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- カテゴリ:幼児
- 発行年月:1999.7
- 出版社: こぐま社
- サイズ:27cm/1冊
- 利用対象:幼児
- ISBN:4-7721-0153-5
紙の本
カブトくん
著者 タダ サトシ (作)
冬のある日、昆虫大好き少年こんちゃんが森で見つけた巨大な幼虫は、夏になるととても大きなカブトムシになりました。自分と同じくらいの大きさのカブトムシがいたら…。子どもの頃の...
カブトくん
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商品説明
冬のある日、昆虫大好き少年こんちゃんが森で見つけた巨大な幼虫は、夏になるととても大きなカブトムシになりました。自分と同じくらいの大きさのカブトムシがいたら…。子どもの頃のそんな夢をかなえた絵本。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
タダ サトシ
- 略歴
- 〈タダサトシ〉1968年東京都生まれ。多摩美術大学絵画科卒業。子どもの頃から昆虫が大好きで、自分で飼育したり、絵や工作で表現したりして楽しんでいた。「カブトくん」で絵本作家としてデビュー。
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紙の本
虫と遊ぶ楽しさを知らない子たちに…
2007/09/09 10:32
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hamushi - この投稿者のレビュー一覧を見る
二歳半の娘が、そろそろお話の絵本を楽しめるようになってきているので、語り聞かせにちょうどいいものはないかと探していて、この本に出会いました。どういうわけだか、娘は昆虫が大好きで、この夏もずっと、大きなカブトムシがプリントされたシャツを好んで着ていたほどだったので、この絵本をひと目見て気に入っていました。
こんちゃんが森で見つけたカブトムシのカブトくんは、ケタはずれに大きな幼虫でした。こんちゃんは、カブトくんを家に連れ帰って羽化するのを待ち、成虫になったカブトくんと、かけがえのない一夏を過ごし……そして別れます。
絵本は、こんちゃんとカブトくんとの心の交流だけでなく、昆虫の生態や体のしくみなどを、ふれあいの描写のなかでそれとなく、けれども正しく教えてくれています。絵本を作る人のあたたかなまなざしが、子供たちと虫たちのそれぞれに、同時に向けられているのを感じます。
虫たちの命は、とても小さくてはかないけれど、世界がすこやかでさえあれば、彼らはきっとまた戻ってきます。虫と接する機会の少ない都会の幼い子供たちに、この絵本は貴重なことを伝えてくれることでしょう。
紙の本
大きい!
2016/01/29 11:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間サイズのカブトムシと友達になる男の子のお話。
このサイズにはびっくりした。
虫好きな子はこういう妄想をするのかな。
うちのこは女の子ですが気に入ったようです。
紙の本
お気に入り
2018/11/06 17:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
カブトムシ大好きな息子のお気に入りです。
人間と同じぐらい大きく育ってしまうのですが、一緒に遊べて楽しそう。
夏にヘビロテで読んでいる絵本です。
紙の本
虫と子供のやさしい世界
2018/07/06 11:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まもり - この投稿者のレビュー一覧を見る
こりゃ大きすぎるだろう…と大人の私はちょっと引いた巨大カブトムシの幼虫を持ち帰って育てるこんちゃん。大きすぎる幼虫は、想像通りそりゃあそれなりの大きさのカブトムシの成虫になってくれます。
色鉛筆なのかな?で、丁寧に丁寧に描かれたイラストと、それぞれを思いやるこんちゃんとカブトくんの友情がとても可愛らしくて、読み終えて気持ち良い夏の夢が見られそうな絵本でした(^^)
紙の本
「こんな大きなカブトムシがいたらいいなあ」昆虫好きな子どもの夢ですね
2001/04/11 00:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:がらがらどん - この投稿者のレビュー一覧を見る
虫が大好きなこんちゃんは、ある日、森でとても大きなカブトムシの幼虫を見つけました。幼虫、さなぎ、成虫。カブトムシはどんどん成長していよいよ土から出てきました。カブトムシが土から出てくるのをとても楽しみにしていたこんちゃんはもう大喜び。このカブトムシにカブトくんという名前を付けました。
一緒に遊び、一緒にお風呂に入り、一緒に寝ます。こんちゃんとカブトくんは大の仲良しです。しかし、夜が大好きなカブトくんはこっそり夜の散歩に出かけこんちゃんを心配させたりもします。
ある日、カブトくんはこんちゃんに「森に帰りたい…。」と告げます。こんちゃんはしばらく考えました。ずっと一緒にいたい、でも…。こんちゃんはカブトくんを生まれた森に返そうと決心します。森につき、樹のしるをうれしそうにのむカブトくん。「カブトくんは森にいるのがいちばんだ。」そう思ったこんちゃんは小指を差し出しゆびきりげんまん。
「ここにくればまた遊べるよね」
「もちろんさ。また、一緒に遊ぼう」
2歳の我が子はこのお話が大好きです。「こんなふうにカブトムシと遊べたらいいなあ。」そんなことを思いながら聞いているのでしょうね、きっと。
作者のタダ サトシさんも子どもの頃から昆虫が大好きだったんですって!やっぱり!!