の時代=近代にあって、感性と情熱の言語=詩とは一体何であったのか。現代アメリカ最大の詩人であり、シュルレアリスムの洗礼を受けた先鋭的な文学理論家でもある著者が詩と近代性の矛盾に満ちた関係を詳細に説き明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
オクタビオ・パス
- 略歴
- 〈パス〉1914年メキシコ生まれ。詩人、批評家。90年ノーベル文学賞受賞。詩集に「言葉の下での自由」「樹の中へ」批評に「孤独の迷宮」「弓と堅琴」「大いなる文学者の猿」など。
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翻訳者によるあとがきの後に目次がついてる。
2024/02/12 05:48
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投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、パスが、近代詩の伝記を綴ったものです。
私たちと、パスが書くとき、そこにパスや、多くの詩人、あるいは、イスパノアメリカの人々がいるのだろうが、これを読んでる私はそこにいいない。
よそ者として、流れゆく詩の姿を追いかけていくんんですが、こっちが知らないこと・ひと・作品が出てくるんで、感想を書く資格などないのかもしれない。
名前が出てくる人々・作品は、文脈を理解する上で、とても重要というか、文章の骨格にも等しい、大事な話だ。
この本は詩と詩人について語っている。
もう一つ大事なのは、ヨーロッパの歴史。ソ連、新大陸も含め、ヨーロッパが大きな前提。
こっちも知識がないが、スペインという大国の没落や、イスパノアメリカの抱え込む歴史、そういったことについて、少し知ることができだ。なにかしら、その辺についても読み進めないといけない。
言葉で世界を編むのか、現実を編むのか、詩人というカーストが一つの種族と考えられるわけでもないのでしょうが、欧州の死の流れに、少しだけ触れることができるし、それは、消えない痕跡となる。