二重螺旋 (キャラ文庫)
二重螺旋
紙の本 |
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紙の本
歪んだ愛のカクテル
2002/07/30 00:00
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミントティー - この投稿者のレビュー一覧を見る
父の不倫、置き去りにされた家族、少しずつ歪んでいく家族、そしてバラバラになっていく。兄の雅紀の激情を拒めなかった尚人、甘いささやきと怖い仕打ち、兄を失いたくない気持ち・・・。
すごく閉塞感のある雰囲気で濃厚な空気が漂っていてこれぞ耽美という感じです。歪んだ愛のカクテル的小説です。おすすめです。
紙の本
背徳。
2001/07/09 02:03
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カヤコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは、昨今流行りの明るいボーイズラブではなく、重いシリアスジュネ作品という感じです。
家族を捨て、愛人の元へと走った父親。物語のメインは残された母と4人の子供達の中の、長男雅紀と次男尚人です。
父親がいなくなってからはじまる、父の代わりを求める母親と雅紀の近親相姦や、その母親の死後、酔った雅紀が理性をなくして弟である尚人を強姦し、その後も続く関係などに救いはなく、長女が家を出て以来健気に家事をこなす尚人が酷い目にあってばかりで可哀想になったりするのですが、長男・雅紀の気持ちもよくわかり、出来るものならば尚人が雅紀を好きになって二人とも幸せになれないものかと思いました。私には「以下続巻」的なラストだったので、是非続きを書いて欲しい作品です。
読んでいて楽しいボーイズラブもいいのですが、昔からこのジャンルの本を読んでいるものとしては、やはりこういうシリアスな『JUNEもの』もなくならずにいて欲しいと思います。
電子書籍
コミックスから来ました
2022/12/23 22:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うさぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る
コミックスを読んで、続きが気になり来ました。
1巻の後書きが平成13年でビックリ!そんなに長く続いているんですね…小説の表紙とコミックスが同じ作家さんだけど、どおりで絵柄が違うわけだと納得。
ちょっと時代を感じる内容だったり、最初の方は独特な言い回し?(書かれていないエピソードが急に回想シーンとして書かれていたり…私が読み飛ばしているだけ?)があったりしますが、コミックスじゃ読み取れない感情や、何より続きが読めて満足です。
限定価格だったこともあり、最新刊まで一気読みしてしまった…発売は年1ペースなのかしら…
紙の本
ド・シリアス
2015/10/25 15:13
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぶーにゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
兄弟近親相姦モノですごく重い。最初の仲の良い家族の風景がその後に起こる家族の崩壊をより際立たせています。所々の文章が独特過ぎてイラッと来ますが頑張って読み進めて下さい。物語として本当に面白いです。中心になる兄弟の周りの人間たちについても迫っていてまた作品の世界観にどっぷり浸かれます。
紙の本
シリアスかつドロドロがお好きならば。
2002/05/27 20:58
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:miyagiaya - この投稿者のレビュー一覧を見る
平凡だが円満な、6人家族。そう信じていたものが、父親が愛人を作って家を出たときに少しずつ崩壊し始めた。精神に異常をきたし、長兄を自分の恋人だと思い込んだ母親は、息子の雅紀との関係を娘に知られて自殺する。タブーを冒したせいで変わってしまった兄は、尚人に偏執的な執着を抱くようになり…。
色々な意味でインパクトのあるお話。小さないざこざはあっても機能していた“家族”としての絆がどんどん歪んでいく様子が、読み手の不安を煽る。その不安定なあやうさには、サイコホラーを見ているような印象を受けた。その後の展開の見えなさが、個人的にはツボでした。
それにしても、こんな所で終わるのか…!と思っていたら続編が出るとか。シリアスかつドロドロの人間ドラマがお好きな方はぜひ。
電子書籍
1巻
2021/02/14 20:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画を読んだことがあり、小説が原作と知り購入しました。
まさきはしょうがなく母をって思ったんですが(最初からナオが好きなんだと)違ったみたいですね…
ゆうたはどっち目線なのかとか、さやねえはもう出てこないんだろうか。
また家族として一緒になることはないのかとか色々考えちゃいました。
電子書籍
JUNEものぽい
2021/09/30 21:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
どこにでもあるような明るい家族が壊れていく様は恐怖さえ感じた。
長男でさえまだ子どもといっていい年齢なのに、長男と言うだけですべてを背負ってしまった雅紀が壊れてしまうのも無理はないのではないか。
父親が突然家族を捨てて出て行ってしまい、母親は壊れて自分と父親を錯覚して縋りつき、それを弟妹に見られ責められる。
誰にも相談することさえ出来ず益々壊れていく家族に追い詰められ、唯一自分を慕ってくれていた弟に・・・。
それにしても年少の子どもだからと言って末っ子の甘えた根性は気に入らない。
長女の気持ちも分かるが「死んじゃえばいい」の言葉が母親の背を押したのは間違いないと思う。
なんかどちらを向いても救われない気がするのだがこの先幸せは彼らに訪れるのだろうか。
電子書籍
シリーズ1
2016/03/19 12:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマCDで、興味を持ったので、読んでみました。
吉原さんの本は、何冊か読んだことがありますが、表現が難しかったり、句点が思わぬところにあったりと、少し難しい印象があります。
でも、ドラマCDでは、ほぼ、尚視点だったのが、いろいろな人の視点で、語られているので、より深くストーリーを理解することが、出来ました。
紙の本
逃げ場のない感情の行方は最後はどこへ向かうのか
2001/07/11 16:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tousen - この投稿者のレビュー一覧を見る
父親の不倫から平凡だった日常が一転して出口の無い螺旋の渦に巻き込まれていく。
家族を繋ぎ止めようとして壊れてしまった長男の雅紀が執着を示したのは弟の尚人だけだった。最初がありふれた日常であればあるほど、雅紀が良いお兄ちゃんであればあったほど、逃げ場のない感情に押しつぶされて行く雅紀のモラルの崩壊が悲しい。
雅紀に救いはやってくるのでしょうか。ハッピーエンドには程遠いラストが後を引きます。
紙の本
やりすぎな印象
2017/07/13 21:54
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
やたらショッキングな要素をぶち込んできたなあという印象を受けました。やりすぎな感じでどうも受け付けませんでした。
電子書籍
挿絵は?
2020/10/23 20:10
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夜篠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
もうすぐ最新刊が発売されることもあり、機種変更したスマホで読み返していたら違和感が…。
あれ?挿絵は?挿絵は何処に??
以前のダウンロードしたものを見るとやはり挿絵はある…。
調べてみると、9巻まで挿絵がなく、10巻から挿絵がある模様。
4巻の巻末漫画も消えてました(別で販売開始したから??
購入した時になかったならまだしも、後から消えてるのはショックです…_(:3 」∠)_
復活求む!