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紙の本
日曜の夜は出たくない (創元推理文庫)
著者 倉知 淳 (著)
神出鬼没の破天荒なキャラクター“猫丸先輩”が登場する、痛快無比のデビュー作品集! 本格、ハードボイルド風、怪談調、シリアスタッチあり、スラプスティックあり、の7編を収録。...
日曜の夜は出たくない (創元推理文庫)
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商品説明
神出鬼没の破天荒なキャラクター“猫丸先輩”が登場する、痛快無比のデビュー作品集! 本格、ハードボイルド風、怪談調、シリアスタッチあり、スラプスティックあり、の7編を収録。この本を手にする貴方に幸あれ!【本の内容】
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紙の本
シリーズ第1作!
2021/09/26 09:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yino - この投稿者のレビュー一覧を見る
猫丸先輩シリーズ1作目かつ、著者のデビュー作。バリエーション豊かな7つの短編が収録されており、猫丸先輩のキャラクターも相まってもちろんそれぞれ面白い。なのですが、実はこの7編は作中作という形であり、7編を通じて浮かび上がる、真のメッセージがあることが、2編の追加エピローグで語られますが、この真のメッセージまでも含めて各編を読み返すことで2度楽しめます。とにかく読者を楽しませよう、という作者の思いが伝わるような1冊。続編もある模様なので、是非読んでみたいと思います。
紙の本
猫丸先輩!
2018/07/04 14:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
やはり猫丸先輩しかあるまい!とにかく迷惑で行動も言動も困った人。なのに頭脳は人一倍怜悧で抜群の推理力。彼から目を離せませんよ!
紙の本
ベタなのに惹かれる
2007/05/22 16:06
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る
猫キャラクター(?)が登場するミステリー。
すでにたくさんの方が書評を書いていらっしゃるのですが
評にたがわず、猫丸先輩はおもしろかった。
小柄な体を黒いだぶだぶの上着に包み
長い前髪をふわりと眉まで下ろし
丸い猫のような目を光らせる。
年は30過ぎ。
助っ人役者、船頭のアルバイトと
様々な職業に扮して登場し、見事、怪事件を解いてみせる。
芝居がかったエキセントリックな言動で
学生時代からの友人たちにすれば伝説の変人……
なのだそうだ。
確かにそばにいたら、
うっとうしくはあるかもしれない。
でもその勝手気ままさと
どちらかというと安楽椅子探偵のような役まわりが
やっぱり猫を髣髴とさせる。
しかも七編の短編は、SF、民話、児童文学、
フリーライターの悪文など作風をばらばらにしている。
作品中に引っかかる一文があるのだが
それもトリックだったとは……。
全部の短編で気づいたわけじゃないので
単なる書き癖のようなものかと思っていた。
七編のなかでいちばんのお気に入りは
表題作の「日曜の夜は出たくない」。
人間、無関係のものをくっつけて
意味を見出してしまう。
地球は自分を中心にまわっていると
勘違いしてしまう動物だ。
そんなところが自分にもあるなあ、と反省した。
このシリーズ、続きが出ているようなので
順番に読んでいくことにする。
紙の本
一般ウケはしないのではないか
2002/07/31 23:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やすみつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あー、これはダメだ。本格ミステリマニア好みの内容なんだろうか。
ひとつひとつの短編はそれなりだったが、最後にそれらをまとめた謎解きというのが、全く受け付けない。さらにこんな仕掛けもこんな仕掛けも、と言われても、言われなければ絶対誰も気が付かないような、込み入った種明かし。これ、楽しいのか?
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エキセントリックな言動が魅力
2002/03/25 21:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:郁江 - この投稿者のレビュー一覧を見る
猫のように丸い目と細身の体にダブダブの上着。エキセントリックな言動さえ魅力に変える猫丸さんが探偵役のミステリー。
タイトルからして意味深ですよね。何で日曜日の夜に出たくないのか、その理由は本を読んだ人だけが知ることができます。
ラストにはやられたという仕掛けが本のいたるところに隠れています。短編集なのでとても読みやすいですよ。
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猫丸先輩の個性が良い
2002/01/19 19:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:真泰 - この投稿者のレビュー一覧を見る
“猫丸先輩”の推理が光る全7編の短編と、「メッセージ」と「蛇足」の2編が収録された短編集。
多くの推理小説には、個性的で魅力的な名探偵が登場します。本作に登場する名探偵”猫丸先輩”もまた例外ではありません。本名不明、仔猫みたいなまん丸い目をした童顔で小柄な彼は、好奇心旺盛で、何にでも首を突っ込みたがる飄々とした人で、見ていて飽きません。
7つの短編の後に、「誰にも解析できないであろうメッセージ」、「蛇足——あるいは真夜中の電話」という2編が収録されていて、、これを読んだ後に、この本の本当の凄さが分かります。ただ、隅々まで練られて書かれてはいるけれど、個人的には練り過ぎて少し諄く感じました。でも全体的には素晴らしい推理小説でした。
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最後に秘密が…
2001/12/14 18:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TAIRA - この投稿者のレビュー一覧を見る
伝説の変人「猫丸先輩」を探偵とする、全7編の短編集。しかし、ただの短編ではない。何かの暗号、もしくはメッセージが隠されている。でも多分これを解ける人は、いないのでは?
7編の短編はテンポよく読むことが出来るが、あっと驚くようなトリックはない。しかし、最後に書かれている「誰にも解析できないであろうメッセージ」と「蛇足─あるいは真夜中の電話」には、驚かされるであろう。こんな謎があったのかーと思わず読み返してしまう。デビュー作ということもあって、凝った構成になっている。
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オススメです!
2001/10/09 14:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かずね - この投稿者のレビュー一覧を見る
小柄で童顔で猫のようなまん丸お目めをした猫丸先輩が事件を解決していく連作短編集です。中には、猫丸先輩が登場するまでの部分が読みにくい物もありましたが、飄々とした、そして茶目っ気のある 人柄の猫丸先輩が登場するとぐいぐいと引きこまれてしまいます。そして、とても読んでいて面白いのです。7つの短編集が収められています。とてもよかったです。オススメ!