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紙の本
ループ (角川ホラー文庫)
著者 鈴木 光司 (著)
世界的に流行するガンウィルスの謎を解くため、バイクでアメリカの大地に乗り出した。そこで見たものは人類が未だ到達しえなかった究極のビジョン。リング・らせんに続く三部作の完結...
ループ (角川ホラー文庫)
ループ
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商品説明
世界的に流行するガンウィルスの謎を解くため、バイクでアメリカの大地に乗り出した。そこで見たものは人類が未だ到達しえなかった究極のビジョン。リング・らせんに続く三部作の完結編。【商品解説】
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紙の本
「リング」の秘密
2002/07/16 23:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:scarecrow - この投稿者のレビュー一覧を見る
よく漫画などである「○○の秘密」って感じ。要は「リング」、「らせん」で残った秘密全てバラします企画。ホラーでもSFでもサスペンスでもない。ただ単に辻褄合わせのために延々と主人公青年の冒険記が描かれている。ちなみにこの主人公には秘密があるのだが、その秘密もなんだかこじつけっぽくてがっかり。ラストもなんだか釈然としない終わり方。はっきり言ってこの一作のせいで「リング・ワールド」の値打ちがガクンと下がった感じがします。
残念ながらちょっとお薦めできない内容ですね、どんなにこじつけっぽくても全ての謎に決着を付けたいと言う方だけが読めば良い作品です。
紙の本
ホラー作家、鈴木氏が贈る最高の作品です。
2016/10/19 09:11
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ホラー作家で有名な鈴木氏が贈る傑作です。内容は、医学生の馨にとって家族はかけがいのないものでしたが、ある時、彼女の父親、彼女の恋人が次々に新種のガンウィルスに感染していきます。一体、感染源は何なのか?そしてその病気の治療法は?人類存亡の危機に立たされた中で、一体、私たちはどうなっていくのか。最初からハラハラドキドキの連続です。
紙の本
涙の大団円
2002/07/30 21:53
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投稿者:奥原 朝之 - この投稿者のレビュー一覧を見る
リングシリーズ第三弾。堂々の完結である。
リング、らせんを読み終えた直後は夜だった。翌日本屋が開くまで悶々と過ごしたことをよく憶えている。しかし翌日は仕事だった。終業までまた悶々と過ごした。終業とほぼ同時に本屋へと向かった。
あっという間に読み終えた。リング、らせんを通しての謎が一気に解明されていく。その展開が非常に心地よかった。
ループ。この言葉の持つ意味は大きい。それが何なのか。自分の目で確かめて欲しい。最後は涙の大団円である。ちょっと切なかった。
紙の本
創りだされた者
2002/06/10 20:14
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投稿者:くゅずにえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者のあとがきにあるように、前作らせんとのリンクは
少々苦しい。しかし、仮世界と現実世界の境界が
あやふやに感じられてくるのは、作者の執筆力の賜物だろう。
主人公のラストシーンはある意味、悲観的ではあるけれども、
高山との性格差がDNAだけに支配されてないところが
興味深い。英知という点では同質であるが。
電子書籍
SFだったのね
2013/10/15 09:40
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投稿者:やきとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
これも評価が分かれた作品。「らせん」で擬似科学へ話の方向性を振ったためではあるが、完璧にSFへシフトした内容になっている。今読んでも面白いが、ホラー好きには裏切られた感があったのか、従来のファンからはあまり評価が良くなかった。昨今、投げっぱなしになる作品が多い中できっちり結末まで描いた作者の誠実さには脱帽。SF好きなので結構この結末は好きだ。
紙の本
リングラセンの続編だと思うとあんまり面白くないかも
2002/07/22 21:57
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投稿者:優樹O - この投稿者のレビュー一覧を見る
リングシリーズだとは思わずに読んだほうが楽しめる。なぜならリングラセンの続きを描いたと考えると説明に無理を感じてしまうことが多いからだ。ふつーのSF詳説として読むならそれなりに。この設定とか好きだし。ありがちだけど。
紙の本
ループ
2001/05/09 22:49
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投稿者:hiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
「リング」「らせん」と続いた3部作の完結編。1作目の「リング」を読んだ時は、不幸な超能力少女の怨念がビデオテープに宿り、それを見た者を呪い殺すという発想に少なからず衝撃を受けた。少女の過去を暴く謎解きの興味と、呪いによる死期の迫った主人公の追いつめられた心理描写の巧みさで一気に読ませる、一級のエンターテイメントだと思う。次作「らせん」では、主要なテーマが前近代的な「呪い」から、極めて先端的な科学の分野であるウィルスやDNAへと転換する。この変化はまた、1作目で注目された「貞子の呪い」の単なる続きではない、全く新たな分野に挑戦した作品としての位置を明確にしていて、好感を持ったものだ。
そして完結編としての「ループ」。結論から言えば、「読まない方が良かった」というのが正直なところだ。「らせん」以後の混沌とした世界を、どのように収束させていくのか(あるいはどれだけ混沌が深まるのか)という興味で、首を長くして待った完結編だったのに……。発想の更なる転換、飛翔と言えば言えるのだろうが、これは「呪い」から「ウィルス」へという発展とは、少しレベルが違うのではないか。私には困難な問題からの逃避のように、思えてならない。
紙の本
ループ
2001/10/09 20:04
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投稿者:真 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「らせん」が思ったより面白かったので読んでみたら、期待はずれだった。というか「そりゃないだろう」としか思えないまとめ方にがっかり。ストーリーもつまんない。「リング」「らせん」を踏み台にしておきながら、面白さでは前ニ作にすら劣る作品。
紙の本
神学的世界・その他
2001/02/17 16:22
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投稿者:オリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書で高次世界とこれに包摂される下位世界、リアル・ワールドとヴァーチャル・ワールドとのカテゴリー違反的な交錯が描かれていたのには、「神学的」と形容してもいい興趣を味わった。──ディジタル化された情報世界(人口世界あるいは物語世界)から生身の身体でもって経験される物質世界(現実世界)への超越すなわち「神化」と、後者から前者への内在すなわち「受肉」。
そして、このような「交流」を可能にするものは、一つは電話という古典的技術であり、いま一つはNSCS(ニュートリノ・スキャニング・キャプチャー・システム:ニュートリノ振動を応用して脳の活動状態から心の状態・記憶も含めた生体の全分子構造をたちどころに把握する装置のこと)なる二一世紀の技術なのだが、このあたり、人格の復元をめぐる「科学的」根拠が示されていてとても面白かった。
──情報(DNAとか神話とか福音とか)による物質の生成あるいは物質の情報への変換による世界創造(「情報神学」もしくは言語[ロゴス]=物質論?)と、電流現象としての意識あるいは電子的自己による世界認識(「神経哲学」もしくは独我論的自由意思論?)。
余談ついでに悪乗りすると、『ループ』には、無文字の北米インディアン社会において口承民話が果たす機能への意味ありげな言及──「人格」の保存と伝達と再生(すなわち輪廻転生?)のための究極のソフトウエアとしての「物語」──とか、現実世界がさらなる高次世界(可能世界)に包摂されていることの示唆とか、まだまだ発掘すべき(「遊ぶ」べき)要素がふんだんにちりばめられている。
紙の本
壮大な物語
2024/03/31 22:56
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投稿者:ふるかわぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後まで、読むと、ああそうなるのか。そうつながるのかと。
リングとらせん。にはあってループには出てこない書き方があったので、読みながら気になってはいたが、途中まで、だからこれを書かなかった。合点がいった。
電子書籍
ループ
2020/01/20 13:32
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホラーではなくSFになっています。リングの世界がなんだったのかが分かりますが、もう別ものとして読んだほうがいいです。
ですが、おもしろいです。
紙の本
リングシリーズの第3巻
2018/12/31 19:47
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前2作の世界が仮想世界と判明するまさかの展開。
自分としてはリングの世界の生々しさが薄れてしまったように感じてしまった。
その印象が強かったせいか話に入り込めなかった。