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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.9
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波文庫
  • サイズ:15cm/460p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-311522-8
文庫

紙の本

科学者の自由な楽園 (岩波文庫)

著者 朝永 振一郎 (著),江沢 洋 (編)

科学者の自由な楽園 (岩波文庫)

税込 1,045 9pt

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みんなのレビュー15件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (8件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

教養の書

2016/12/09 13:44

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ももたろう - この投稿者のレビュー一覧を見る

岩波文庫にこの本があるのは当然のことだ。

ノーベル賞受賞者はどの人も素晴らしいのだろうが、
やはり、科学の分野の人は文句なしに素晴らしい。

戦前戦中戦後という激動の時代は物に餓え、学問をする環境に餓え、あらゆるものに飢えた時代だった。
それを生き延びて、その貧しい環境でも学ぶことへの執念を燃やした朝永振一郎は湯川秀樹とともに、賞賛されるべきだ。

今ではインターネットが普及し、計算は機械任せ、データ処理も機械任せ、文献収集も機械任せ、果には、コピペして論文を出す者が多数いる。
それがマスコミを賑わす、なんという情けないことか。

本物の教養とは、強い信念と誇りに基づく自己の鍛錬からしか得られない。

「今の子ども」「今の学生」と朝永振一郎は論じている。
それぞれ昔と比較すると、いい面も悪い面もあるが、
やはり、本来の日本人の美徳がなくなってきたということだろう。

1970年台の初めの文章に「情報過多のこの時代」とあるが、
もし、朝永振一郎が今を生きていたら、どういうだろうか。
屑のような情報ばかりの中から、本当の真実を見つけることは難しいことであるが、体に真の教養が蓄積されていれば、本当に価値あるものだけが光って見えるのかもしれない。

朝永振一郎は尊敬する人の一人である。

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紙の本

本物の教養人とはこういう人

2016/01/31 11:00

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ミカちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

朝永振一郎という名は知っていたが、こんなに魅力的な人だとは知らなかった。
頭脳明晰なだけでなく、教養が深く、科学の発展に尽力しようとする志のある人だ。
同世代の湯川秀樹氏と自身を比較し、しばしば、湯川は天才だが自分はそれに及ばないというような謙遜ととれる評価をしているが、決してそんなことはない。いや、本物の才能を持つこの人だからこそ謙虚に湯川氏の偉大さを認められるのかもしない。
この人は科学についても決して尊大な態度を取らない。
科学の道を志す人に是非読んでもらいたい。

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紙の本

この本を読んでいると、何だか田中さんて言う人だけがおかしいわけじゃあない、ノーベル賞をとる人はどこか変わっているんだ、と納得するね

2003/04/02 20:13

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

下手の横好き、めくら蛇に怖じずとでもいうのだろうか、易しい科学エッセイとか誰にでも分る数学という謳い文句の本をみると、買いたくなる。そして、読んで後悔するのもこれらの本。知りたいという欲求と、理解力との間の大きな溝。といっても、科学者や数学者が書いた自伝やエッセイは、哲学者のそれと違って不思議なくらい読みやすいものが多い。朝永振一郎のこの本も、そういう一冊だ。

全体として、病弱だった幼年時代から大学生活にかなりの頁が裂かれている。正直、何でこんなに体が弱い人が長生きし、ノーベル賞をとるまでになったのか不思議なくらい。また戦前、俊英が集ったという理化学研究所への朝永の度重なる言及に、日本の物理化学の青春時代への熱い思いを感じる。そしてノーベル賞の授与式の様子や講演旅行、バッキンガム宮殿での悪戯。今の私たちには、田中さんという格好の人がいるため、この本の記述が本当に身近に感じられる。

この本で感心した逸話が、オランダのゾルデ海の水防計画。海にダムを作るというのは世に疎い私には初耳、1918年にその検証のために、あの有名な物理学者ローレンツを委員長に起用したというから凄い。理由は、万一堤防の高さの設定を間違えれば無駄な予算を使い、逆の場合には国民へ計り知れない被害を与えるからだという。北方のワッデン諸島とダムとの潮位の計算に八年の歳月をかけ、その計算の正しさは暴風時に証明される。オランダ人のこの時間の使い方に感心する。しかし、そのダムは今もあるのだろうか。写真くらい載せて欲しかった。

「安全だから安全」「必要だから必要」という一言で推進されてきた現代日本の国家事業のあり方を思うと、彼我の姿勢のあまりの違いに言葉も無い。なんと言っても80年前の話なのだ。湯川秀樹博士との核問題への取り組みも、抑止論という政治家のことばに乗せられてしまう各国の物理学者たちの未熟な議論を描くことで、その限界と真摯さを教えてくれる。ここらは、ブッシュの好戦的な言葉に踊る自民党の発言と絡めてみれば、リアルタイムで面白い。年下の湯川秀樹の傍若無人ぶりは、ご愛嬌かもしれない。

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紙の本

重要な問題の本質をズバリと抽出しているエッセイばかり

2000/11/09 12:20

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐倉統 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 もちろん直接会ったこともないのだが、朝永振一郎には何となく漠然と好感をいだいていた。その印象の拠って来る所以が、このエッセイ集を読んでよくわかった。専門分野に限らない幅広い教養、相手のことを慮る優しさ、誠実さと謙虚さに裏打ちされた知性、心地よいユーモア。
 おさめられたエッセイは、書かれた年代も1950年代から最晩年の1970年代末にまで及び、話題も物理学者の横顔から理科教育、科学と社会の関係、さらには紀行文と幅広い。しかし、何十年も前に書かれたものであるにもかかわらず、その内容は今なお新鮮で、重要な問題の本質をズバリと抽出しているものばかりだ。たとえば、知的好奇心をのばす教育の重要性を強調したり、科学と科学者が独善に陥ることを鋭く戒めたり、科学ジャーナリズムのあり方に苦言を呈したり。そのどれもが、今日でもそのまま通用する。朝永の慧眼を讃えるべきか、問題点を指摘されながら変わることのない社会の蒙昧を責めるべきか。
 ぼくがとくにおもしろく読んだのは「ゾイデル海の水防とローレンツ」。オランダの理論物理学者ローレンツが、ダム建設の影響を測定するプロジェクトを指揮した顛末が紹介されている。基礎科学は土木事業においても必要不可欠なのであり、そのことを喝破してローレンツを起用したオランダの政治家と行政の懐の深さは称賛に値する。このプロジェクトは、なんと8年もかかって困難な計算と予測を成し遂げ、暴風雨でも破られない堤防を、予定よりはるかに低廉な費用で可能にしたのだった。科学は社会のインフラなのである。

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2007/02/01 14:14

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2008/08/15 00:10

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