- 販売開始日: 2011/10/25
- 出版社: 徳間書店(Chara)
- レーベル: Chara comics
- ISBN:978-4-19-960118-7
カルバニア物語(61)
著者 TONO
「えー!? 女王陛下が急病!?」カルバニアの国をあげての重要な記念式典当日。女王タニアの突然の欠席に、王宮は大混乱! 誰もやりたがらないタニアの代役を、なぜか買って出たの...
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商品説明
「えー!? 女王陛下が急病!?」カルバニアの国をあげての重要な記念式典当日。女王タニアの突然の欠席に、王宮は大混乱! 誰もやりたがらないタニアの代役を、なぜか買って出たのは宮廷嫌いの公爵ライアンだった。エキューも知らない二人の秘密の関係とは…!?
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「女性」
2023/06/28 11:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
再読レビュー
(以前は紙ベースで読んでいました)
示唆に富んでいる作品だと、今再び読んでも思います。
この巻は「女性」ということが強く出してきていたと思います。
エキューの存在はもとより
女王タニアの話(ライアンとの関係)
フランの母リアンダの話(カフとの関係・ハイゼン侯爵との関係)
そしてシルヴァーナ
彼女の血塗れの靴と靴下がすごい印象的で鮮烈でした。
血塗れの足で綺麗な笑顔で立っているシルヴァーナに
やはり今回も打ち震えるような気持ちを鯵合せてもらいました。
リアンダとフラン
2017/09/14 20:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
縁の薄かった親子の初対面同然の再会。あれが親子のただ一度の対面だと思うとどうしようも無く切ない。エキューの言葉にリアンダが救われたならいいけど。
日常のふと考えることがあるような
2002/02/20 14:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人がいるだけでそこには話が、ドラマがある。それを穏やかに、色んな種類がつめられているカルバニア物語。今回のメインはバスク領主の息子フランと、小さい頃フランを捨ててどこかへ行ってしまっていた母親、リアンダの話。
リアンダは美人だけれど、どこか冷酷で我がままのようにうけとられていた。そんな彼女を理解し、彼女にも涙があることを知っていたのはバスクに仕える家臣の1人、カフだけだった。だから彼女はカフに子供を押し付けるようにし、1人家をでていった。リアンダも、たまにその子供を思い出して、誰からも愛されずに育ったのではないかと想像し、泣くこともあった。だけれどそれは悲しい小説を読んで流すような、勝手な涙、と彼女はちゃんと自分のしたことを分かってもいた。結局、エキューや、元旦那でありバスク領主であるタキオも絡み、フランとカフは母親に会うことになるが…。
今回この話で私が印象に残ったのは、エキューの言葉というか、価値観だ。「私は人も獣もあやめるバチあたりな人間ですが、自分の命がいつか終わるってことを思うと時々たまららない」そう述べた後で彼女は言う。「だけれどそんな時は母を思うんです。顔も知らない母ですが、彼女の所にいくのかと思えば、少しは心がやすらぐ」。
この漫画で、それぞれのキャラがもつ価値観に触れてみるのもいいんではないだろうか。オススメです。