「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
仔牛の春
著者 五味 太郎 (作)
春が来ます。雪が溶けます。土が顔を出します。草が芽をふきます。夏がきて、秋がきて、冬がきて、雪が積もって…。そして、また春がきて、角が生えました。仔牛の成長をイメージ豊か...
仔牛の春
仔牛の春
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
春が来ます。雪が溶けます。土が顔を出します。草が芽をふきます。夏がきて、秋がきて、冬がきて、雪が積もって…。そして、また春がきて、角が生えました。仔牛の成長をイメージ豊かに描く。リブロポート80年刊の再刊。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
五味 太郎
- 略歴
- 〈五味太郎〉1945年東京都生まれ。桑沢デザイン研究所ID科卒業。工業デザインの世界から絵本の創作にはいり、ユニークな作品を数多く発表。作品に「なくしたものみつけた」「むかしのこども」ほか。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
日本の命の営みの縮尺版絵本
2022/09/18 12:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ルリノツキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
仔牛の背中に四季が訪れます
そんな夢のある四季の描き方
みずみずしい感性を生み出せる作者なんでしょうね
幼い子供も不思議とも思わずにごく当たり前のように受け止められます
仔牛という命の上に四季や人間の営みという命が乗って
時間がゆっくりと経過していきます
日本の命の営みの縮尺版です
ファンタジーの枠に収まらない気持ちのいい夢の世界です
紙の本
盛り上がりにはかけますが、ほのぼのあたたか絵本です
2002/07/15 20:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
春がきて、雪がとけ、土が顔をだし……。
一年がすぎてゆく様子、それとともに牛が成長してゆく様子が、あざやかに描かれた絵本です。
最初は牛を描いていたのに、牛の背中に土が顔をだし、草が芽をふき、いつのまにか、牛の姿はページから見えなくなり、一面野原の絵になります。
野原には、風がふいたり、嵐がきたり、雪がふったり。
そして、雪がとけて春がくるころ、真っ白だった地面は、いつしか牛の背中に戻ってゆくのです。
カラフルな色使いが、とてもすてきです。
無表情に見える牛も愛らしく、その成長がほのぼのとうれしく感じられます。
少し盛り上がりにかける気もしますが、時の流れと、牛の成長とを、ともに感じられるように創り上げているところは、さすが五味さんです。
牛は最初と最後にしか出てこないのに、ずっとその成長を見守っていたような感覚をうむ、ふしぎな絵本です。
紙の本
色の祝祭。
2002/06/23 12:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:本箱屋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
鮮やかなピンクの表紙が印象に残る仔牛の絵本。
生まれたことを思わせるピンク。
生の力強さの黄色。
育ちゆく緑…。
氏の絵本にはいつも、色の祝福が感じられるのだが
とりわけ季節に愛でられている…という気がする
仔牛の1年を抱きしめる絵本。
紙の本
仔牛の成長と季節の移り変わりを描いた絵本
2000/12/09 13:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かれん - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルが漢字なので、小学中学年以上かな…と思っていました(^^;
でも、中身の文字は一行ずつなので、幼児にも充分読めます。
雪が解け、生まれたばかりの仔牛の背中に模様が現れました。
その黒の模様から、草が芽をふき、花が咲きます(^◇^;)
仔牛の背中のはずなのに、そこは、まるで大地。
夏には草が茂り、子供たちも遊びます。
ちょっと不思議…でも、四季はこのように移り変わり、一年なんてあっという間です。
背中に草の匂いを感じ、秋風が吹き、積雪、そして、雪解けの頃には仔牛も一つ大きくなります。
仔牛の成長と季節の移り変わりを描いた絵本。